Sunday, July 31, 2011

キャロルを見送る

あ〜〜ァ、ついにキャロルがコンゴを去ってしまった。 思えば3月27日に私とジムがキンシャサに到着して以来、18週間、おかしな共同生活が続いたわけだ。

半年の契約で本当なら6月の10日に契約が終わる予定だったのだ。 が、予想していた状況とは違う展開になってしまい、キャロルの契約は7月末まで延期になった。キンシャサを心の底から嫌っていたのにだ・・・.

このポジション、Liaison <リエゾン>といって、連絡係なんていうと簡単そうだが、どうしてどうして、NGOと代表としてミーティングに参加しプロジェクトの近況報告をしたり、この先のプロジェクトのパートナーを探したり、それをレポートにして本部とジムに送ったり......と大変な仕事内容なのだ。 彼女は自分のキャリアの為に背伸びしてこのポジションを受けたが、この町キンシャサがどれだけ彼女をノックアウトしたか、容易に想像がつく。

私達が到着する前の数ヶ月、彼女は1人でこの町で泣きながら頑張ったそうだ。 思っていた仕事内容とは全く違ったし、おまけにイミグレーションの手続き、キンシャサでしかできない出向者のビザ手続きを全部任されてしまうというおまけまでついてきて.....。賄賂と嫌がらせ、どんなに本人が完璧に準備し、スマートに仕事を済ませようと頑張ったところで、何もかもが一筋ならではいかない。 彼女は自分に厳しい人なのでダメージも倍。

が、彼女はファイターだった。 イミグレーションの嫌がらせにも真っ向から立ち向かい、夜の9時まで粘ってビザの手続きを見届けたり、般若のような形相で、レンタカーのオーナーに怒鳴り込んだり・・・・・色々ありましたっけ。 

私のベビーシッターもね・・・・。

彼女とは喧嘩もしたけど、私が一緒に生活するようなった事が、この町で一番ラッキーだったことだって言ってくれた・・・・泣かせるね・・・・。 ギブ&ギブ&ギブ&テイク 20%くらい私は彼女にギブしたかな? 

彼女の怒りを聞いてあげたし、(理解できなくても・・・)時々ご飯作ってあげたし、一緒に笑い転げたし・・・・・。  

今、彼女は飛行機の中。 レバノンでフィアンセが待っている。 戦い抜いた女性戦士のようだったキャロル。 お疲れ様。 色々ありがとう。 

レバノンに戻り、婚約し、2年後に結婚するそうだ。コンゴの後はリビアの仕事につこうかと今検討中だ。 リビアね・・・・。 危険なリビアね・・・・。 そのあと、ベネズエラでレストランをオープンするのが彼女とフィアンセの夢。 何時の日か私達がベネズエラのレストランに訪ねて行ける日が来るのを楽しみに、今日は空港で私1人見送った。

キンシャサ空港は世界中でも最悪に数えられる程混沌とした空港。 もしかして秋に、私1人日本に向かうかも知れず、そのときはどうしよう? フランス語が話せない・・・。

今日は$5チップ(袖の下)を払って空港内まで入らせてもらった。できる限りキャロルのチェックインの仕方を下見したかったからだ。 

先ずは4人も5人もの警察官の前で全ての荷物を開けられチェック。 そのとき、いちゃもんをつけられるのは想像通りで、少しのチップを差し出すと、舌打ちされる・・・。これだけ っ? そのあと航空会社別になっているのかなっていないのか、何の表示もないチェックインカウンターに並び、また荷物を1つ1つ開けられる。 これが時間かかる。 そこが通過できたら、今度はまた別のカウンターに移動し、そこでやっとボーディングパスとラッゲージクレームタグをもらう。 そのあとイエローカードを提示して、スタンプを押され、そのときまたチップを請求され、また少なすぎると文句・・・・。 そのあとやっと出国審査。 こういう流れのようだ。

キャロルを目で負いながらガラスの外でじ〜〜と見ていた私、英語の話せる警察官が話しかけてきた。 親子なの? ハ〜〜〜????? 

今日は見送りだけど、今度私1人で日本まで行くかもしれないので、今日は下見してるの、仏語話せないから・・・。 というと、その警察官、僕に電話してくれたらエスコートしてあげるけど? 
いつも居るわけじゃないから携帯に電話してっ、と電話番号をくれた。名前は”ブラブラ” ラブラブじゃなくて、ブラブラ、ちょっとあ〜〜た、日本語でこれ、どういう意味か知ってる? (とは言いませんでした!)

さすが、賄賂の国。 全ては賄賂で動く。
なんだか喜んで良いのか、悪いのか複雑な気分だが。 本当に困った時には助けてもらえるかも? ポケットには小銭を用紙しておいたほうが良さそうだ。



とにかく里帰りも一筋ならではいかないのよ・・・・。


Saturday, July 30, 2011

大風呂敷がドレスになってきた!

土曜日の朝8時。 玄関のチャイムが鳴った。 テイラーのおじさんだ。
こんなに早くにやってくるとは....., 

そして、問題のドレス!

ゥわ〜〜〜〜! でした。 手を離したとたんに床にストンと落ちていたロングスカートは見事に私の体型に沿うように仕上がってきました。  マーメードスタイルでお願いしたので、膝の辺りが絞ってあって、裾が広がってます。 文化服装学院夜間部を卒業した私としては”あり得ない” 布のはぎ方なのだけど、でも、結果的にちゃんと形になったので素晴らしい! 

8枚の布を縦にはいで作ってあるのだけれど、こういう場合、教科書的には実寸のサイズにゆるみを足して、それを8で割った数字で型紙を作るのが常識だと私は思ったのだ。が、彼のやり方は8枚の布の横の部分4枚(前後2枚ずつ)と前と後ろの4枚の形がちがうのだ。横の部分が横に張り出してる。 ま、結果よければ全てよし。 しかし、器用だわ〜。

裏地もちゃんとついているのだけど、裏地だけは8枚はぎでなくて4枚はぎ。

さて、試着の時に全く別ものとして出来上がってしまったブラウス。 私としては絶望的と思っていたのですが、なかなかどうして、私のイメージ通りに生まれ変わってました。 ただ、アームホールとアンダーバストの辺りがきつすぎて前傾姿勢がとれません。 もう一度お直しです。


月曜日はコンゴの休日だそうなのだが、火曜日に私はブカブに飛ぶ予定なので無理を言って月曜日に持って来てもらう事になった。 新品のドレス、ブカブに持って行こう!

なかなかやるよね、このテイラー! 料金はツーピース、裏地、ファスナー、込みで35ドルでした。 40ドルはらいましたっ。
ブラウスが出来上がった時にツーピースの写真を載せたいとおもいます。タイ航空のフライトアテンダンスのユニフォームがイメージだったんだけど、結構いい感じです。 ウフ! 




Thursday, July 28, 2011

オーダーメードのドレス

昨日も忙しい1日だった・・・。 家具屋さんがジムのジム机を配達してくれた。 もちろんサイズを計りましたよ注文する前に。 机が幅80センチ、ドアが81センチ・・・・・・。 ジムは最悪の場合、寝室のドアを外していれるからなんとかなるさって言ってましたが、私は嫌な予感がしたんです。 

チャドでも同じことが起きて・・・・、(他の人が)注文して作ってもらった机がオフィスのドアをどうしても通過できず、机の足を短く切るか、もしくはコンクリの壁を壊すか2つに一つ。私としたら足を切る方を選ぶんじゃないかと思ったんだけど、ン、ン、ジムは大きなハンマーを片手にバ〜〜〜〜〜ン、とコンクリの壁を壊したんですね。マンガみたいでしょ? 壁、崩しちゃったんです。 

あの時の光景が頭をよぎったんでね・・ジムが戻って来てタウンハウスの壁を壊すなんてことにならないうちになんとかしなくちゃ・・・.

家具屋さんの配達人は3人だった。

キャロルが居なかったので、辞書で調べながら、『この机、ドアを通らないかもしれないんだけど、試してみてくれます?』 って言ってみた。 どうやら通じたらしい・・・・。
もの凄く重たい机を3人で大汗かきながら2階まで運び、ドアを通そうとした。 が、やっぱりダメでした。
すると、さすが、家具屋さんだわ、ちゃんと飛道具を持っていて、机の引き出しを全部外したかと思ったら上の重たいボードの部分のネジを外しだしました。 な〜〜んだ、解体できるんだ!<チャドの時の机は解体できなかったんだよね・・・>

机は無事にキャロルの寝室に納まった。 キャロルが去った後にこの部屋がジムのオフィスになる予定。 




昨日はテイラーが私のオーダーしたドレスを仕立てて持ってくる日だった。 ドキドキしながら待っていたのだが、な〜〜〜んと、なんと、なんと、とんでもないドレスが出来上がってきたのでした。 ちゃんと採寸したよね。 ちゃんとデザインも話し合って決めたよね、なのに、違う物が出来上がってきたのだ。

試着してみて泣きそうになってしまった。 と、いうのもスカートのウエストが90センチくらいあるんだもの・・・・。 うっかり手を離した瞬間、スカートがそのまますっぽり床に落ちて、パンツいっちょ、お尻丸出しになっちゃってあわててスカートを拾う私・・・・。 

どうすっころんだら、こういう寸法違いが出来上がるのかな〜? 誰かの寸法と間違って作ってきたの? 英語を話せないテイラーなので、全部キャロルが通訳しなくてはいけない。絶望的になってうなだれる私・・・・。

が、テーラーは私をなだめようと一生懸命。 ここをこう詰めて、ここをカットして・・・・と5周りくらい大きいこのツーピースを私の身体に沿わせるようにマチバリを打ち始める。 が、私はもう絶望のまっただ中。『あ〜〜〜あ〜〜もうこれは着られないよ、直してもダメに決まってる・・・』とぶっちゃける。 (テーラーには通じない私のつぶやき)。 袖は私がお願いしたのとは全く違うものができてしまっているし、これを直そうとしても90%上手くいかないだろう。 最初に注文したのが、一番のお気に入りの布でなかったのがせめてもの救いだ。 

彼は土曜日にお直しして持ってくるからと約束して去って行った。 

後でよ〜〜〜く考えてみたのね。 彼に聞いたところ、型紙というものは使わないのだそうだ。 たぶん直断ちなんだろう。 よくま〜そんなことができるって感心しちゃうけど、いちいち製図して型紙なんて作ってられないだろうしね・・・・。 ってことは、最初の仮縫い状態の時はもの凄く大雑把に仕上げてくるのかもしれない・・・・.
仮縫いなら仮縫いらしく仕付け糸かなんかで縫ってくればいいのにって思うのは、日本人的かしらん? 裏地までつけてミシンでしっかり縫ってきちゃって、それがお〜〜〜〜ざ〜〜〜っぱ。

もしかしたら、大風呂敷を試着してから身体にあうようにピンを打って、それで形に仕上げるのかもしれない。
立体裁断に近い感じ?

これはかなり私の希望的観測ではあるのだが、土曜日にどんなドレスが出来上がってくるのか、先ずはお手並み拝見としよう。 もしも奇跡的に、わ〜〜〜! ってな事で気に入ったドレスが出来上がった時は、今度は次のドレスを注文するのにジムに通訳をお願いしなくちゃいけないわけだわね! 

インターネットの調子が悪くて写真がアップロードできないよ・・・・.






 


Tuesday, July 26, 2011

フォトショップは難しい

私はアドビのフォトショップとイラストレーターを使ってデザインをするのだけれど、フォトショップは得意科目でない。2000年、カリフォルニアの短大を卒業して、1年間のプラクティカルトレーニングの機会を得た私はデザイン関係の仕事を探そうと躍起になっていた。 英語もろくすっぽ話せないのに・・・・。

デザイン関係の仕事を斡旋してくれるエージェンシーに登録した私。 もう、なるようになれっていう半分やけっぱちでね・・・・・。 エージェンシーはデザイナーの力量によって仕事を紹介してくれる。 そのために自分の作品を持って行くのはもちろんだが、その場でテストがある。 3〜4時間缶詰にされて色々な課題をだされるのだ。 

その時に『あなたの得意なソフトは何ですか?』 って口頭で聞かれ、迷わず『イラストレーターでっす!』っと答えた私。

『それじゃ〜イラストレーターのテストはしなくていいから、フォトショップのテストを受けてください』 ってな結果になって・・・・・。あっちゃ〜〜〜〜!

焦ったわ。落ち着いてやればできる事もあったのに、舞い上がってしまってこっぴどい結果だった事を今でも忘れない。 フォトショッップが嫌いなんじゃないのだけど、フォトショップは難しいのだ。 それにどんどん進化して追いつく暇がないの。 今私が使っているのはCS2というバージョンなんだけど、今現在はCS5???? 浦島太郎状態だ・・・・。そのときはデザイナーの仕事は結局諦めました・・・。 生活するために・・・。

バージョンが古いのは仕方ないとしても、しっかり使いこなせていないのが自分でも不満。
色々な機能を熟知したいと思うのだが、ほとんどできていない。

12月に日本で義理の姉の幼稚園の発表会がであるのだが、そのプログラムとチケットのデザインを仕事として引き受けてしまった私。 なかなかアイディアが出て来ずに気持ちだけが焦ってる。 去年はフクロウとキリン、バオバブがモチーフだったのだが、今年はどうしよう?


が、やっと決まりました! ブカブで買ったお気に入りの木彫りのマスク。 あれです!また、アフリカがテーマになっちゃうけどね。

じゃ〜〜ん 先ずはこんな感じでいってみようかと、方向性が決まったわけで・・・。アイディアさえ決まれば一安心だ。 
あ〜〜はきそ〜〜だ・・・・。




マニフェスタッション/郵便物配達 


日本大使館のセキュリティー担当の方から毎日のように情報が送られて来る。 何月何日、政治集会が何処何処で行われる予定なのでその辺りには近寄らないでください・・・・云々。

今日は朝5時にジムを送りだした後、午前中にキャロルと2人、色々な用事を済ませようと予定を組んだ。 道路は先週末ほどの渋滞は見られず、スムースに流れている。 2件用を済ませて大通りに出ようとした時だった。 あっと言う間に私達の乗った車の周りが群衆に囲まれてしまった。辺りがクモの子を散らした等な騒ぎになっている、そのまっただ中に入ってしまったのだ。 本当にあっという間の出来事で気がついたら群衆が大きな石を(石というよりはコンクリートの塊)を投げながら警官と小競り合いしている。 私達の車はそのまっただ中にいる。 走り去る人々は私達の乗った車にぶつかりそうになりながら、よけながら走り去っていく。 

わ〜〜〜これがマニフェスタッション!

毎日こういう場面に巻き込まれないようにと、キャロルと2人情報を確認しあってきた。 が、今日のマニフェスタッションは聞いてなかった。 ただ、家具屋さんにお金を払った時に今日はマニフェスタッションがあるから家具のデリバリーはできないよ・・・って言われた。
そのあとだった。 一般の車に火がつけられたりする場合もある。
あの大きな石が車に当たったら、間違いなく、ガラスが割れるだろう。

何もなく通り抜けられたのはラッキーだ。
11月の末に大統領選挙があるので、その政党がらみのデモ、集会、示威行為があるのだ。でもまだ4ヶ月もあるのに・・・。 今からこれじゃ、10月、11月はどうなるのかな、この町は? 

11月には国外に避難したほうがよさそうだ。 ジムもそう考えているようだし。



この町には私書箱というものがないようだ。 もちろん郵便配達なんてない。昨日、ジムとキャロルがミーティングに行っている間に玄関先に郵便配達のおじさんが現れた。 これで2度目。 分けもわからず、銀行からの封書を受け取るために1度目は5ドル払ってしまって、キャロルに怒られた。  
言われるままに払ったから、配達料4500フランと書かれ、スタンプが押された領収書をくれた。 <写真>



ところが、また同じおじさんが来て、私とジムの名前が書かれ銀行からの封書を握っている。そしてまた領収書がすでに用意されていて、8000フラン($8.6)と書いてある。 それは配達料だと・・・・。 

あ〜〜なんだかおかしいわ。

なんで値上がるのよ? 前回同様、もし私がそれを支払えば、それが私の領収書になったのだろう。 でも拒否してみた。 2000フラン(2ドルちょっと)この怪しげな配達のおじさんに払ってみた。 試しにね・・・。 そうしたら、8000フランと言ったにも関わらず、そのまま銀行からの封書を私にくれて、帰っていった。 8000フランの領収書はくれないまま・・・・。 

ってことは何かい? これは詐欺?

この領収書は誰かがかってに作ってるの? あり得るわ・・・・・。

私が1人で居るのを確認して来ているのかもしれない。 頭ににくるわ〜。


封筒の中身は銀行口座の明細でした。


写真は最初に来た時に払ってしまった5ドルの領収書。 ね〜、ちゃんと準備してきてるのよ。 
自分のサインが腹立たしいったら・・・・・。 銀行に問い合わせてみたら、銀行は郵便局まで持って行ってそこまでの料金を支払うのだそうだ。 その先、宛先の住所まで配達するのは別料金なの? そこらへんの真意がまだわからない。 これは配達してるこのおじさんが勝手に領収書を作ってお金稼いでるんじゃないの? 

嫌だわ〜こういう手口・・・。 今度来たら5セントくらいで追い返してやろう。




Monday, July 25, 2011

テニスに水泳


ブカブで週末も働いていたジム。 オフィスの近くにジムがあって、そこの会員になったは良いけど、忙しくてジムに通う時間もなかったらしい。 体重が増えたんじゃないかな? <ジムがジムでなんだかややこしいけど・・・・。>
本人も気にしているようで、キンシャサに居る間だけでも運動したいって言っています。
昨日、日曜日は夕方5時半からテニス。 1時間二人で球拾いし(ボールを拾ってる時間のほうが多いから・・・)途中からナイター用のライトをつけて、しまった、蚊対策のスプレーをつけてくるの忘れた・・・・。 蚊がよってくるんだよね、汗をかくと・・・・. 

ヘトヘトになって家に戻り、さ〜夕飯の支度だ〜って思いきや、今度はプールで泳ごうって言うんだもん。 ”シアリアスリー?????” って聞いちゃいました。 ウィ〜〜! っていうお返事。 ハイハイ、おつきあいしますよ。

日曜日の夕暮れ時、6時40分、プール際にはレストランがあって、昨日はパーティーをやっているようでした。 なんだか賑わっている。 他に誰も泳いでいる人はいません。
水に入ると、ひえ〜〜ってくらい冷たく感じましたけど、1往復もすると冷たさも感じず・・・・。 10往復しました。 このプール、25メートルにしてはちょっと小さいかな? 22メートルくらいだと思う。

プールから家までは50メートルくらいしか離れてません。 もどって直ぐにご飯を炊いて、ハウスの本豆腐で作ったお豆腐で麻婆豆腐を作りました。 
ハウスの本豆腐ってほ〜〜〜んとに美味しいよね。 素晴らしい。大、大、大好き!



この先もジムのウェートコントロールにつき合いますよ、私は。 この調子で運動してたら私は痩せるだろうな・・・・・。 ジムが痩せられるように、鬼コーチにならないとね! と言っても、ジムって太ってるけど体力あるのよね・・・・。私のほうが先に疲れ果てちゃうのが常。

今日もキャロルとジムはあちこちのミーティングに足を運んでいます。 明日はジムがブカブに戻る日です。 そして今度の日曜日はキャロルがコンゴを出発する日。 
なんだか慌ただしく、落ち着きません・・・・.

私はデザインの事で頭が一杯なんだけど、何も良いアイディアが浮かばないし・・・、生みの苦しみを味わってます。

そうそう、ジムがブカブに戻る前に運送会社にもう一度怒鳴り込んで欲しいんだけどな〜?
6週間前にアジスアベバで発見された荷物、まだ届かない。 メールしてもまだキンシャサに届いてないっていう返事。 またなくなったんじゃないのかな?

仏の顔も3度までっていうことわざあったよね。 もうと〜〜〜っくに3枚のイエローカードは使いはたしてるからね。 ジムの出番だわ。




Sunday, July 24, 2011

全てにリスクが伴う・・・・


ジムが一緒だと忙しい。  ジムが9月にキンシャサに戻って来てここで仕事ができるようにオフィスの体裁を整えたい。 今はキャロル、私、ジム、3人でダイニングテーブルにラップトップを置いて仕事をしている状態だからだ・・・・。 9月からは住居、件オフィス、件臨時のゲストハウスにもなりそうだ。 キンシャサ住在のスタッフが増えればゲストハウスと呼ばれるスタッフ専用の家、オフィスを作らなくてはいけないが、当面はジム1人だ。3部屋あるタウンハウスの一部屋がジムのオフィスになる。  

ジムが到着する前に私はドライバーと一緒に3件の家具屋を下見した。 経理課のルールで、大きな買い物をする時は3件のお店の見積もり書を提出しなくてはいけないからだ。
お店に出向いて、ジムが買いそうかな? と思えるデスクや椅子、キャビネット等の見積書を作ってもらった。 これくらいのお使いならフランス語がダメでもなんとかなる。 ブロークンフレンチで!

その3件の下見が功をそうした。一件目で横幅1メーター60センチ、縦80センチというがっちりしたジム机を購入。 $455 
ジム用のジム椅子(韻を踏んでます!)とゲスト用の椅子も購入。 
問題は本棚。 私が下見した3件の家具屋さんにはちょうど良い本棚がなかった。 

キャロルと一緒に行った地元の民芸品&家具ショップの事が頭に浮かんだ。 そこのホームページを見ると、美しい本棚があるじゃない!
その店にジムを連れて行こうとしたのだが・・・・。 この日、これまた前代未聞の渋滞で(原因はわからない)とにかく人が歩く路肩まで車が溢れて右往左往している。 お店の1キロ手前まで行き着いたがそのあとがどうにもこうにも進まない。 

車を置いてドライバーと一緒に歩く事にした。 が、歩くのでさえ超難しい。車が通りのあらゆる隙間に溢れている。そして動かない。路肩までミニバスがこれでもかと乗り上げているので、通行人は川に落ちそうになる。 川というより大きな下水路かな? そこを渡る時、何も柵がない。 左側はミニバス、右側はどぶ側。 私の歩ける幅は10センチくらい・・・・。ヒヤヒヤしながら渡る私。 この付近、下水路が軒を連ねるお店のすぐ前にむき出しになっているのだ。だいたいの所でその下水路にかぶさるべきコンクリがなくて悪臭を放つ水とヘドロがむき出しになっている。  
その下水路の上で火を焚いて調理している女性もいる。ランチを売っているのだろう。

1キロ程怒濤のような町中を歩いた私達は目的のお土産屋さん件家具屋さんに到着。あ〜臭かった。

あった、あった! お目当ての本棚。 ショールーム(?)ではこの本棚に木製のお皿、お盆などが一杯ディスプレーされているのだが、その棚自体も商品だ。 $250 凄く美しいじゃないの!

ジムも直ぐに気に入って即決。 ローカルの家具はとても品質が良い。一生物。 
1.7mx 1m x 45cm 結構大きいのよ。
A4のバインダーがギリギリ収まる。 

帰り道、私達のタウンハウスの直ぐ前で何かの集会があったらしくここがまた動かない。これは日本大使館のセニュリティーの方からメールが来ていた。 この付近に近づかないようにと・・・。 でもそこに住んでるわけだから仕方ない。 


ジムと私は車を乗り捨ててタウンハウスまで歩くことにした。 3〜4ブロック。普通は昼間でも歩かないが、今日は特別だ。

車を降りた所にチャイニーズレストランがある。ジムがそこでランチにしよう! と提案。

初めて試したレストラン。 美味しかった。 

が、夜からお腹の具合がちょっと・・・・・・。
全てにリスクがともなう、この国はね・・・。 

家具ショッピングの合間にテニスラケットとボールも買った。


夜、ジムと2人、ナイターでテニスをした。 タウンハウスに2面のクレイコートがあるから。
レーシックの手術をした後初めてテニスをした私。 老眼対策にモノアイというガチャメの手術方法を選んだ私だが、テニスボールを追うのには全く問題がなかった。

夜のテニスってなかなかいい。 9月からジムと一緒のタウンハウス生活が楽しみだ!




 



1.70 m x 1 m x 45 cm)(1.70 m x 1 m x 45 cm

Thursday, July 21, 2011

乾燥キャタピラ

ファブリックストアのリサーチペーパーを提出した。 かなりの時間がかかった。 キャロルがいなかったら絶対に引き受けていなかったと思う。 あ〜〜〜すっきりしたわ〜。

ジムとの会話のなかで私が大豆を求めて中央市場まで足を踏み入れた話をした・・・。
『えっ? 市場まで行ったの?』 と驚くジム。
『そうなのよ、今までドライバーに危険だからって連れて行ってもらえなかったんだけど、大豆を求めてあちこち行っているうちに最後は市場に行き着いちゃってね・・・・。』

そこで乾燥芋虫見たよ〜、結構大きいんだよ〜。 と私が話すと、ジムは『乾燥キャタピラ、僕、食べたことあるよ!』と言いだした。 スモークしてあるのでそのまま食べるんだそうだ。
チョウチョとかの幼虫でしょ? げ〜〜〜、お金もらっても嫌だわ。

美味しいんだそうだ。 地元の人達の大事な食料の一つなんだそうだ。

ジムは面白がって、週末に市場まで出向いてキャタピラを買おう! って言ってます。 が私は反対。 

行かないよ。


Wednesday, July 20, 2011

ハッスル

UN飛行機のキャンセル待ちをしているジム、搭乗できるのかできないのか? ジムからのメッセージを待っていた私だが、出発予定時刻の15分前になっても連絡がない。 なんだか嫌〜〜な予感が・・・・。

しびれを切らして私のほうからメッセージを入れた。 ”Did you get LUCK?"
彼からの返事は "I am lucky! I am on the plane. Hopefully will be lucky and walk off in Kin."
搭乗できた、このまま幸運が続いて無事にキンシャサに到着しますように! 

良かった。 キャンセルが出て、無事に搭乗できたのだ。

早速夕飯の用意に取りかかった私。 今日はジムの好きなスィート&サワーポーク<酢豚>にしよう! 下準備を整えた後、空港に向かった。 

空港へはタウンハウスから渋滞がなければ50分程の距離なのだが、帰り道、もの凄い渋滞にあって、ジムも驚いた様子。 こんな酷い渋滞は初めてみたよ・・・。 それにこの排気ガス。上空から見たらきっとすっぽりモヤがかかってるんだろうね?

タウンハウスにつくやいなや、待ち構えていたキャロルが仕事の話を投げかける。 あれもこれも伝えておきたい事ばかり。 2人がダイニングテーブルで仕事の話をし始めたので、私もなんだか仕事をしなくちゃいけないムード・・・・。 リサーチペーパーの仕上げにとりかかった。 お仕事、お仕事・・・・・・。


と、”ペコペコで〜〜す!” という緊張ムードをぶち破るジムの一言。 


ハイハイハイ! 直ぐにご飯にしますからね。 ちょっとお待ちを!
”Welcome back, Say Sauce World!” ブカブでは醤油味の料理は出て来ないだろうからね。
久しぶりの酢豚、上手い事いっちゃいました。 持つべき物は良いレシピ! 




私の作った納豆、ただ今冷蔵庫で熟成中なんだけど、ジムに披露した。 ジムのリアクションったら、一歩後ずさって、『しおれたピーナッツ?』 





ジムに私が書き上げたファブリックストアのリサーチペーパーを見てもらった。 やはりどんなに注意して書いても ”S” をつけるげきところ、つけない方がいいところ等が訂正される。 それにもう一つもめたのがこの単語。 日本語でいう”ハッスル” カタカナ英語になってるこの言葉。 私は生地屋さんでハッスルしなくても買い物がしやすい場所ですって言いたかったのだが、ジムが言うには私のスペルが間違ってると・・・。

Hustle 大急ぎ、押し合い、騒ぎ、がんばり、ハッスル <動詞、名詞両方あり>
Hassle 言い争い、論争、いざこざ、喧嘩、<動詞、名詞両方あり>

私は1つ目のハッスルのつもりで書いたのだが、ジムは文脈から2つ目のハッスルの事だと思ったようだ。

結果、韻をふんで、こう結んだ。
If you want to chose cotton fabric from a thousand-and-one collection, this is the place to go.
Since they are displayed by price, no hassle, and no hustle needed.
<ハッスルすることもなく、言い争いすることもなく・・・・・>
素敵!

早速仕上げをして私のリサーチペーパー、提出しようっと!




旦那が一緒にいる生活ってやっぱり緊張感があるわ〜・・・・・・。 





Tuesday, July 19, 2011

スタンバイ

今日はジムがブカブから出張してくる日である。 ジムも私も首を長くしてこの日を待っていた。 1週間しかない滞在期間にこなさなくてはいけないなが〜〜いTo Do List がジムを待っている。
キャロルとの引き継ぎがメインで、色々な組織、団体の人達に会うこと。 これ大事! IMCキンシャサ用にフォードの新車も手配しているので、それがちゃんと購入できるかのフォローアップ、ドライバー候補の面接、事務所作りの家具選び・・・・・など等。 
全部消化できるのかなって思えるほどこの一週間にやらなくてはいけない事がある。 なのに、のにのにのにのにのにのにのに!夕べの段階でUNフライトの予約はスタンドバイ・・・つまりキャンセル待ちだって。 そんな〜〜〜。
今朝の連絡でもまだコンファームできてないと・・・。 と、いうことは空港まで行き、最後の最後まで誰かがキャンセルするのを待つしかないのだ。

前回、ジムと私、2人の予約、前日まで何も言われなかったにも関わらず、当日の朝、2人ともスタンバイと連絡が入り、2人一緒にキャンセル待ちでは可能性が低いだろうと、コマーシャルフライトに乗る決断をした。 その為に1泊ゴマで過ごし、翌日コンゴが運営する飛行機に乗った私達。 その飛行機が数週間前に墜落。 
だからもうこのコマーシャルフライトに乗るという選択肢は消えたのだ。 命まで賭けられないもの。

となると、今週金曜日に大事なミーティングを予定しているジムは何がなんでも今日のフライトに乗らなくてはいけない。

でもこればっかりはどんなに頑張っても不可抗力だ。 今日の便に乗れなかったとしたら、1日無駄になった挙げ句にキンシャサでのスケジュールを全部ひっくり返して変更しなくてはいけない。

私も落ち着かないが、ジムからの連絡を待ってもしゴーサインだったら空港まで迎えにでるつもりだ。




昨日は不機嫌なキャロルと一緒に私のファブリックストアリサーチを終了させるべく町に乗り出した。 先週、ボスが出張中なのでその場では記入してもらえなかった店にその用紙を受け取りに行ったのだが、案の定、まだ記入されていなかった。 驚きゃしない。 手こずるところはトコトン手こずるものだ。ボスがあと30分で店まで来るのでそこで待っててくれ・・・・・と言われるが、5分も居たら逃げ出したくなるような耳をつんざく音楽がなり続けているこの店、私もキャロルも頭痛が・・・。 30分たってもボスは現れず、挙げ句の果てにボスは事務所には来たけれど、君たちと会う時間はないって、と言われてしまった。

キャロルは切れる。 私はキャロルを見てると切れられない・・・・・。

この店の商品を私が買ったら、レシートくれるよね、そしたらお店の名前、住所、電話番号、全部書いてあるよね? 

私は布を買うことを決めた。 が、キャロルはそんなことは選択肢にないようで、ケタタマしい音楽の鳴り響く店で店員を捕まえ、店の名前、住所を聞き出そうとしている。 が、誰もちゃんとした名前を書いてくれないし、住所だって、アベニューの名前しか聞き出せない。 

内をキョロキョロ布選びしている私にキャロルがイライラしているのは100も承知だったのだが、”5分待ってよ!布を買うから” そうキャロルを説き伏せた。

7000フラン($8)で買ったお魚模様の木綿生地、これで手書きのレシートをゲット!
あいにく電話番号は書かれていなかったけど、マネージャーの電話番号は聞いているし、それでオッケーだ。 あとは営業時間を定員に聞いて、これで終了。 拷問のような騒音の大きな布地屋を後にした。 もう二度とここには来たくない。 写真もとれなかった。

この周りは布地屋さんが軒を連ねている。 いい感じ? と思って足を踏み入れ、ガイドブックの事を説明し、お宅の店の情報を乗せたいのだけどと2〜3件トライしたが、どこもダメだった。

はい、これで私のファブリックストアリサーチを終了します。 あとはレポートにまとめてクラブの担当者に送ります。
結果は8件のお店の情報と、昨年のガイドブックに載っていた5件のお店、これらはすでに存在していないのでガイドから消去する、ということ。 名前を消すということを確認するだけでも同じだけの量力が必要だった。 

フランス語が話せたらもう少しスムースにいったのだろうが、なんせ、お店に行くまでが大変。 行きつくまでに車の排気ガスで頭痛がしてくるのだ。それに商店街を歩くのは危険だし、埃が凄い。 だいたい、私は家を出る前に鎮痛薬を飲んで出る。 そうするとかなりいける。 が、家に戻った時はもう使い物にならないほどぐったりだ・・・。 キンシャサという町はそこまで人を疲れさせる町だ。 

キャロルに感謝。 ありがとう。


ジムはブカブの空港で今もキャンセル町をしているのだろう。 まだメッセージは来ない・・・・・。
乗れますように。

写真はレシートをもらうために買った$8の布地。 寿司屋さんにもってこいのデザインだ。


Sunday, July 17, 2011

WE WON

おめでとう、なでしこジャパン 大和撫子 ばんざ〜〜〜い!

最後まで諦めずに戦った選手達に拍手を送りたい



いけ〜、なでしこジャパン



キャロルがあと2週間でこの国を出て行ってしまうので、なんだか落ち着かない毎日なのだが、なでしこジャパンのニュースで1人盛り上がっている私。
周りにこの話題を共有できる人がいないのだけど、決勝の対戦相手がアメリカだっていうから、これは大変だ。 ジムがもしキンシャサにいたら、どこか大きなテレビのあるホテルにでも観戦にいくところだが、ジムの到着は明後日だ・・・・。

日本とコンゴは8時間の時差がある。 日本は真夜中の3時半頃だけど、こちらは夜の7時半。
我がタウンハウスにはケーブルTVも繋がっているのだけど、どのチャンネルで放送するのかわからない?
NHKの英語放送はしっかり見る事ができるので、そのチャンネルで放送してくれる事を祈るしかない。

ブカブにいるジムにメールで、”今夜は敵だわ!” と宣戦布告しました。 

写真は昨日(土曜日)に私がどうしても! っていってオーダーした宅配ピザ。
宅配と言っても、このタウンハウスの敷地内にあるレストランへのオーダー。 タウンハウスのオーナーがレバノン人なので、レストランのメニューもレバノン料理っぽいそうだ。 ご近所さんが言うにはこの町で一番美味しいレストランはこのレストランだと・・・・・

お値段は高め。 直ぐにでも試してみたかったのだが、キャロルは外食が嫌い。 おなかを壊すのを恐れて・・・・・。それを知っているので、私も無理に試そうとはしなかったのだ。でもピザならな完全に火が通っているので大丈夫。 それもチーズピザなら。 

レストランに電話して100メートル先の我が家までデリバリーしてもらった。 値段は$25/ピザ。 私が頼んだのはハムとマッシュルーム、モッツアレーラーのピザ。 
30分でドアベルが鳴ると、2人のウェイトレスさんがピザを持って立っていた。 だけど、その足下に 猫が! 猫が宅配ピザと一緒に玄関先でドアが開くのをニャーニャー言いながら待っていたのだ。 なんだか笑える。 昨日は午前中にこの猫が裏庭、網戸越しにやって来て、食べ物を頂戴というから、ハムをあげた。 このタウンハウスに住み着いているようだけど、首輪はしてない。 

ちゃんとどの家だったか覚えてるんだね、今度は正面玄関からお願いにきたよ、同じ猫が。
もう一度ハムをあげました。




宣戦布告したジムからの返事・・・・・"僕は日本のチームを応援してる君の見方だ"・・・・って。 

完璧なお返事をありがとう! 優勝間違いなし。