Thursday, June 16, 2011

NOVA JAPAN あやしい日本製?

今日はインターナショナルウーマンズクラブのイベントでアーティストビレッジに行ってきた。 元動物園だったという場所に到着。 今は屋台のようなブースにそれぞれのアーティストがお店を出しながらそこで絵を描いている。

これだ! と一目惚れするような物には出会わなかったのだが、1枚$2のカードを5枚程購入。 


写真のこのおじさん、芸術家です。ゴミ箱のなかから拾って来た物でこの3Dのアートを作っている。 凄いんです。 女性のブラジャーがくっついていたりしちゃうんです。 お値段のほうは数百ドルから千ドル以上の物まで・・・・・。出来上がったものがそこら中に積み重なってて、それでも壊れないんだから、結構しっかり糊付けしてあるみたい・・・・。




帰り道にもう一度電気屋さんを覗いてみることにした。 古株の人達にどこの店がおすすめかを聞いて・・・・・。

結局また、埃っぽい”コンゴの秋葉原”、ここに戻ってくるわけだ。 色々物色しているうちに種類はトルコ製かフランス製の2種類しかないことが分かって来た。 あとは保証期間がどれだけか?埃だらけか箱に入った新品か?価格はそれほど変わらない。

そう分かりだしたとき......目の前に”NOVA JAPAN"  というお店が!
怪しげだわ〜っと思いながらも吸い付けられるように入ってしまった、私。 中から男性が出て来て、あれこれ説明してくれるのだけど、”いったいこの製品はどこの国のものなの?” と、聞くと、誇らしげに”ジャパン” という返事。 ”は、は、は、信じると思う? 私こんな名前のメーカー聞いた事ない!” と突き返したが、工場が日本にあるんだ! の一点張り。結構大きな店で、所狭しと電化製品と家具が並んでいる。 電化製品はどれも皆、”NOVA  JAPAN" と書かれていて、CACIO が、CADIO って書かれて売ってるあれと同じだろうな・・・と思った。 でもなんだか店員の男性とやり取りしているうちに、ここで決めちゃおうかな? っていう出来心が湧いて来た私。 何故かというと、彼が英語を話せたこと。 どこの国の人かな? アラブ系っぽいけど・・・。 とにかく1年の保証期間と英語ができる店員。 これは決めるしかない! だってキャロルなしで、この先故障が起きたとき、電話できないもの、フランス語じゃ。

$450で商談がきまり、さて、今すぐもって帰るから・・・・と言うと、”いったい、あなたは中国のどの辺りから来たの?” 彼がそう聞いて来た。ずっこける私。 ”は〜〜〜??? 私は中国人じゃないよ、東京から来た日本人。 だからこのメーカーが日本製でないって言ったの!”
それでも彼は譲らない。 うちのメーカーは日本に工場がある・・・と。もうどっちでもいいよ。

さて、倉庫から新品の箱に入った製品を車に乗せたときだ。 ドライバーが ”マダム、箱にメードインターキーって書いてあるよ!” と言い出した。それに約束した黒のクッカーが品切れて絶対に嫌だ! って言った、へんな茶色のクッカーしかないって言う。”お金返して!トルコ製なら他の店にも一杯あるから。よそで買う” 切れる、私。

だが、数ある他の電気屋がトルコ製の製品を並べているのに、どこの店にもこの怪しげなNOVA JAPAN はおいていない。もしこれが本当にトルコ製なら他の店に並んでもいいはず。 もう〜喧噪と埃の中で集中力がなくなっていた私は一か八か、このチョコレート色のクッカーに運を任せよう、そう開き直ってしまった。 今月いっぱいLGの製品を待つ予定だったけど、それも諦めた。 夢のIHは将来の希望としてとっておこう。

はい、このチョコレート色のクッカーが我が家のキッチンに納まりまりました。 

良くタウスエレクトリシャンがすぐに来てくれたので配線をしてもらい、ちゃんと機能するか確かめて、今のところ合格。 

NOVA JAPAN が日本製じゃないのはたしかだと思う。 

彼の説明によると日本から直接入荷できないので、メードインターキーとして、輸入してるんだと・・・・。かなり厳しいいいわけだよね。 でもちゃんと動けばそれでいい。

電子レンジを買ったドイツ人の家に行ってみた。レンジの使い方が今一はっきりしないから。 ところが、彼女、私が掃除機も欲しいといったので私の為にとっておいたって言うのだ。 私は一度は彼女に買いたい、と伝えたのだが、替えの袋が5枚しかなくて、この国では購入できそうもないので、彼女に諦めますって言いにいったのだ、キャロルもいた、その場に。 ところが彼女、それを聞いてないと・・・・・。 そのため、他の人が欲しがったそうだが、断っていたと・・・・。あと10日で出国する彼女、あと10日しかないのにどうしたらいいのよ? ってかなり怒ってる・・・・・。 わかりました。 誤解があったようなのね、でもはっきり確認しなかった私が悪い。 買います。 その場で$120払って、彼女の家のごみがパンパンに詰まったままのドイツ製掃除機を持って帰って来た。 

あ〜〜、本当はいらないかな? って思ったんだけど、あの状況じゃ・・・・。
でも彼女の立場だったら怒るよね。 お互い英語が得意じゃないし・・・・・。いいです、私がいらなければ、誰かに売りますから。

今日はクッカーと掃除機が手にはいって、私として超近代的な生活様式が整いつつあるのです、ハイ。 あと欲しいのは旦那がキンシャサに戻ってくることです。






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