Thursday, June 2, 2011

最悪の移動日

さ〜今日は3週間ぶりにキンシャサのタウンハウスに戻る日だ! 天気も快晴。 買い集めた木彫りのマスク、全部で6個にもなって箱詰めした。ジムも一緒だ。  ジムの衣類は迷子にならず、全てタウンハウスに届いているので、手ぶらで行ける!

ところがです。 出発10分前に最後のメールチェックを! と思ってコンピュターを立ち上げると・・・・・。何やらフランス語のメールが・・・・・。

ぎぇ!!! オーバーブッキングであなた達2人は今日は飛べません。 来週の火曜日に延期ですって.....。 

だってチケットくれたじゃないの?   TIA だわ〜。

ベランダでタバコを吸っているロジスティックマネージャーに、『これ?? 何? 私、今日飛べないの?』と聞くと、『あ〜さっき、電話があってね、確認したよ。 延期だって。』 早く言ってよ〜もう少しで出発するところだった・・・・.

”今日はどうやら飛べそうもない” モードに突入。

が、ジムは明日の金曜日にキンシャサでミーティングがある。 なんとか他の方法でキンシャサまで戻れないのか????? 検討、検討、検討。


結局ブカブからゴマまでボートで行き、そこで1泊。 金曜の早朝にゴマから飛行機でキンへ。
ヒューマにタリアン飛行機は既に満席のようで、コマーシャルフライトと呼ばれる民間機を使えばなんとか金曜日に到着できそうだ。

直ぐに船着き場に向かった。 着いたのが10時15分。 ボートは11時に出航とのこと。

ところが・・・・・。
11時になったとたんに私のお腹が急におかしくなりだしたのだ。 できれば避けたい掘建て小屋の船着場トイレに走ったが全く下痢の気配はなし。

先週の金曜日から私はお腹を下してて、良くなったと思いきや、またか・・・・。

ボートが出航するまでに私だけ留まるか、出発するか決めねばならない。 唯一の頼みの綱は”下痢止めの薬”を持っている事。 どうする?どうする?どうする?

私は出発することに決めた。 2時間のボート。 トイレはなし。


前回キャロルと乗ったボートは大きなボートだったが、今回は12人程乗ったら荷物と人で足の踏み場もないような小さなボートだった。 覚悟を決めた私。 乗る前に下痢止めを2錠。 とにかく席が小さくて、膝の上に荷物を置き、隣はジム。 身動きができない。 どうか、どうか、無事にブカブまで着きますように。 この2時間があっと言う間に経ちますように・・・・・・・.



途中薬を2度追加した。たぶん顔は青ざめていたと思う。 意識が遠くなりそうで、なのに、湖上の風が強くなってきて、もの凄い揺れ。 運悪く私が座っていた席の窓がキチンと閉まらずその隙間からザンブリコ、ザンブリコと水が入ってくる。 私の身体は濡れ、ラップトップと枕、その他を入れた膝の上の5キロのバッグも濡れ始めている。だけど、それよりも私の心配はおなか・・・・・。 あと何分で着くんだ〜〜〜?

これだけ揺れても船酔いしないのは何故なのかな? 小さいボートは船酔いしないの????

青ざめて気が遠のくなか、2時間半波に叩き付けられながら、ボートはゴマに到着した。 

スタッフが迎えてくれた。 ジムにはあらかじめ、着いたら直ぐにトイレに走るから! っと言ってあったのだが、そのトイレが船着き場になかった。 どこまで運が悪いんだ、今日は。

船着き場の近くでトイレを借りた。 もちろんトイレットペーパーなんてないっすよ。
水洗トイレだったけど、水は湖からバケツで運んできて流す。  どうやら最悪の事態だけは避けられたようだ・・・.

ゴマIMCゲストハウスに到着した。  

明日は朝6時にゴマを出発してキンに向かう。
私の下痢が心配なのでスタッフに下痢止めを買いに走ってもらった。 もう手持ちのは全部使ってしまったから・・・・。

明日はトイレのある飛行機であることを祈ろう・・・・。
変な話題でごめんなさいね・・・・・.



1 comment:

  1. 実に共感できる話題で結構でした。これはどこにいても回避できない万国共通のテーマでしょう。特に途中で降りられない船での2時間半、想像しただけでも身の毛がよだちます。
    良く頑張りましたね。私だったら恐らく“暴発”したか、または“失神”していたでしょう。

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