Wednesday, June 1, 2011

私のおかした失敗

夕べは良く眠れなかった。 と、いうのもBCCロゴが現地チームスタッフに受け入れられなかった事が頭から離れなかったからだ。

私は間違いを起こした! 私はあのロゴを現地スタッフに紹介、説明するときに舌ったらずな説明をしてしまったのだ。 ベッドで何度も何度もニコラスが言っていた意見を反芻してみたのだが、どう考えても彼はあのメガフォンウーマンのイメージをミスリーディングしているようなのだ。 現地採用スタッフは英語を話さないので、マネージャーが仏語に訳して説明してくれたのだが、どうも誤解があるような気がする・・・.

11年前、モントレーでデザインを勉強し、そのあとグラフィックデザインの仕事を探していた私だが、コニュニケーションに自信がなく、腰が引けていた・・・。 今でもまだその問題が克服できていないわけだ。 デザイナーはコニュニケーションスキルが上手でないとダメなのよ! 依頼主の意向をできるだけ汲み上げるのはもちろん、こちらの意図とすることを納得できるよう、説明できなくてはいけない。 大失敗、大失敗・・・.気が弛んでいたのだろう、ほぼ間違いなく気に入ってもらえる、って自惚れていたから。

この先10年のリグレット! 

朝6時にジムを起こさぬようにベッドを抜けだし、紙とペンを握った。 一気にロゴについて、本当はこう言いたかったのよ! という内容を書きなぐった。
This Logo present 3 messages.
  1. Women represents "Empowerment".
  2. Megaphone represents "Communication ".
  3. The letter (words) emphasize " Change " within the community
そしてこの3つを説明すべく文章を続けた・・・・・。 IMCスタッフはディクテーターのように村人達にお説教じみたい演説はしない・・・・みたいな感想を言われたけど、、アフリカンウーマンがローカルのドレスを着て、ディクテーターになってるなんて見た事ないでしょ?
メガフォンにぎって叫んでいる被害者なんていないでしょ? でもメガホンはシンボル、コニュニケーションのシンボル、そうとらえて欲しい。 イメージがそのままストーリーに直結する必要はないのだから。

どうか、どうか、私の真意が伝わりますように、もう一度マネージャーに10分だけ時間が欲しいとメールでお願いした。

私は2ページにわたるロゴの真意を書いた紙とカラープリント3枚を持って、マネージャーオフィスに出向いた。 彼女は昨日はミーティングにいなかったメンバーも今日戻ってくるから、その2人を混ぜてもう一度説明し直す、と約束してくれた。

カラープリントを村人達に見せて彼らの反応を見ることも快諾してくれた。 


ふ〜〜〜〜〜・・・できる事は全てやった〜。 これで後悔はない。 

村の人達が、え???? っていうリアクションを示すのなら仕方ない。 が、もしかして、”これ私?” って喜んでくれたらしめたものだ。 まだ望みは捨てないでおこう。

続きは7月・・・・・・。 今回はコニュミケーションスキルがどれだけ大事かよ〜〜く反省した。 午後はCASEプロジェクトのスタッフに会う。 こちらは手持ちのカードに自信がないので、何も失うものはないです。 皆さんからのアイディアを募集してきます。

七転び八起き 良いものを作りたい。


2 comments:

  1. う~む・・・。
    「人事を尽くして天命を待つ」ということだね。
    でもTOMOの言う通り「良いものを作りたい」という気持ち、即ち“使命感”が何より大切だと思います。
    ここはひとつ深呼吸して、焦らずじっくり取り組みましょう。

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  2. はい、そうします。 朋

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