Saturday, June 25, 2011

この人形を作っているところは?

あと一ヶ月ちょっとでコンゴを出発するキャロルは、そろそろお土産を買い集めたいらしい。今日は2人でコンゴの民芸品を買いに出かけた。 



1ヶ月程前にインターナショナルウーマンズクラブで購入したアフリカの人形。 ハンディキャップを持つ人達が作っていると聞いたのだが、キャロルが買いたいというので、電話番号を頼りに人形を探しに行く事にした。
どういうグループがどういうお店で売っているのか全く情報がなかったのだが、たどり着いた先はなんとメンタルクリニックだった。 精神病院。 

土曜日だというのに患者さんであふれている。 電話で話した女性にもう一度電話すると白人の女性(スペイン人)が門まで出迎えてくれた。

スペイン語とフランス語で私は彼女の説明が全くわからなかったのだけど、とにかくこの病院は精神疾患を持ち、家もなく路上で生活している人達を助けているのだそうだ。しかし、ここに来ている人達、皆、精神疾患があるの? 先ずそういう疑問が頭をよぎる。 見た目にはわからない。 でもシスター(案内してくれた女性)はジェスチャーで、自分の頭を指差しながら、”問題があるのよ、頭に” そう言うのだがら、みな精神疾患があるのだろう。もの凄い人数なんだけど・・・。

胎児から生まれて2歳くらいまでの大事な時期に十分な栄
養をとらないと、脳の発達に影響がでる。
そうだ、マラウイでフリップチャートを作ったときに勉強したっけ・・・・。タンパク質、脂質、等・・・。  その事が頭をよぎった。

ここの患者達がミシンを使ってこの人形を作っているのだそうだ。 アトリエを開けてもらって中を見せてくれた。今日は誰も働いていなかったが、シンガーのミシンがキチンと並べられていた。 鍵のかかった棚を開けると、いたいた、あの人形達が息を潜めて連れて帰ってもらうのを待っている。 私は3体、キャロルは2体の人形を購入。 

なかなか良くできているこの人形はキンシャサのどこのお店にも卸していないのだそうだ。 唯一空港のお土産屋さんに$30で売りにでているらしい。 なんとかならないのかな? カリフォルニアのNGOと提携して市場を広げられたらいいのだけど・・・・。 
この人形なら確実に売れる! そういう手応えを感じる。 



次に出向いたのがArtisant Developpment という工芸品を即売している所。 お店は想像より小さくて、所狭しと工芸品が売られていた。ウェブで製品を既にチェックしてか行ったのでどんな物があるのかはわかっていたのだが、コンゴ特有の味わいがあってどれも欲しくなってしまう物ばかり。 ちなみにこのお店のホームページはこちら:http://artisandevelop.com/bancs.htm 


ジムが玄関先で靴を履くときに腰掛ける時用の椅子が欲しかった。選んだのはこれ。 機能的にもぴったりだし、見た目も素敵! 
1本の木をくり抜いた重量のある椅子。 ちょっと高いです。 $100、でもとても気に入ったので買いました。

その他、キャロルが買ったお土産達を紹介します。

2つ目のマスクはもう一件立ち寄ったお土産屋さんで見つけたものです。 凄いでしょ〜!
エイリアンみたい。

No comments:

Post a Comment