Friday, April 22, 2011

BUKAVU ブカブより (その1)

Bukavu に無事に到着した。 キャロルと私は早朝5時にアパートを出発。 まだ暗いキンシャサの町をドライバー付きレンタカーで空港へと向かった。 空港までは45分程。 5時半をまわると町も目覚め始め、仕事場へ向かう人達が徒歩で、ミニバスで動き出す。 今日もまた埃っぽい1日が始まる。

UNの飛行機は民間機と同じ空港を使っているのだが、別の搭乗施設があって、それだけでも気分が楽だ。 あの悪夢のような空港はできる限り関わりたくないから。

キャロルがチェックインで2人分のお金を払い、そのあとずんずん進んでしまったので、私は後ろでちょっとトラブった。(だってフランス語なんだもの。) というのも、私は持っているべきレシートの1枚を最初のチェックインで受け取っていなかったのだ。 あせったわ〜。 先に行ってしまったキャロルを大声で呼び戻す。 2人で最初のチェックインデスクまで戻ってやり直しだ。 『レシート下さい!』

国連の飛行機は40人くらいの大きさのものだったが、機内にトイレもあったから私は安心してくつろげた。 小さい頃から神経質だった私は(信じない人が多いと思うけど)緊張するとトイレが近くなるから。 2時間15分ほどでブカブに到着。 ブカブは飛行機から見るとジャングルのように緑が濃い。 バナナの木が目立つ。 マウンテンゴリラが住むというこのジャングル。 なんだか血が騒ぐのよね、動物の事になると・・・・!

ブカブの空港ではIMCのスタッフがランドクルーザーで迎えてくれた。ちょうどその時にジムから電話。 ”無事に到着したよ!” 『ばんざ〜〜い!』 これがジムの第一声。  

涼しい〜! 空気がひんやりしているのは標高が1500メートルもあるからだ。 50分のドライブでLake Kivu に到着。 IMCのベースはこのレイク沿いにある。

オフィスに到着。ジムが笑顔で迎えてくれた。ちょうどIMCのオフィスではランチが始まるところで、スタッフが続々と集まってくる。 テーブルに広がるこのごちそうは何? 何か特別なのかと思いきや、これが毎日なんだそうだ。 久しぶりのちゃんとした食事を前に感激する私。

ジムとは24日ぶりに会うのだが、ジムはこの24日間に2300通のEメールを受け取ったという。 もちろん全て仕事上のもの。
私だってジムに聞いてもらいたい事、決めなくてはいけない事が山のようにあるんだけど、どこから話していいやら。 あんまり忙しそうなので、相談しようと思ったことも、”いいや、自分で決めよう・・・” そう思い留まってしまった。 ジムはストレスと疲労から風邪をこじらせて、気管支炎を起こしている。 

今日だけは何もかも忘れてゆっくりしよう。  飛び込んだ新しい仕事は様々なトラブルを抱え大変な局面を迎えているらしい。 頑張れ、ジム。

1 comment:

  1. う~む(絶句)
    大変な毎日だけど、今までも君は様々なトラブルをやっつけてきたんだものね。すごいぞ朋、そして頑張れ、朋。
    ≪組≫

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