Thursday, April 14, 2011

キンシャサの天才画家2人

今はとにかく外に出て周りから情報を得たいがため、今日もインターナショナルウーマンズクラブで企画された小イベントに参加した私。

8名の女性が集まって、車に分乗しキンシャサで活動するアーティスト2人を訪ねた。 企画した女性が興奮ぎみに『凄いのよ、絶対に見に行って損はないわ!』 っと言っていたのは間違いではなかった。 本当にギフトを持って生まれてきたんだ、と頷いてしまうような才能を目の前で見てきた。
 
舞台がニューヨークやパリだったら”アトリエ” と呼ばれるであろう所で、”先生”と呼ばれるであろうこのキンシャサの偉大なるアーティスト2人は廃屋のあばらやで、その天才ぶりを発揮していた。 (2人は一緒に活動しているわけではない。 全く別)がらくた置き場の片隅で輝きを発していたこの2人のアーティスト達、将来は超有名になっているかもしれない・・・・。そんな予感さえした。

最初に訪ねたアトリエ(?)ではオイルペイント、メタルオブジェ、そしてオイルペイントとメタルを組み合わせて1つの絵にした作品が所狭しと飾ってあった。今日集まった女性達の中に(1月に来たばかりだというのに)既に彼の作品を購入している、という人さえいた。 彼女はまた2つばかりお気に入りを見つけたようで、午後にご主人と一緒にそれを買いに戻ってくるからと約束していた。 

2人目の天才はキンシャサの喧噪、暑い空気、そして人々のエネルギーをオイルペイントで描く男性だった。ゴッホを思わせるようなタッチ。カメラを持っていかなかったのは大失敗だった 私ももう少しで買ってしまいそうだった。 というのも50センチ四方のキャンバスに描かれたオイルペインとが$60だというのだ。 用具にかかる費用を考えると$60はバーゲンだ。2つ3つ並べて壁にかけたらさぞ素晴らしいだろう。


今日はストレスを忘れ、良いものを見せてもらった。 企画してくれた女性に感謝したい。

それに色々情報も手に入れた。この町でどうやって家具や車を探したらいいのか悩んでいた私。 が、やはりネットワークはすばらしい。 知り合いのオランダ人が6月に帰任するんだけど家財道具を全部売りたいって言ってたわよ!という情報を得た私。こういう情報が一番欲しかったのだ。 

午後はキャロルと家具屋さん、電気屋さん巡りをして、値段の市場調査をした。 やっぱり家具はもの凄く高い。リビングのソファは長椅子だけで$3,000だ。 ため息ばかりでてしまう。 全部家財道具を買い集めたら$10,000はゆうにかかるだろう。 出向者の引っ越しセールを期待せずにはいられない。 

こういう時、私は決断力が鈍って決められないウジウジ人間になってしまうのだ。 大きな買い物ができないの・・・・。貧乏性でね・・・。 だけど家財道具を一から集めるのって、考えようでは楽しいことなのだ。 楽しんでやればいい。 少しずつ少しずつだけど、町が見えて来たような気がする。










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