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4月24日、日曜日。 ブカブ4日目。
ブカブは本当に気持ちが良い。 ブカブは地図を見てもらうと分かると思うがレイク沿いにある町だ。 レイクキブは火山噴火でできた湖だそうだ。 IMCのベース(オフィスとゲストハウス)はこのレイク沿いにって、窓を開けると湖の風景が広がる。 まるでバケーションハウスのよう。 ゲストハウスと呼ばれるのは出向者が寝泊まりする言わば、寮みたいなもの。 短期の人もいれば長期の人もいる。それぞれ個室のベッドルームで生活する。 料理人がいて、1日3食ちゃんと用意してくれるし、洗濯物もハウスキーパーさんが手洗いしてくれる。大きな一軒屋なのだが共同生活をしている学生寮みたいだ。
ジムもこのゲストハウスの小さなベッドルームに寝泊まりしていて、私もそこに居候。 テラスからの眺めは最高。ジムの部屋にはバスルームもついていて、湯船にお湯をはってみた。 あれ、水が茶色いね? 自然の水の色って言ってほしいけど? ジムが弁明する。 この水でシャンプーしたり顔を洗ったりするのはちょっと???と思ってしまうが、それしか選択の余地がないのだから仕方ない。 もしかしてレイクの水を汲み上げてるのかな? たぶんね! というジムの返答。ゲ〜〜!
土曜日の夜、私達は皆ではレストランに出向くことにした。 出向者ばかり8名。 ”オーキッド” と呼ばれるそのレストランは素晴らしいセッティングだった。 感動する私。 ”欄” という名前だけあって、レストランのあちこちに珍しい欄の鉢植えが置かれている。エキゾチックな家具や民芸品が飾られ、とてもいい感じ。 食事は”キャピタン” と呼ばれる白身の魚をオーダーしてみた。 サイドにポテト料理がつくのだが、それには料理方法に選択があってジムが ”クロケット” が良いんじゃないと勧めてくれた。 フランス語でクロケットって何なのか? 全然検討がつかなったんだけどそれを頼んでみた。出てきたのは日本でいうコロッケだった。これは ”ソースという名のソース”(日本のソース) が欲しいでしょ〜。 それにキャベツの千切り。 私のソース、ネームドソースはまだ空港で私の出迎えを待っている。
IMCのゲストハウスからレストランまではでこぼこ道を車で15分程いく距離なのだが、昼間のドライバーと夜のドライバーがいて、何時でも外出できるようにスタンバイしていてくれるから助かる。
翌朝、日曜日、ジムと私はこのオーキッドにサンデーブランチがあるというのを聞いて行く事にした。 が、情報は間違っていて、ブランチはなかった。 が、レストランの庭を眺めながら鳥の鳴き声を聞いているだけで気持ちが安らぐ。 本当に別世界。 ここはトロピカルな気候なのでベジテーションが全く違う。 バラ、百合が咲いているかと思うと、何色かのブーゲンビリアが咲き乱れていたり、かと思うと名前も知らない見た事もないような花がそこかしこに。バナナの木もあれば、バンブーもあり。 キンシャサでなくて、ブカブ常駐だったらどんなによかったろうに?
ジムはまだまだ片付けなくてはいけない問題が山積みなのでここブカブで仕事をしなくてはいけないらしい。いつキンシャサに戻れるかわからないという。 ジムの元でプロジェクトを監督するチーフオブパーティーという大事なポジションがまだ埋まっていないからだ。 今ヘッドクォーターが人材を選考中だというから、まだまだ時間がかかるだろう。 6月10日でコントラクトが切れるキャロルに、ジムは7月末まで契約を延ばしてもらえないか? とお願いした。 キャロルはキンシャサが大嫌いだし、私のお守りにも疲れているのは私が一番良くしっている。 無理だろうな? と私は思った。 が、キャロルはジムの説得に答え、コントラクトを延期することに承諾してくれた。 はっきり言って驚いた。 火曜日にキンシャサに戻る私とキャロルは7月末まで新しいタウンハウスで一緒に生活することになる。
ジムは君(朋)はいつでもブカブに来れば良いから・・・と。
キャロルはプロフェッショナルとして自分のキャリアの為に、求められたオファーを受け入れたのだろう。 27歳。 あっぱれた。
レストランでクロックムッシュとクロックマダムという名のサンドイッチを食べた私達は車ではなく、徒歩でゲストハウスまで歩くことにした。 レストランの駐車場に民芸品を売っている場所があるのだが昨晩から欲しい品に目をつけていた私。 木彫りのマスク。 幾ら? って聞くと$50だという。 問答無用で踵を返した私。じょ、冗談でしょ? 幾らなら買う? って聞くから、$5なら買うよと答える私。 マラウイの木彫りは5ドル、10ドルの値段で良いものが買えたからね〜。 相手も$5という私の返事に驚いたのか、何も言って来ない。
レストランを出て100メートル程したところでその民芸品売りが追いかけてきた。 さっきのマスク、$30ドルでどうか? って。
ンン・・・・。 まだまだ高い。 いりません!
彼は諦めたようで戻っていった。
また50メートル行ったところで、また彼がマスクを抱えて走ってきた。 $15でどう?
まだ、高い。
結局彼は$10でどうだ? と言ってきた。
$10なら買うよ。
結局、私は欲しかった木彫りのマスクを手に入れた。 だいたい最初の値段の10分の1くらいを目安に交渉すべし! そう聞いていたからね。 $5にはならなかったけど、$10の価値はある。
新しいタウンハウスの真っ白な壁にこの木彫りのマスクを飾ろう!
マスクの写真は後日紹介するからね!
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