ごめんなさい、今タイトルが思い出せない。 英語の本で、ルワンダに1週間バケーションで行った時に持っていった本だ。 英語読むのは超苦手なので、もういちど読み直さないと上手くここに書けないのだけど、なるほどね〜〜っていうことを幾つか学んだ。
それを知っていたら、マラウイでのエピソードが全部説明つく。
マラウイに到着した2008年の暮れ。 到着してまだ数週間、さ〜これからここで仕事をするぞ! という時にマラウイ省庁に勤める男性を紹介された。 もちろんマラウイアン。
とてもフレンドリーで、好印象。 この先、この男性と一緒に仕事をしていく事になる。 っと言う時だ。 彼がジムに『いや〜明日から出張なんだけどさ、手元に現金がなくてね、$500貸してもらえないかな?』 そう頼んで来た。
政府の人間が・・・・。
ジムは迷ったあげく、(私とも相談し)、貸してあげる事にした。まだ銀行口座も開設していなく、手元に$があったから。
2年と3ヶ月後、マラウイを出発する時までに彼はお金を返しませんでした。 ジムが催促していくらかは返却したものの、全部じゃなかった。 ジムは諦めて2度は催促しなかった。 この人とは仕事上ちょくちょく顔を会わせた。”Hi TOMO~!” と言いながらの満面の笑顔はお見事なくらいだ。 私達の文化ではなかなかできませんね、このシグザは。
もう一つ、私が気になったのはマラウイの人はお礼を言わないの? ってこと。 給料を前払いして欲しいと頼んで来て、前払いしても わし掴みして踵をかえす。 なんだか後味悪いのよね。
こういう事が全部この本の中に書かれてました。
つまりは、余剰を持ってる人というのは それは強欲なのだそうだ。 隣りの困っている人と分けない人は自分勝手。 冷蔵庫に余剰な食べものを入れておくなんて、もってのほか! 何で分けないんだ? こういう思考が根底にあるらしい。
だからアフリカ人は隣人からお金を貸して欲しいって頼まれる前に自分で使ってしまうんだとか。給料前にランチ代もなくお腹を空かしていると言いながら、給料をもらうと、計画もせずに翌日新しい服を買ったりして使っちゃう。 持っていたとしたら誰かに貸しあげなくてはならない。 だからなのかな?
例として、3人の男性がアパートを一緒に借りていた話がのっていた。 3人のうちの1人があとの2人からお金を徴収して光熱費を払っている。 が、この徴収係の男性が集めたお金を支払いが迫っている友達に貸してしまった。 電気が止められ、3人は暗い部屋でろうそく暮らしを強いられる。 が、自分のお金を勝手に友達に渡してしまわれた2人はこの男性を咎めないのだそうだ。 これがあたりまえなんだって。
目の前に迫っている支払いが最優先。 たとえ友達の支払いでも。
こういうアフリカンの感覚は相手が外国人だからといって変わらない。
ありがとう! って言わないのは分けて当たり前だからなのだろう。 分けないなんていうほうが意地悪なくらいだ。
一度、ハウスキーパーさんが、弟夫婦が今すぐお金が必要で、お金を貸して欲しいと頼んで来た。
私はその朝、ステップサンと旅行に出る日で、いきなり今言われても困る! って断った。
それ以来、私と彼女の関係はぎくしゃく......。
こういう感覚の違いはもっともっと勉強しなくちゃいけないと思っている。
何だったかな? 本のタイトル、ジムに聞いてあとで報告します・・・・・。
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