土曜日の夜、ジムがドライバーにこの町のナイトクラブに行きたいと言ったんです。 キンシャサはこういうたぐいのお店が結構一杯あるらしく、それを見ずしてこの町を去るのも・・・・。 話の種に2人で行ってみる事にした。 オープンするのが夜の11時ころだというので、一度ドライバーを帰宅させ、10時すぎにまた来てもらった。
ナイトクラブ、入り口で2人分の料金を払い(幾らだったか私は知らない)中に入ると、ミラーボールが回ったレトロな感じのフロアーがあった。 ほとんど騒音に近いような音楽が耳をつんざき、それにあわせてダンスしているカップルが・・・・・。 地元のビールが一本$7だなんて、とんでもないぼったくりだ。 それでもビールをオーダー。 スタッフがハイチェアを持って来てくれたので、私はバーカウンターに座って人々を観察。 ジムはバーの辺りはスピーカーが近くなのでうるさ過ぎる・・・・.と言って、2〜3メートルほど離れた場所に立ちながら踊っている人達を見てました。
40分程時間が過ぎたころ、ジムが私の所にきて、怒鳴るように言いました。 ”帰る!”
私がずっと40分ジムから離れた所に座っていたのが嫌だったようです。
冷静に考えて、私の行動は全く悪くないと思います。 でも、ジムの気持ちを汲んであげられなかったのが残念だ。 側にいて一緒にビールを飲み、さ〜フロアに行こうか! 踊ろうか! っていう流れを期待してたんですね、彼は。
結局、”あ〜〜一人で来てもおなじだった・・・・” という彼の捨て台詞でこの夜は台無しに終わってしまいました。
どう考えても私が悪かったとは思えないのだけれど 時間を巻き戻しできるのであれば、その場にもどって、ジムの横に立って一緒にビールを飲み、さ〜〜一緒に踊ろう!
楽しい夜になったはずでした。
でもさ、子供じゃないんだから、一言言ってくれたらね・・・・。 こっちに来て一緒に踊ろうってね・・・・。
翌日の日曜日も完全に台無し・・・・・・。 2人とも一言も話さずじまい。 寝室も別。
月曜日。 ”ランチできました!” 私のほうから沈黙を破った。 いつもだとあともう少し時間が経たないと彼の気持ちが納まらないのはわかってる。 でも明日の早朝、ジムはブカブに帰ってしまうから・・・・.
”いつまでへそ曲げてんだよ! いい加減におし!” という意味を込めての私からの歩み寄りだ。 色々話しておかなくてはいけない事があるから・・・・・。
ジムは直ぐにはテーブルに来なかった。 でも数分後テーブルについて、私の作ったビーフンを食べてくれた。
母がいつも言っていた。 お見送りする時に喧嘩は絶対にしてはいけない・・・・と。 だから今日から機嫌を直して明日の朝の出発に備えなくちゃいけない。 11日間ジムはブカブで仕事をする。 この国を出る前に人員削減という一番嫌な仕事がブカブで待っているのだ・・・。
どれだけ彼がストレスを感じているか、私が一番わかっているわけで、だからできる限り家では楽しく過ごして欲しいのだけど、100%気持ちを読むことなんてできないからね・・・私だって。
起きてしまったことはしかたない。 ジンバブエに移動するまでのこのドタバタを2人でなんとか乗り切らなくてはいけない。
めんどくせえダンナさんを大切に(~o~)
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