Monday, May 16, 2011

兄のブログ、発見!

久しぶりに兄の学校のホームページを覗いてみた。  http://www.lca-intl.com/blog.html

兄は私より7歳年上で、私にとっては”育ての兄”。 血液型が2人ともO型のせいなのか? 性格も良く似ていて、母からは一卵性双生児・・・と呼ばれることもあった。兄が1年生の時に私が生まれたわけだから、兄は全てにおいて、私のお手本だったわけだ。 そんな兄の会社のホームページ、久々に見てみたら、”校長のブログ” というページが新しく加わっていた。 50歳を過ぎてから柿の木畑をつぶして校舎をたててもらい、ゼロから小学校を作った兄だが、歳をとってからの兄は会う度に印象が違ってきている。

私が30代の頃、4年間程兄のスクールで一緒に働いたことがあった。 その頃の兄の会社は塾、幼児教室、そして英会話教室という3本立て。 本人は塾の講師と幼児教室の教師を兼任していた。 幼児教室で40分の授業を全力投球する兄は40分の授業のあと、エネルギーが切れて校長室の床に倒れ伏している事さえあった。 シャツが汗でびしょぬれになってしまうので、隣のダイエーに走り、着替えのシャツを購入して夕方からの塾の授業に備えていた。 その頃は車は走れば良い。 服は着れれば良い。 そういう兄だった。 時として用務員のおじさんと間違えてしまいそうな佇まいで、もうちょっとなんとかならないの? と思ったものだ。

が、ここ10年の兄は完全に変わった。 校長先生の風格が板についてきたからだろうか? 亡き父が乗り移っているのでは、と思える程父にそっくりになってきたのも事実だ。 母が見立ておしゃれをさせていた父にそっくり! お父さんが着ぐるみに入っていそう。 

久しぶりに日本に帰って兄の学校に行くと、”そっくりですね〜” とか”同じDNAですね〜” とか言われちゃう私だが、兄は教育者なので兄のブログは私のブログとは違って、ずっしりと内容が濃い。

50歳を過ぎてからピアノを習い始めた兄。(声楽のレッスンもとっているらしい) 幼稚園の時からピアノを習っていた私の陰で、兄はもしかして、羨ましいな〜〜って思っていたのだろうか? 自分もやりたいなって思っていたのだろうか? だとしたら、ごめんなさいね、気がつかずに・・・。 一度もピアノ触らせてあげなかったね。

老後は私がピアノ、無料で教えてあげる、約束するよ!






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