Wednesday, May 4, 2011

グッドニュース

ここベルビューには25メートル(?)くらいもある大きなプールもあって、天気の良い時は水着姿のご近所さんがプールに向かう姿を見かけたりもする。 が、せっかくに引っ越したというのに、体調は崩すしゴキブリは出てくるし、散歩したりジムで汗をながしたり、私達まだ全然やっていません・・・・.

昨日、キャロルはミニストリーファイナンスに2度足を運んだ。 1度目は何時もと同じく、ケンモホロロに扱われ、建物のフロアをたらい回しにされ、疲れ果て戻ってきた。 が、今回初めてキャロルは何時もは口に出さないことを発言した。”どうしても今日中に書類を手渡してくれないのなら、USAIDに連絡してなんとかしてもらうわ!”

このUSAIDという言葉に秘書達は反応したようだ。手続きが遅れているのは自分たちのせいじゃない云々・・・・・・。 ブツブツ言い訳しながらも3時に戻ってくるように・・・そういわれたキャロル。

どうしよう、どうせ無駄足だと思う。 同じ日に戻ってこいというのはグッドニュースの為でないことは今までに何度経験したことか? ただ、ゲームをしているだけなのだ。 明日にしようか? キャロルは疲れ果て気が進まなそうだったが、秘書に電話するともう一度来るようにと・・・・。


やはりUSAID(アメリカ政府)から圧力が掛かるのを懸念したのだろう。 
書類はちゃんと出来上がっていた。たった1枚の紙切れ。 それも4月29日の日付でサインされていた。 なんだ、1週間も前にできていたんじゃないの。 それを各階の秘書達がチームになって、ここにはない、4階にある。4階にいけば、ここにはない、7階の事務所にある・・。 こうたらい回しにされること1ヶ月。 これも自分たちの利益なしでは動かないっていう典型のケースだ。
個人的にはお金で済むのなら払っちゃえ! て思うけどジムがそれを制止していた。政府間の協定があるからだ。(私個人的にはマラウイの郵便局で荷物を引き取る時、ポリスオフィサーにランチマネーを払って引き取っていた私、そうしないと渡してもらえなかったから。)

もっと早くこの方法を取っておけば良かったと思ったが、キャロルにはキャロルなりのプライドがあったのだ。むき出しの闘志で戦っていたのだ。 本当におつかれさま。

私とキャロルは抱き合って喜びあった。 この苦労はここにいる人でなければわからない。そういう意味で私はキャロルに迷惑ばかりかけているのだが、彼女の苦労を見守った証人として、私が一緒にいた事は彼女にとっても良かったものと信じたい。 

これで海外からの医療品もプロジェクトで使う車両も全て関税なしで引き取れることができる。 1年間の期限つきだが。 

この書類をスキャナーで読み取り、直ぐに運送会社に送った。 これで私達の荷物も引き取れるはず。
関税がかからなくても引き取るのに約$1,000の料金がかかる。 がまたレンタトラックを借りて自分たちで受けとりに行かなくて済むのだからこれで手をうとう。 ベルビューまで届けてください!



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