Saturday, August 14, 2010

エンスト

金曜日12時を過ぎた頃、ジムが焦った声で私に電話をしてきた。 それも部下の携帯を使って。
フィードザチュードレンのランドローバーが路上で動かなくなってしまったという。『迎えに来て、あ〜〜それと携帯のクレジットも買って来て!』 事態を良くのみ込めないまま、私は主人の指示通り、携帯電話のクレジットを買ってパジェロを飛ばす。
5分後『エンジンがかかった! 大丈夫そうだ。』ユータンして家に戻ろうとした私は5分後に又呼び出された。 『やっぱり駄目だ。迎えに来て!』

今朝主人がランドローバーを発車させようとしたとき、エンジンがなかなかかからなかった。嫌〜な予感だった、ボス達2人を乗せてクンバリセンターに向かおうとした矢先、今度は完全に止ってしまったらしい。私が到着するとランドローバーの後部から足を窮屈に折り畳んでいたらしいボス達がドアをあけて出て来た。

路上でランドローバーの下にもぐって配線でもチェックしたのだろう、ホコリだらけのジム。ボス達を乗せて先にクンバリセンターまで行ってくれ、と私に言う。 『え? 私が?』 
そういう事か。ジムは牽引車が来るまで待たなくてはいけないからだ。

ちょっと緊張。 でもクンバリセンターなら行き方も知っている。大きなアメリカ人を乗せたパジェロは明らかにずっしりといつもと違う手応えで走り出し、無事にクンバリセンターに到着。
センターでは先着のスタッフや、プロジェクトを一緒に遂行する他のNGOの人達が待ちくたびれて先にランチを始めているところだった。午前中からレゼンテーションが予定されていたのだが、ジムなしではスタートできず、予定が2時間くらい遅れている。 私はランチから参加する予定ではなかったのだが、皆と一緒に午後の半日を過ごすことにした。 

ジムとロジスティックマネージャーはそれから1時間ほどたって到着。 

あ〜昨晩パジェロにディーゼルを給油できていて本当によかった。 ランチの出席をキャンセルしていたのも不幸中の幸いだ。
プレゼンテーションは足バヤに行われ、全てのスケジュールが終了したのは6時前だった。

6時からディナーのはずが、ディナーは待て暮らせど出来上がる気配もなく・・・・・。バーベキューのお肉がやっと網の上に並べられ・・・・。 あ〜〜〜。 寒いのに1時間半もディーナーを待たなくてはならなかった。 

何もトラブルがなくてもこんな調子だもの・・・・。 エンストしたからってそんなにジタバタすることもないのかもしれない。この国では? 



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