Friday, August 20, 2010

女達の興奮・・・

久々に服を選ぶときの興奮というものを味わった。
カリフォルニアでは服のショッピング、靴のショッピングがストレス解消には一番だと思っていた私。考えてみたら、マラウイでは新しい服とか靴とか買わないね〜。 今年に入って何か買ったっけ? 何も買ってない。

そういう私、友達が新しいテーラーを教えてくれたから大変。そこは他のテーラーと違い、お店に所狭しと色とりどりの布が置かれている。 布を選んでそこで仕立てをお願いするというわけだ。こんなに素敵な布が置いてあるお店は見た事ない。脳内物質、セロトニンが一気に放出された気分だ。 より取りみどりの布地はマラウイ産ではなく、ガーナからのものらしいく、欲しいと思うものが一杯ありすぎ。 コットン100%の色鮮やかな布、マーケットで4メートル1000クワチャ($7程)の物とは大違いの手触り。以前に私が仕立ててもらったドレスは布が800クワチャ、仕立てが3000クワチャくらいだった。木綿だと言われて買ったが、やはり100%ではなかった。  
このお店の料金は、ドレス1着分の布と仕立てで15000クワチャ〜18000クワチャというから大変。 ドルでいったら$100以上。 
最初に値段を聞いたときはびっくりして、高すぎる〜っと思ったのだが・・・・。

そこに自分の布地を持ち込んで仕立てだけを頼もうというお客さんが入ってきた。 私は『この布、どこで買ったんですか?』 すかさずに聞いた。 『オールドタウンよ。』確かにコットン100%というシールがついているので、木綿のようなんだけど、ちょっと手触りが違う。 お店のオーナー、全く同じパターンの布を自分も持っていると言って見せてくれた。 確かにパターンは全く一緒。でもポーランド製だと言う。 触ってみるとしなやかさが全然違う。 『他で同じ柄をコピーして作っているのよ。』そのお客さんには申し訳ないが、他で売っている布はコピーもので品質が今イチだというのだ・・・・。

なるほどね〜。 高いほうはやっぱり目が密で手触りがソフト。 コピーものはゴワゴワしてる。

私たち3人のうち私以外の2人はその場で布を選び、デザインを決め、採寸してもらい直ぐに仕立てに入ってもらうことになった。3日ほどで完成するらしい。 私? 私は今日はオーダーできなかった。 今、口座に外貨がないのだ。 グスン・・・・。 お醤油さえ買えないのにドレスのオーダーどころじゃない。でも、つばはつけて来たのよ、赤い布に! デザインももう決めてあるのよ、マーメードスタイルに! いつそんなドレスを着るのか知らないが、とにかくオーダーしなくっちゃ!

主人には聞かないほうが良さそうだ。事後承諾。 それしかない。 




1 comment:

  1. 私も久々に興奮。いや、いまだに興奮してます!
    オートクチュール?なんて人生で初めてだし、ほんとに上手くできるのか心配半分嬉しさ半分で興奮してる。
    しかも3日間で出来る所が更に興奮を増します♪

    真由美

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