いざ、電車に乗ってみると、ブースになっていて、各ブースは3席、または6席。 各ブースにはドアがついています。 それにテレビらしいものが設置されてる。 私たちの席はなんと、2つのブースに予約されていて、3つを使用することはできませんでした。 すでに私たちのブースには3人の男性が乗っていて、そこにジムと私は席を確保。 3時間の電車の旅です。 椅子は日本でいうと大きなマッサージチェアのような感じ。 一つだけ不満は空気は凄く悪い。 車両のどこかでタバコを吸っているお客がいるに違いありません。 とにかくムッとした空気。
ブハラはサマルカンドより寒くない。 駅で片言の英語を話すタクシーを選び、ホテルへ。途中マーケットによって、両替。 この国のお札は5000スムというお札が一番大きいお札。 これは$1.6 。 だから30ドルのお金が2センチくらいの厚みになってしまって大変。 100ドルなんていったらお財布に収まりません。 国境で両替したときは1000スム札で手渡されたので、その何倍もの厚み。 以前のジンバブエみたい。
ホテルのお客さんはやはり私たちのみのようで、昔はマドラサ(ドミトリー)だったという小さなホテルは静かで、一泊$50 にしては大満足。
到着の夜、ウズベク料理が3日間続いたので、イタリアンレストランへ行ってみました。 この日はウズベキスタンの憲法記念日だったせいか、どのテーブルも予約が入っていて賑わっていました。ピザ、パスタ、サラダ、ワイン。 そして特別メニューにお寿司が。この砂漠地帯のウズベクに寿司メニューがあるなんて。 ジムと私は面白半分にピザとパスタのほかにサーモンの入ったロールをオーダーしてみました。
はい、これがウズベク流、お寿司です。 隣のテーブルは現地の人たちの家族連れ。 彼らもまた、寿司をオーダーしている様子。 観察する私・・・・・。 あちゃ〜、お箸の持ち方、やっぱり知らないんだ。 お箸を上からぐー状態で握りしめてる。 挙げ句の果てに子供が家族全員の箸を集めて鷲掴みにして遊んでるし・・・・。 あの〜、お箸の持ち方を教えてあげましょうか? と言いたいところだが、余計なお世話? 寿司ブームはどうやらタジキスタンだけではないようです。
ちなみに、この裏巻きのロール、5ドルくらいだったかな? お味は悪くなかったです。 レモンがよくあってた。 ソースは真ん中が中国のお醤油。 両端はなんだか、よくわからなかった。
イタリアンレストランだけど、ピザよりお寿司のほうが美味しかったのは意外。
赤ワインをボトルで一本あけて、上機嫌な夜でした。
翌日は雲ひとつない晴天。 朝はマイナス4度の寒さでしたが、お日様のおかげでゆっくりと暖かくなり、ガイドさんのと共に歩きのデーツアー、とても気持ちよく、歴史的建物が青空に映えて最高!!!!!
たった1つ、私の大後悔はいつも手袋なんかしないのに、慣れない手袋をしていたために何度もパナソニックのカメラを地面に落としてしまい、また、画面に黒い点が現れる状態になってしまったこと。 大失敗。
成田からエアウズベキスタンが首都のタシュケントに飛んでいるそうです。 が、11月からはオフシーズンでお客さんがいないので、その便はストップしているそうで、また3月になると、大勢の日本人観光客が訪れるようです。 だから今回、日本人には1度しか遭遇しませんでした。ジムが『こんにちわ!』 と声をかけると、やはり日本人でヨーロッパから来たと言っていました。 寒いけど、ちゃんと厚着していれば、この時期、決して悪くないと思うな、私としては。 どこへ言っても観光客が殆どいないから。
iPad様のアプリでこれを書いているのだけど写真の大きさや、レイアウトなど、何も修正できません。 ただ、かいて、写真を貼るのみ。 そして、アップロードしたページはどう見えているのか、タジキスタンからではチェックできません。 ま、いいや、興奮覚めやらぬうちに書き留めておいたほういいものね・・・。
ウズベク旅行、プランの段階で90%諦めて、もういいや、行くのやめようって思っていたのです。が、最後まで諦めずに実行して、本当に良かったです。 アジアで最高の思い出となりました。
なんでって? 全て、偶然が重なっているのだけど、上手くいったのです。 もちろん旅行っていうものはいつだって、予期せぬことが起こって、それも旅の持ち味であり、それをちょっと楽しむくらいの余裕があるといいのだけど、どれだけ旅行を重ねても、いつも何かのハプニングでつまづいてしまい、後味の悪いものになってしまう・・・・。 そんなパターンが多いなか、今回はちょっと違ったのです。 今までの旅行で一番スムースにいった。 小さなハプニングも含め、うまい具合に乗り越えた。 どうしてかって? やっぱり、きりつめて無理をしないことだと私は結論づけます。 行き帰りの車は1人30ドルも出せば、乗り合いタクシーでも行けたはずです。 それを片道250ドルも払った。 これは旅行会社を通したから。 だけど、もし乗り合いタクシーだったら?
英語は通じないし、乗り心地は悪いし、乗り継ぎしなくてはいけないし、すごいストレスだったと思うのです。 旅行会社の車でも帰りはホテルからボーダーまで8時間。 飛行機なら太平洋を超えられる時間のドライブ。 ホテルは一番安いランクでも旅自体の質を下げないための出費は値切ればいいってものじゃない。 あれ、日本語変? ”贅沢を追求するのではなく、旅の質を下げないための出費は値切るべからず!” これが、過去8年近く旅行を続けた私の結論!
あ〜〜、本当に素晴らしい旅行だった〜。
文字が大きく表示されるようになって読みやすいですよ。それにしても空の青、モスクの青!どちらも神秘的な美しさですね。良い旅になって良かった!!NOBUKO
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