Friday, June 18, 2010

朋のバッファローチキン ほっぺ落ち落ちレシピ


バッファローチキンっていう鶏の手羽先の料理がある。 手羽をじっくりとオーブンで焼いた物で味がしみ込んでいてとっても美味しい。 カリフォルニアにいた頃、(まだ私もジムも40代だったころ)週末の過ごし方として2人でランニングをしていた。 20分ほど車で行くと国立公園かと思うようなきれいで、ひんやりと涼しい山があってその木漏れ日の中、川の流れる音を聞きながら2人で10キロ走っていた。 2人乗り自転車でその山道を登ったこともあった。 健康的な週末だったな〜!

運動後のお楽しみといえば!
ささっと汗をかいたシャツを取り替えてブランチに行く。近くにゲイルズというアメリカでは珍しいほど繊細な味のデリカテッセンがあったから。 そこのフランスパンは絶品だったし、サラダもマリネ物もロースト物も、サンドイッチも全て文句なしのおいしさだった。 目方で買って持ち帰ったり、その場で週末の日差しを楽しみながらブランチを楽しんだり。 いつも大勢の人でにぎわっていた。 ケーキ類も絶品!

そこで私とジムが大好きだったのがこのバッファローチキン。 ゴールデンブラウンに焼き上がった鶏の手羽は柔らかくって、ジューシーでオレンジの香りが少しだけ入っていて・・・・,どうスッ転んでもこの味は真似できない!と脱帽していた。
ジムが私にこれ作ってよ!とリクエストしていたけど、どういうレシピなのか????? 想像もできなかった。

さて、話はマラウイに飛んで、お店で鶏手羽を見て思い出した、バッファローチキン。 もう3年くらい食べていない。 鶏の手羽は驚くほど安く手に入る。 
インターネットは本当にありがたい。 料理のレシピは世界中のものを検索できるのだから。
バッファローチキンのレシピを検索した。 星の数ほど出てきてしまい、どれがあのゲイルズの味に近いのか? 作ってみないからにはわからない。
鶏をつけ込んで20分焼いてできるものもあれば、2時間もオーブンで焼く物もある。

試した、試した!

ラッキーだったのは2つ目に試したレシピがゲイルズの味にかなり近いもので、ジムもうなった。 ウ〜〜ン、かなり近いね、ゲイルズに!

改良に改良を重ね、とうとうできあがった朋のバッファローチキンレシピ、これは我が家の家宝として孫子の代まで引き継いで欲しいと思う。 (だけど、私も兄も子供がいない。)

ここに”バッファローチキンほっぺ落ち落ちレシピ”を紹介する。 2時間オーブンで焼くから途中で停電するとかなり痛い。 マラウイでは昨日も昼前から夜までず〜〜っと停電だった。 なので停電のなさそうな頃合いを見て焼きましょう!

ジムの感想:
『ゲイルズ、ワッチアウト(気をつけて)!朋のチキンの味がゲイルズを超えたかもしれない!』


やったね!

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  • チキンウィング 1キロ
  • ブラウンシュガー 1/2カップ
  • 醤油 1/2カップ
  • 酢 1/2カップ
  • 蜂蜜 1/4カップ
  • ニンニクみじん切り 3房
  • ショウガみじん切り 小さじ2
  • 塩 小さじ1/2
  • こしょう 少々
  • レモン汁 小さじ 2
  • 鷹の爪 種をとって細かくきったもの 2本
  • オレンジの皮をおろしたもの 小さじ1〜2 (オプション)
  1. 味がしみ込みやすくなるように手羽にフォークで穴を開けておく。 
  2. 調味料を全部こなべにいれて火にかけよく混ぜる。 沸騰したら弱火にして2分程度煮詰める。
  3. 耐熱容器かオーブン用の鉄板(深め)にチキンを入れて小鍋の調味料をかける。
  4. 180度のオーブンで時々チキンを混ぜながら2時間焼く。 焼き上がる前、まだ調味料が液体状のときにオレンジの皮を混ぜてチキンにかけるとオレンジ風味になる。 これはオプションだけど。 
注:耐熱容器でなくて(深めの)鉄板だと火の通りが早いので2時間焼かなくても調味料が液体状からベタベタ状にかわってくる。それが焼き上がりのタイミング。 


残念なのはお客さんの時に出せない事。 だって手も口の周りもものすごくべたべたになるんだもん・・・。


写真は1時間30分〜40分焼いたところ。調味料がこげる前にオーブンから出す。


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