Sunday, June 6, 2010

不揃いなトウモロコシたち


昨日、土曜日の午前中・・・・・
私が『ベジタブルボーイズ』 と呼んでいる、野菜を行商するマラウイアンがキッチンドアをノックした。 めずらしく今日はトウモロコシを持って来ている。 トウモロコシ、マラウイアンにとっては主食、日本人にとってのお米と同じ意味をもつ。
いたるところ、畑にできる空き地はほとんどと言って良いほどトウモロコシ畑である。 収穫は5月頃だ。

私は6本のトウモロコシを買う事にした。 採れたてだからきっと甘みがあって柔らかいだろうと思ったから。 6本かって200クワチャ払った。 150クワチャが$1だから6本で130円くらいだろうか? これも私が外国人だから現地の人に売るよりかな〜〜り高く言ってきてると思う。 たぶんマラウイアンだったら1本10〜20クワチャだろう。 しかし重たい野菜を何キロも歩いて運んで来ているのだから外人価格でも文句は言えない。

トウモロコシの皮を剥いてみると、なんとも不揃いな粒が顔をだした。 これって栄養失調?私はすぐにそう思った。 ところが主人に見せるとこれは成長しきってないからだという。
ヤングコーンだ。 完全に成長してしまうとサイズは大きくても、固くなって甘みが減ってしまう。現地の人達は完全に成長したトウモロコシを乾かし、砕いて粉にして使うのだがこのヤングコーンは成長途中で収穫したものなので粒の列がスキスキなのだ。 甘さが強いのは、成長の為に使われる糖分がまだ残っているからだそうだ。道ばたで火鉢でこのヤングコーンを焼いて売っているのを良く見かける。 大きいのを選びがちだが小さくて細いほうが甘くて美味しい。

今日のヤングコーンは粒と粒の間が1列抜けてしまったような形でぶかっこうだったけど、オーブンで焼いて食べたら甘みがあって美味しかった。


No comments:

Post a Comment