Friday, March 30, 2012

三日月とヴィーナス


家から写した三日月とヴィーナス! カメラはカシオです。



パジェロの名義変更

IMCのオフィスより・・・・。

今だにジェネレーターとインターネットのない生活が続いてます。 

ジムと私のプライベート用の車としてパジェロを購入した。1999年型のパジェロで、UKから輸入された中古。エンジンが普通のパジェロより少し小さいらしい。 前のオーナー(ジンバブエ人)は86%もかかるタックスを支払ってイギリスからのこの車を購入したらしい。 今回、私達がその車を買うわけで、私達はこのタックスは払わずに済む。 59,000キロしか走行距離がいっていない、殆ど新車のようなこのパジェロ、お値段は9500ドル。 11,000ドルから交渉が始まって、9500ドルまで下がったのだから、私達はとてもハッピーだ。 良い買物をした気分。 この町での中古車購入は、売りたい人がディーラーを通して車を展示し、買い手がついたら、ディーラーがマージンをとるというシステムらしい。 ディーラーが既に車を所有して売りに出すのとはちょっと違う方法だ。 


来週の週末からイースター休暇がある。 それまでになんとか名義変更の手続きを終えてナンバープレートを入手し、保険を買って、このパジェロで遠出したいとおもっているのだが、それがなかなかうまく行かない。


忘れもしない、名義変更中に運転しておまわりさんに見つかって罰金を払った苦い思い出はマラウイでのことだった。

パジェロは全ての手続きが完了するまで私は運転したくなかったの! でも運転せざるをえなかった。 でもって、夕べ、名義変更のできるZIMRA と呼ばれるオフィスから帰宅するさいにおまわりさんに停められました。 もしもトラブったら僕に電話して! といってくれた中古車ディーラーの男性にヘルプの電話をかけるまでもなく、素直に罰金を払った。 あの状況では弁明の余地がなかったから。 が、ジンバブエの罰金は安かった! レジストレーションなしでの運転、$10。 現金で、す〜〜ぐ払っちゃっいました。 手続きが完全に終了するまで、運転しないって約束して・・・・・。 しない、しない、もうしません。

なので、今パジェロを運転するのは諦めた。

IMCのスタッフに頼んで、、名義変更の手続きを手伝ってもらった。 が、提出した書類に前のオーナーのサインがないからダメだと・・・. ディラーの中間人のサインでは効力がないと・・・。前のオーナーは今、イギリスにいるのよ。  委任状が必要だ。

ディーラーの男性は ”蛇の道は蛇” 手続きをトラブルなしに進めてくれる男性を紹介してくれた。 実は昨日、この男性と一緒にZIMRA にいく予定だったのだが、90分も待たされてもこの人が現れなかったので、諦めてIMCのスタッフに助けを頼んだのだ。 ディーラーはこの男性を通して手続きを進めれば何も問題なくいくが、この男性抜きだと委任状が必要なは分かっていたらしい。 なんでそれを先に言わないのよ?

90分も待たされたから、信用できないと思ってその男性を頼まずに進めようとしたのがいけなかった。

明日の土曜日もう一度、彼(蛇男)を伴ってZIMRA に出向き、エキストラのお金を払い(そでの下)、全てスムースに進めてもらうように頼む。 (”蛇の道は蛇”の男性、強面の男性を想像していたら、なんとも可愛い、ティーンエイジャーのような若い男性が現れた!)

来週の金曜までにパジェロの名義変更、その他の手続きがおわらなければ、イースターの休暇はおじゃんになるってわけで・・・・。

こういうトラブルは今にして始まったわけじゃなし、これくらいのトラブルなら、まだ良い方だって思ったほうがいいだろう。 コンゴに比べりゃ、天国、天国。 

ZIMRA のオフィサーもとっても友好的だったし、きっと全て上手く行く!


私の希望通り、パジェロに決まって嬉しい。 小さな車だと、自転車を2台乗せて移動できないから。 このパジェロ、オートマティック、内装は革張りだよ! この先のアクティビティーが楽しみさ〜!




Wednesday, March 28, 2012

Succesfully moved to the house

We succesfully moved to the house last Sunday. That day, the electricity down starting after 4:oo pm then did not trun on that night. Jim put a lot of candles in the house but we just went to bed earier.

Monday, we had power! It had gone just 30 minutes at noon time but otherwise we had power all day long!

Tuesday, we did not have power all day again. I was so frustrated since I could not even have a cup of coffee. I waked to the nearest and biggest shopping center for coffee. It was just 15 minutes from the house. It's a fuge shopping center and seems there is a movie theater too.


How is the house? I have not bitten by any bugs so far. That's a good sign! There are so many spiders around though. The spider I can't stand is big flat one just like a sticker. It is about 10 cm. I screamed last night. Jim smushed for me.

Our master bed room dose not have a carpet or tiles. It is just concreate floor. I hope the owner arrange to put tiles on. It looks bad.....

The water system is not stable either. We have no water, or no hot water time to time.

Otherwise, "Sume ba Miyako" I hope I am going to like it.

We have not set up internet system and generator yet. That's why I am tyrping this from an internet cafe. No Japanese!

Did I tell you? I decided to oder the main cutains. IMC staff has ordered it for me. I am looking for seeing them soon!



Thursday, March 22, 2012

カーテン問題

以前にもブログで書いた憶えがあるんだけど、私という人間は、変なところで途方もなく悩む習性があるのだ。 

アメリカで家事補助者として3年働く事、40歳直前に留学すること、結婚、こういう大きな決断では殆ど悩んだことはないというのに、小さなことなのに、のたうちまわって悩み続け、決められない日々が続く。 動物的な直感が鈍ってしまうようだ。

ここ一週間カーテンのことで頭を抱えていた。 でも決めました。 縫製所にお願いします!

なんでってね?

60メーターものカーテン用芯地を日本のオンラインで購入し持ってきた私だったのだが、その芯、私がオーダーしたものとは違うものが届いていたことに気がついたのだ。 え? 
なんで芯にポケットがついてるの? と。

ウェブでオーダーした物とは明らかに違う。 メールでその会社に問い合わせると、やはり発送の間違いで、平謝りに謝ってくれた。 すでに遅し。 私もこ包みが日本を出発する直前に届いたので、中身を良く確認していなかったのだ。 

このポケット付きの芯はフラットカーテン用なんだそうで、ヒダやギャザーをよせずに真っ平らに吊るカーテンに使うらしい。 カーテン上部に上から縫い付けて、フックで吊っていく。 簡単プリプリじゃない、これ!

でも今回私のメインカーテンでは使えません。フラットにしたくないから。 芯として中に包み込んでできない事はないと思うけど、ポケットの部分がゴワゴワするし、それでヒダを寄せてミシンで縫う自信もない。

この60メートルはお蔵入りです。

つまり、私のヒダカーテン計画はお釈迦になったわけ。 

ギャザーカーテンにしよう。 自分でギャザー用テープを買ってきて作ることもできる。 楽しそうだ! やりたい! でも幾つか問題が。
今、私の膝は腫れていて、上手く曲げられないの。 だから34メーターもある布を床に広げて採寸、裁断するのはかなりきつい。 性格上、こういう時は超神経質になるからね・・・。

と、いうわけでギャザーカーテンはレースカーテンを作ってくれた縫製所にお願いしようと思う。 

もう一度キチンと採寸して、ちゃんとした注文票を作成しなくちゃ! だって、レースのカーテンのほうがちょっとだけ短くなるようにしないとカッコ悪いでしょ。

メインのカーテンは全て真ん中両開きになるわけだから、1つの窓に2ついるわけだ。 と、いうことは8個の窓、16のカーテンが必要。 (レールが真ん中で2つに切れている)

これって結構な仕事量だわね。

ミシンは諦めませんよ、私。 ジムのコードレス電気工具と一緒、ミシンはどうしても必要。 テーブルクロスを作ったり、ベッドスカートを作ったりと・・・・、ま、この先、車が家に来たら、行動半径を広げて楽しい創作をしたいとおもいます。

真ん中のポリエステル製、ポケット付きの芯が日本から持ってきたもの。 上の大きな巻き全部で60メートル。 下のコットンの芯はここで購入したもの。 でもこのテープ用の一本足のフックが売ってないみたいなの。 だから仕方なく、写真下の4本足フックを使う。
このフックを使って、3つ山のヒダをとっていく方法もあるらしい。 が、この芯だとかなり厳しそうなのだ。 だから諦めっち。
手に入るものでなんとか工夫しなくてはいけない。 それがアフリカの生活さ。

今日は金曜日なので、ジムは2時に仕事を終え、2人で家に出向き引越準備を進める。
明日の土曜、日曜2日間で引越を完了したい。 
え? でもジェネレーターは何時移動するの? まだゲストハウスの庭にあるんだけど・・・。殆どの時間、停電してるのよ、冷蔵庫、暖まってるし。

それに鍋釜もないっすよ、ジムさん。 明日は買物する物がいっぱいだ〜〜。




ゲジゲジでるは、ガマカエルでるは


ゲストハウスにある畑、左に見えるのがトウモロコシ 右奥に見えるのが・・・・。

ハウスキーパーのブレンダはゲストハウスのガーデンから緑の野菜を穫ってきてはプラスティックバックに入れて家に持ち帰る。 晩のおかずにするのだろう。 彼女が持って帰る野菜と同じものをお店でみつけたので、買って食べてみた。 美味しい! ほうれん草より歯ごたえがあって、茹でても炒めても崩れないし、苦みと甘みが良いバランスで、これ、いける。

これがその葉っぱ。 栄養がたっぷりありそうでしょ? ケールの仲間だそうだ。 今日は塩ゆでしてからお醤油と胡麻油、それにカラシをちょっと混ぜで、おひたしにして食べました。
日ブレンダが帰っ私はゲストハウスの野菜ガーデンを見てみた。 どれどれ、どこに植えてあるのかな?あのグリーンの野菜は? セキュリティーガードの男性がガーデナーも兼任していて、彼が手入れしているらしい。 が、例のグリーンの葉っぱがどこにも見つからない。
???? たぶん、昨日ブレンダが持って帰ったあの株が最後の1つだったんだろう? そう思った私。

が、今日また彼女は葉っぱを袋に詰めている。 ”え! どこに植わってるの、その葉っぱ?” 私は彼女に聞いた。

彼女は笑いながら私をガーデンに連れて行き、”これです!” と指差した。 ”うっそ〜!” ”あの葉っぱは地面からキャベツみたいに生えてるんじゃないの?” 仰天する私。

 ドンドン葉を摘んでもまた、伸びてくるそうだ。 だから下のほうは葉がなくて、茎だけになってる。 まさかこんな形の野菜だとは夢にも思いませんでした!

ブレンダが葉っぱを1枚ずつ摘んでくれている間、私がいかに虫が苦手かをブレンダにとくとくと説明した。 例えばね、このトウモロコシ、皮をむくでしょ? と、小さい芋虫がでてくるでしょ? あれ、嫌なのよね〜。 リンゴも。

そのときだ。 私の足下にあの、あの、ジャイアントゲジゲジが出た〜〜〜!

ブレンダに説明するまでもなく、私は悲鳴と共にガーデンを飛び出して家の中にまっしぐら。

Madam makes me laugh! とブレンダは笑い転げる。




ジムが6時ころ帰宅した。 夕飯の前に散歩しようと誘われ、雨が降りそうだったので、傘を一本とジムのレインコートを持参して出発。 が、案の定、土砂降りに。

真っ暗だは、水が川のように流れるはで、私もジムもずぶ濡れに・・・・・。 車の水しぶきを顔にまで浴びながら、懐中電灯の光を頼りにジムにしがみつき雨のお散歩。 

思えは日が沈んでからお散歩できるアフリカの国なんてそうは多くないだろう。 あのマラウイでさえ、暗くなってからは歩かなかった。 
が、ここハラレでは夕飯の前の小一時間の散歩が習慣になってきた。 ここは今、冬に向かっているので、ドンドンと日が短くなってきている。 停電中だからなのか、街灯がなくかなり暗い。 懐中電灯なしではちょっと歩けない。

ハイキングブーツの中までずぶぬれになりながら、やっと家にたどり着いた。 ホッとしてドアを開け家に入ろうとした、そのとき、大きなガマガエルがドアの所で私を迎えてくれた。 
もちろん、”ぎゃ〜〜〜”。  これも私の苦手リストのトップ3に入る。

しか〜〜し、このガマガエルが今日は違って見えたのだ。 

っていうのも、あの巨大ゲジゲジが身の毛がよだつ程嫌なので、それに比べたらガマのほうがまだ、可愛いげがある? そう見えたのだ。 本当に違って見えた。

これってショック療法? この国ではガマカエルを好きになれるかもしれない、予感・・・。

そうね、これまで、トカゲは大丈夫になったし、カメレオンなんか、触れるようになったんだから凄いっしょ? だけど、ゲジゲジだけは絶対嫌だ〜。


部屋がおしっこ臭い

今週末に引越予定の貸家には4つ寝室がある。1つは開かずの間なので私達は3つを使えることになるのだが、その1つが 臭いの!
”おしっこ” の臭いがするのだ。 その部屋は幸い私達が寝起きするマスターベッドルームではないのだが、そのお隣りでいつもその部屋の前を通るたびにツ〜〜ンと鼻につくアンモニア臭がする。 その部屋は床が木目タイルでできていて、私は赤ちゃんが床でおしっこをしてしまったのか? と想像した。 が、前の住人であったオーナーの家族には小さな子供はいないそうなのだ。 

猫に違いない。 時々お隣の猫が家の中まで侵入して来るので、もしかしたら彼がマーキングした? 
私は1週間程前にブレンダを連れて家の掃除にいき、そのときモップで床を水拭きしたあと、ワックスをかけた。 そのワックスは昔ながらのこってりとしたやつで、かなり強烈な臭いとベタベタした感触が残る。
そのときはワックスの臭いでおしっこの臭いはかき消されていたのだが、1週間して、また臭いが戻ってきてしまった。 ジムはワックスを一度剥がしてから、ビネガーで床を消臭するしかないだろうと・・・・・.

先ずはワックスを溶かすためのシンナーのような液体で床をこする・・・・. その次にお肉を柔らかくするためのパウダー”ミートテンダー” を水に解いて床へ。 これは酵素が尿を分解して臭いを消す助けをするからだそうで・・・。 締めはビネガー。 これはインターネットのリサーチで猫のピー臭い消しにはお酢が良いとわかったので。


お料理用じゃないんです、これ。

膝が痛くて曲げられない私にはこの3段階の作業は結構大変で、部屋の1/3くらいしかできませんでした。 でもワックスは綺麗にはがれて、白ちゃけた床が顔をだしたからやった甲斐があったってもんだ。

が、翌日部屋をチャックしてみると・・・・。臭う、臭う。

昨日やり残した残り2/3の部分から漂ってくるのか?????


そこにIMCスタッフのジョージが・・・・. マダム、『この臭い、もしかして天井裏からきてるのかも?』 そういい出した。 『え!』

G:『猫はどこにでも入り込むからね〜』
T:『猫って、天井裏でおしっこするの? 横着なやつだね』 
G:『もちろん! ネズミを追いかけた後に、おしっこしたいな〜、でも下まで降りるのめんどうだ、ここでしちゃおう! ってなことで、天井裏でもおしっこするんだよ。』
T:『げ〜〜〜〜!』

そうだとしたら、この臭いはどうやって消したらいいのよ? 大変だ〜。
ジョージの予想は私の床掃除意欲を一気にめげさせてくれた。 でもまだ一類の希望を捨ててない私、明日はやり残した2/3の床の洗浄をしたいと思う。 たのむ、床であってくれ!

 


Wednesday, March 21, 2012

シアーカーテン完成!

私がレースカーテンと呼んでいる、(レースではない)シアーカーテンが出来上がってきた! 早速カーテンの束と共にマイホームに出向いて、カーテンを窓に取り付けてみた。 14個のカーテンを1人で吊るのはちと、大変かと思い、ハウスキーパーのブレンダに手伝ってもらった。 良かった、1人でやらないで、2人でやっても4時間以上もかかってしまったのだ。

なんでって、カーテンをかけるためのフック、5本足なので、それを2本ずつカーテンのテープに差し込む作業がもの凄く時間がかかったのだ。 

が、飛び込みで頼んだ縫製所はなかなか良い仕事をしたと思う。 1枚のカーテンの縫製、3ドル50セント。 お安いじゃないですか、この手間を考えたら。

殺風景で、蜘蛛ばっかりが気になっていたこの貸家が一気に息をし始めたかのように、家中の雰囲気が変化した。 妥協したカーテン生地は私のお好みではなかったのだが、色はとても良かったと思う。 クリーム。 暖かみのある、クリーム色。 ベージュと言っても良いかな?

やっぱりカーテンがあるといいね〜。 このシアーカーテンだけだと、早朝に部屋が明るすぎるし、電気をつけると外から部屋の中が丸見えになってしまうので、メインカーテンをつけなくてはいけない。 さ!これからが山場です。 

ジムは何度も私に念を押します。 ”本当に自分で作りたいの?” と。
私はタックのカーテンが作りたいのだ。 日本から芯地も持ってきてる。 縫製所にタックカーテンをオーダーすれば良いじゃない? って言うが、それを説明できる自信が私にはないです。 それにこの国ではタックのカーテンはないんだもの。

ミシンがほっし〜〜〜〜!

カーテン生地は窓の幅の何倍必要か? 生地やの親父と言いあった。 親父は3倍は必要だって言ってた。 私は2倍で十分だと。 日本では1.5倍が普通で2倍だとゴージャスって感じだと主張。 出来上がったカーテンは布が足りなかったので、ある物は1.5倍、あるものは2倍でできている。 やっぱり2倍のギャザーが一番美しいと思った。

写真だとフラッシュのお陰で布がテカって見えてるけど、実際は全然光ってないです。






Tuesday, March 20, 2012

助けて〜、ご飯が上手く炊けないの

困っている事がある。 

ご飯・・・・・・。


どうしても上手く炊けないのだ。

今まで、どのアフリカの国でも困ったことはなかった。 それなりに日本人としてのお米へのこだわり度を(ギリギリ)満たすご飯を炊けていた。 カリフォルニアロールだって作っていたわけだから、問題なかったのよ。 特にマラウイでは結構美味しいお米が手に入った。
コンゴではちょっとお値段は高めだったが、イタリア産のお米がツルツルした感触で美味しかった。 

が、困ったことにここハラレではご飯が表現できない程おいしくない。 これまで1キロとか2キロずつ、違うブランドのお米を4袋試したが、どれも食欲がなくなるものばかり。 ダイエットには最適かも?  リロングウェ産のお米があったので、真っ先に試したが石コロだらけだわ、お米が割れてるわ・・・・それだけならまだしも、昭和の時代の古古古古米? ってな食感で断念。 

私がどれだけ美味しいご飯を希望しているかって? それはそれは、私の期待度は低いですよ。 ポソポソでもパサパサでも文句は言いません。 が、ここでのお米はそんなもんじゃない。 食べられない。


夕べはパスタが夕飯だったのだが、試しにお米を1合だけ炊いてみた。 まだ、炊き方が良くわからないからだ。 いつもなら米1カップに水1カップ強、これで20分炊いたらできあがり。 (炊飯器は結婚していら使ったことない。) 

この方法だとまず芯が残ってだめだ。 袋の炊き方を見ると、水を3カップと書いてある。

3カップだと20分ではとても水がなくならない。 30分炊いて、なんとか炊きあがるのだが、これが美味しくないのよ。 もう、絶望的。

ジムが言うには、ここは標高が1500メートルだから普通より時間がかかるはずって。 たぶん標高に関係しているに違いない。 

これまで2袋のお米を断念してハウスキーパーさんに持って返ってもらった。 そのときの彼女の顔、日本からのお土産を渡した時よりも嬉しそうだった。

この先、まだまだ彼女行きになるお米が増えそうだ。

ちきひょ〜〜〜〜、圧力鍋の出番ですかね?

日本に帰った時、母の炊いてくれたご飯が真珠のようにピカピカで甘くて美味しかったのに仰天した。 しばらく食べていなかったからね日本のお米。 
もう、ご飯だけでも食べられちゃうくらい。 日本に帰ると、ご飯に明太子、それに納豆、このシンプルな食事がしばらく続くのだ。

標高が高いところで圧力鍋を使ってご飯を炊く方法、これからしらべなきゃ・・・・。


右側の寿司用と書かれたお米は南アのお米のようだ。 これ1キロ$6もするのね。 これもまだ炊き方が良くわからない。 このお米はお寿司の時だけだけどね・・・。


Monday, March 19, 2012

ホウセンカ、けいとう 日本を思うような花達


今度引っ越す家のお庭。 ギブソンという名のガーデナー、敷地内に住んでいて彼が庭の手入れをしてくれています。 ”ホウセンカ” ”けいとう” 今までのアフリカの国ではみた事なかったな。 ホウセンカ、子供の頃、よく種を弾いて遊んだよね。

ほれ!見てみ〜。







引越を前に

ゾンドコの鬱からかなり浮上、というより浮上せざるを得ない忙しい状況。
忙しすぎてパニックしているのだが優先順位をちゃんとつけて、やるべき事をちゃんとこなしていくしかない。

明日からはここゲストハウスにオーディターが滞在することになるそうで、ジムと私は新しい家にもうすぐ引越予定だが、それまでの間、ここで3人の共同生活が始まる。 ってこた〜何かい? 夕飯は3人分用意することになるの? もう少し余裕のあるときならウェルカムなんだけど、今、私はパニパニしててどうなることか? が、落ち着いて考えれば、とにかく2人分の食事は毎晩作るのだから、それをちょっと多めに作れば良いってことさ! 深呼吸、深呼吸。 一週間分のメニューを決めて取り組もう。



ちょっとちょっと! こういうアニマルプリントはアフリカならではでしょ? 写真でみると素晴らしいリビングに見えるけど、隙間が一杯あるし、壁の上の方に空気穴が開いているので、そこから虫がドンドン入ってくるのよ・・・・。 昨日は掃除に行って、何匹蜘蛛を殺した事か? ジムは蚊を食べてくれるんだから益虫だっていうけど、結構大きいのよ、蜘蛛。 
やっぱり一緒には居られない。







ジムは家の外回りにモーションセンサーのライトを取り付けたり、洗濯機を取り付けたり・・・。 どうしても梯子が必要だと・・・。 町中で梯子を探したが、150ドル〜200ドルもするのよね。 仕方ないじゃんって私は思うんだけど、本人、自分で作るって言い出して・・・。 あ〜〜あ、時間がもったいない。 でも良く考えたら私のカーテンプロジェクトと同じだよね。 オーダーすれば直ぐにできあがるのに、それでも自分で作りたいって言うのは。

先ずはウッドを買いに走り、とうとう、出番です、ジムのワイヤーレス電動工具!!!!!
25キロ程ある工具セットをカリフォルニアから持ってきたんです。 コンゴでは使う暇さえなかったんだけど、売らずに持ってきた。 本人ちょっと嬉しそう。

梯子は半日かけて完成しました。 


ところが、ちょっと予想外の事が!



木工用のグルーと大きなネールでがっちりと出来上がった梯子。 翌日壁に立てかけてジムが登ってみた。 が、なんと、ジムの体重では梯子がしなってしまった。 

綺麗に出来上がったのに、安全性がイマイチでは本人も満足できません。 添え木を取り付けてもう少し強化しないといけない。

ジムはちょっとがっかりしてます、はい。 

ところで、外回りのモーションセンサーだけど、それって電気が必要だよね? 毎日殆ど停電しているこの家で、外から戻ってきても電気がなければモーションセンサーも何もあったもんじゃないよね?

ジムも私も引っ越す前からなんだか一抹の不安が・・・・・。 


Saturday, March 17, 2012

鬱状態

昨日、鬱状態になってしまった・・・。 何もかも上手く進まずゾンドコまで落ち込んでしまったのだ。 こういう時は何をやっても上手く行かず、思考回路は全てネガティブな方向にいってしまう・・・・。 シスターインローから頼まれているデザイン、ロゴデザイン、来月に初めてとる予定のストレス休暇(R&R)の計画、カーテンプロジェクトの事・・・全てが頓挫している。

自分でもおかしいよ、お前! って思う程、惨めったらしく、メソメソして最後には ”これが鬱っていう状態に違いない・・・・” そう自覚した。 鬱になっている人が自分でそういう自分を客観的に分析できるのかどうか知らないけど、とにかく涙まで理由もなく出て来きちゃうんだもの・・・・。 

Apple からMobileMe をiCloud というシステムに切り替えて下さいと、何度となくメールが届いていた。 そんな事をやってる暇はないので無視し続けていたのだが、昨日、間がさして、オンラインで切り替える手続きを開始してしまった私。 が、切り替えるためには私のMacBookのオペレーションシステムをアップグレードしなくてはいけないらしいという事がわかった。 仕方ない。 クレジットカードでお金を払い、MacOS Lion というシステムに切り替えることにした。 アップグレードはダウンロードでできる。 新しい家に引越してからではインターネットが何時設置されるかわからないから、今のうちだとばかりダウンロードを開始した。 日本やアメリカとなら30分で済むだろうところが、ここではなんと20時間もかかるという表示が・・・・・。仕方ない、辛抱強く続けるしかない。 停電しない事を祈りながら。

その間、インターネットは使わない方が良いのは分かっていたのだがちょっと情報が欲しくてアップグレードに関して調べていた・・・・。
ゲゲゲゲ! 何〜〜、ライオンに切り替えると、今、私が使っているイラストレーターとフォトショップが直ぐに動かなくなるって〜! 由々しき事実がネット上に書かれていた。 それじゃ〜仕事ができないでしょ〜。 直ぐにライオンのダウンロードをストップさせた。

アップルは6月の30日までにiCloud というシステムに切り替えて下さいと言っているのだが、切り替えなかった場合は私の mac.com のメールアドレスは使えなくなってしまうらしい。 それも困る。 

あ〜〜〜、ため息・・・・。

仕方ない。 今イラストレーターを諦めるわけにはいかないので、6月30日までスイッチするのを引き延ばし、ギリギリにライオンをダウンロードしてライオンを飼うことにしよう。 それで私のメールアドレスはキープされるはず。そして、7月にアメリカへのホームリーブを予定しているので、そのときにアドビーのソフトを購入するしかないだろう。 いかんせん、私のアドビのソフトはCS2といって、時代遅れなのだ。 CS5.5 という最新の物にアップグレードする事も可能だが、それだとオンラインでダウンロードする事になる。 それはここでは不可能だろう。 

アドビのCreate Suits というソフトのパッケージはめちゃくちゃお高いのだ・・・. 10万以上するだろう。 あ〜〜〜〜。 それほどグラフィックデザイナーとしての稼ぎがないっちゅうの・・・・。

暗くなる私・・・・。
夜はセントパトリックデーのパーティーに招待されていたのだが、ジム1人で行ってもらった。 1人ぽつんとゲストハウスにいると、ますます落ち込んで、神経がぴりぴり、なかなか眠れない。

こういう時もあるんだよね、私にも・・・・。 落ち込む時はトコトン落ち込むしかないよ・・・。 シクシク・・・・・。


Thursday, March 15, 2012

アニマルプリントのラグ、真っ赤なシーツ

新しい家へ早く引っ越しできるよう、毎日少しずつ準備をしているのだが、なかなか思うようにいかない。 毎日足を運んでいるにも関わらず、何時いっても停電しているのだ。クッカーの配線がおかしかったようでちゃんと作動しなかったので、配線を変えてみたのだが、停電しているのでテストができないのだ。
同じ敷地内に住んでいる家族に聞いてみた。 すると、”昨日は朝の10時から停電して夜中まで復旧しなかったし、今日も朝からとまったままだよ・・・。” と、笑みを浮かべながらの返事が返ってきた。
これって毎日のことなのだ。 絶句! それも一日中停電? そういう地域に家を決めてしまったらしい。 今住んでいるゲストハウスとオフィスのある地域はいわゆるハイエンドな地域で、各国の大使館や病院などがあって停電が殆どない地域なのだ。だからまさか選んだ貸家の地域が毎日停電するとは想像もしていなかった。 ジムはオーナーに確認しなかったのかしらん?ジェネレーターがあるから問題ないとおもって軽く考えていたのか? 

”ジェネレーターをつければ良い事だよ・・・” とジムは平常心でいうけれど一日中家にいる私にしたら、四六時中ジェネレーターを運転させなきゃ料理もできなきゃ、お湯も沸かせないなんてたまらないじゃない! マラウイのように3〜4時間のことならまだしも、12時間も停まったままなんて、チャドみたい。

もう一つの懸念が、虫。

敷地内に住み込んでいるあのアグリーな猫、耳に太ったダニがへばりついているのを発見。 たぶん、蚤やダニが一杯ついているだろう、って予想していたが、案の定だ。
外に住んでいる猫なので、仕方ないのだが、ちょっと目を離すと、その猫が家の中に入り込んでくる。 ダニが家に入り込み、卵でも生んだらたいへんだ。 ”フロントライン” という犬、猫専用のダニよけの薬を買って来なくてはいけない! 既に私の足は虫に刺され始めている。 今までどこの国でもダニの被害にはあってない私だが、今度は庭付きの一軒家だから、ダニが心配なのだ。





今日は部分用のラグを3つ購入した。ジムが私をカーペット屋に連れていって、3分くらいで3つ決めろって・・・・。 焦ったワ〜。 もう、やけっぱちでアニマルプリントのラグを選んだ。 アメリカや日本だったら絶対に選ばないだろう模様なんだけど、アニマルプリント、又はどうしようもなく退屈な花柄しか選択の余地がなかったから・・・。 虎の皮がベタっと床に伏せている柄。 凄すぎさ〜。

それにIMCスタッフが私達の為に購入してくれたシーツ、洗濯用に2セット買ってくれたのだが、1つは白、もう一つがなんと真っ赤。 
電話で、『マダム、シーツの色が白と、○○しかないんだけど、それでもいいでしょうか?』 って。 でも白・・・の後が良く聞き取れなかったのだ。 質が良ければ、色はどうでも良いから! って言った私が悪いんだけどさ、まさか真っ赤だったとは・・・・。

アニマルプリントのラグに真っ赤なシーツ。 なんだかラブホテルみたいっ!!! え、なんで知ってるのかって? 想像です、ハイ。
写真は後ほど公開します!

Monday, March 12, 2012

カーテン用生地





今日は我が家のカーテンの生地を買いに繰り出した。
ジムとじゃなくて、IMCのスタッフとだ。2人の男性スタッフをお供に色々布屋さんを歩いた。帯に短し、たすきに長し・・・・なかなか思ったような布が見つからない。
お昼も食べずに歩き回ってそれでも決められない私。 が、お供の男性2人を引きづりながら、もう一件まわりたい! とはとても言い出せなかった。
ジムが心配して電話してきた。 『完璧をめざすんじゃないよ! 妥協して決めちゃいなさい・・』 と。 わかってるよ〜、でも色々計画外の事が発生して、なかなか決められないんだもの。

大いに妥協、エイヤー! と60%くらいの満足度で布を選んだ。
シアーカーテン用とメインカーテン用の2つだ。 大きな番狂わせはカーテン生地が横地で使用するようにできていた事。 布幅が280センチ、それを窓の幅にあわせて、好きな長さで切りながらカーテンを作るいうことだ。 私は日本式に縦に布を剥ぎながら作る方法、つまりは全く反対の事を考えていたので、お店で横長に布を使用することに頭を切り替えるのにえらく時間がかかってしまった。 

280センチ幅のシアーカーテンが$5/M。 メインのカーテンが$9/M。 お安いです。12個の窓のカーテンを作るのに、46メーター必要。

お店の人が必要メーター数を計算してくれたのだが、彼女、最後に携帯についている電卓で足し算して、その足し算が間違っていたのだ。 そんなことに気がつかずに42メーターの布をカットして購入してしまった。 家に帰ってから彼女の足し算が間違っていたことに気がついた。 既に遅し・・・・・。

4メートルも足りないじゃないの! 仕方ない、ギャザーやタックの倍数を減らすしかない。
シアーのほうは町の縫製所にお願いした。 私の説明がちゃんとテーラーのおじさんに伝わったか、もの凄く心配だが、もう、なるようになれ! の心境だ。 


それにもう一つ大失敗。 私が作ろうとしているタックのメインカーテンだが、これにあうフックがこの町に売っていなかったのだ。 ここではカーテンはギャザーが主流のようだ。 いや〜こまった。 

が、購入した5本足のフックの2本を腕ずくでへし折って、3本足にすると、なんとか使えそうだ。
何がなんでもなんとかしなくちゃ。 それにしても32メートルのカーテン生地は1人では持ち上げられない程重たい。 私は8個のカーテンを作る予定。 

早くミシンを見つけなくちゃ。 それも一番安い簡易ミシン(マラウイで購入したやつ)ではカーテンのひだが厚すぎて、重ねて縫えないかもしれない・・・・。 私の懸念はしばらく続きそうだ。 

少し良いミシンの中古をこの町で購入したいんだけど・・・・・。 

ジムは私の買ったカーテン生地を見て、”ボアリング・・・・” と一言つぶやいた。”妥協しなさいっ” て言ったくせに。 でも出来上がったらきっと素敵になると思うよ!

良いミシンが見つかりますように。





写真は念願の一軒家への引越を前に新居のベランダでハンモックの試運転をしているジム。 
新しく運び込んだクッカーは半分電気が伝わらず、壊れているようだし、新品の冷蔵庫も箱から出したら、バランス用の足が一本ついていなかった。 ま、こんなものかな? でもクッカーは取り替えてもらわないといけない・・・・。 

この”ニャンコ相”の悪い猫は新居に住み着いている♂猫。 たぶんノミがついているだろうな? 薬を買わないと。









カーテン用生地

Saturday, March 10, 2012

引越準備中

今日はハラレに戻ってからの最初の土曜日。 引越準備中の私達は現在いるゲストハウスと新居となる一軒家の間を行ったりきたり。 今日は洗濯機を運び込んだ。 IMCが新しく購入してくれた洗濯機、運び込んだはいいが、置き場所が問題。
今までこの家に住んでいたオーナーは洗濯機を使っていなかったのだろう。 置き場所がない。
ジムと私はシャワールームに洗濯機を置くしかないだろう・・・という結論に達した。

バスルームは2つある。2つめはゲスト用なのだが、そこに洗濯機を置くしかなさそうだ。
シャワーのヘッドを外して、洗濯機用にかえなくてはいけない。 

外に設置する水用タンクや洗濯機周りの水や電気の事など、ジムがやらなくては行けない仕事が山積みだ。 が、ジムが気にいって契約した一軒家だけに、本人張り切って色々やり始めている。 私? 私はカーテンの事で頭が一杯で、他の事は何も考えられません。

家の外を一周りしていた私が”ぎゃっ!” と悲鳴をあげた。 
ジムは家のなかに居たのだが、窓を開けて、”どうした? 蛇でもでたっ?” とちょっと楽しげに、微笑みを必死に隠しながら聞いてきた。

”ゲジゲジ、出た!” と私。
例の大きくてピカピカ光ったゲジゲジが、庭に出没したのだ。
ガーデナーのギブソンが笑いながら “マダム、追い払ったから、大丈夫!” と言ってくれた。 やっぱりね、ここにもゲジゲジが出没するのか、ゲっ。 芝生の上を歩くのでさえ、ちと気が引けてしまう。


ゲストハウスに戻り、ジムは今日はプールで泳ぐと言い出した。 ゲストハウスには小さいプールがあるのだが、私はちょっとは気が進まない。 ジムは”湖で泳いでると思えばいいのさ・・・・!” というが、お断りした。

30分、ジムは小さなプールを行ったり来たり、往復してましたよ。 ほんと、泳ぐのが好きな人だ。
これはゲストハウスのプール。 ジムが、pHのチェックをしているところ。プールは管理が大変・・・・。 今度の私達の家にはプールはないので、引越しまでここで泳ごうと思っているジム。
アフリカの夕焼けはやっぱり綺麗。


Friday, March 9, 2012

期待と不安の新しい家

これが今度の家のリビングルームなんだけど、写真でみるとなんだかもの凄く素晴らしいみたいに見えるよね? 確かに広いです。 窓が3つあるので、そこにカーテンを吊らなくてはいけません。 カーテンレールは2重になっているので、外側にシアーカーテンを。 内側にやや厚地のカーテンをかける予定なんだけど、家中の窓を数えると13個あるのです。
全部の窓のカーテンを私が作るのは無謀な計画なので、外側は誰かさんに作ってもらい、内側のメインになるカーテンを自分で作ろうかな? と思ってます。
キッチン等の窓にはシアーカーテンだけで良さそうなので、私が作るのは8ヶのカーテン。

そうそう、リビングの真ん中に暖炉があるじゃないの? 冬は結構気温が下がるらしいから、暖炉はジムのお当番と言う事で、家中を暖めてもらおう。

昨日、冷蔵庫とクッカーを運びに行ったのだが、また、停電してました。 やっぱりこの地区は停電が毎日起こるようだ。 どうしてもジェネレーターが必要だ。
今日は大きな水のタンクを運び入れました。 水のトラブルがあるのかどうかまだわからないけど、タンクを設置してポンプで水をくみ上げ、貯めておくのはグッドアイディアですから。








Wednesday, March 7, 2012

ハラレではこの家で暮らす事に決定!

ハラレに戻り2日目、ジムが新しく契約した家に連れて行ってくれた。日本へ出発する直前までドタバタと家探しをして、それでも住みたいと思えるような家は見つからず、ジムに任せて日本に行ってしまった私だが、運良くジムが良い家を見つけてくれた。 まだ住んでみないことには何がどうなっているのか良くわからない。 ただ、大きな敷地(たぶん1エーカー程かな?)のなかに建物が3つあり、私達の住む母屋、ガレージ件、庭師兼、門番の住んで居る離れ、それプラス、敷地の端っこにもう一軒家があって、大屋さんはそこを別の家族に貸している。 私達が嫌だと思えば、いつでもお断りできる・・・・という条件付きで。 一番近いネイバーは敷地内にいる家族、という事になる。 

母屋は4ベッドルーム、だが1つの部屋は大屋さんの荷物が入って開かずの間状態なので、実質3ベッドルームだ。 それに広いリビングと大きなキッチンがある。

ちょうど私達が行った時、停電していたので、ちゃんとなかを見られなかったのだが、月900ドルにしたら上出来だと思う。 私が帰ってくる前にジムは庭師に頼んで泥棒よけになるチクチク葉が尖ったプラントをぐるりと塀の周りに植えたっていうから、いかにもジムらしい発想だと思った。 早く育ってくれると良いね。

翌日、私はIMCの職員であるブレンダを連れて、家の掃除に行った。 2人で集中して掃除をしたが、私は3時間でギブアップ。 台所、ダイニング、リビングは終わりませんでした。 あ〜〜〜、この先、私1人でこの大きな家を掃除できるのだろうか? 心配になってきた。 掃除機があればできるんじゃないかと????? そう思っているのだが、結構大変そうだ。 専業主婦なんだからそれくらい当たり前なんだけど・・・・。 床のタイルのメジにゴミが入り込んで、箒ではとりきれないんだもの。 
一日中コンピュターに向かっているのは良くないからせめて、家のお掃除でも・・・・と思っているのだが、お掃除はとにかく苦手科目なんだ・・・。
まだ掃除機を買っていないので、今日は箒で床を履きまくったのだが、案の定、手の平に豆ができちゃいました。





昨日、カリフォルニアの友達からメールが届いて、悲鳴をあげた。 一緒にNECのファイナンスで働いていた、私より10歳以上も若い台湾女性が肝臓がんで亡くなったという知らせだった。 良い友達だった。 良家の子女タイプのキャリアウーマンで、職場結婚した後も仕事と家庭の両方を頑張っていた。 子供を育てるタイプじゃないって言い切っていたが、散々悩んだ挙げ句に男の子を生んだ。 出産の後も直ぐに仕事に復帰して頑張っていた。 肝臓が彼女を蝕んでいたなんて・・・・・。 何もかも正反対の彼女と私は、どういう訳かもの凄く気があって、会社が変わってからも何度かランチを一緒にした。

彼女からもらったメールが私のメールボックスにはまだある。 これからもず〜〜っと良い友達でいたいと心から思っていたその人が、逝ってしまった。 

『朋、あのスリットがバーンって入ったセクシーなタイトスカート、もう一度履いてきてよ!』 彼女が私に言った台詞が頭をよぎる・・・・・。 3歳の息子を残して他界した彼女の無念を思うと、胸が張り裂けそうだ。 運命はあまりにも過酷だ。
生きている私は精一杯、彼女の分も生きなくちゃいけない。 そう思った。

これが母屋の全景。 右手に見える三角屋根がガーデナーが住んでいる場所。
マスターベッドルーム。 何故だか、この部屋だけタイルが貼ってないんです。 大屋さんがカーペットを剥がした後のようで・・・・・。 タイルを貼ってもらえるように頼んでます。
これが塀の外。 エレクトリックフェンスがついてます。 
大きな庭にはグアバ、マンゴの木がありました。 これはグアバの実。

日本にもあるよね、泥棒よけのチクチクプラント ちゃんとした名前? ジムがなんとか、言ってたけど忘れました。

Monday, March 5, 2012

クリエイティブな母

一ヶ月、一番寒い季節の日本で家族と一緒に過ごした私。 去年の秋に戻る予定が延期になり、首をなが〜〜くして待っていてくれた母。 いつもそうなのだが、私は帰国すると毎日出歩いてばかりで母と過ごす時間が殆どとれないまま終わってしまうのだ。 今回はできるだけ母と一緒に過ごそう。 家でご飯を作って一緒に食べよう、そう思って帰ったのだが・・・。
最後の1週間だけ、一緒に過ごせたかな?

3月17日で87歳になる私の母はシミのない綺麗な肌とふっさふさの多い髪のお陰でどう見ても87歳には見えない。 が、ここ数年、足腰が弱くなり腰が曲がり外出する時は杖が必要になってしまった。 が、それでもあっぱれ、我が母なり。 猫の慎之介と2人で一軒家に住み、週一回の体操教室、プラス、手芸のボランティアにも出かけていると言うのだから頼もしい。
それほど気丈な母なのだが、一緒に旅行しようか? と聞くと、転ぶのが怖いといって気が進まない様子だった。 それに糖尿病の猫が心配でお泊まりはちょっと、と言うのだ。
が、行ける時は今だ! 私達はお隣さんに猫の世話を頼んで、2人で箱根に一泊する事にした。 2月28日。 この日は母の結婚記念日。 天国の父も一緒についてきてるよね、と2人で言いながら、小田急ロマンスカーで遠足気分にひたった。 母は温泉の浴室で転んだら大変とばかり、かなり緊張していた様子だったが、楽しかった。 思いきって行って本当に良かった。

ところが翌日の雪。 登山電車が停まってしまった。 

幸い、お昼頃までお部屋に待機している間に登山電車が復帰してくれた。 ロマンカーは完全に不通になって乗れなかったが、のんびりと帰ってきた。 寒かった!



母が私の為に作ってくれた物がある。 布絵本とマスコット人形の”長靴を履いた猫” だ。

今日、スーツケースを開けて荷物の整理をしていると、この2ツが出てきて、涙がこみ上げてきた。 私が来るというので、わざわざ私の為に作ってくれた母の作品。 いつもの事だが、今回はもの凄く母の気持ちが伝わってきて、どうにも涙がとまらない。 何歳になっても洋裁と手芸の達人として色々な物を作り続けている母なのだが、私に持っていて欲しいと言って手渡されたのだ。
何時でも家のなかにこういう物が一杯溢れていて、家族は母の作品にあまり驚いたりしないのだが、私に持って帰って欲しいという母の気持ちが痛かった。

自分が87歳になった時に針と糸を持ち続け、母のようにクリエイティブに生きられるのかと思ったら、母はとんでもなく凄いことをしていると思うのだが、本人の前でそういう私の気持ちを伝えられなかったのが悔やまれてならない。 

来年もまた絶対に帰らなくちゃ・・・・。





布絵本はフエルトで作った絵本。 手縫いとミシン、両方で縫われていている。子供がボタンを外したり、ファスナーを開け閉めしたりしたり、触れられるおもちゃとして完成した後は保育園などで使用されている。 このボランティアに母は通っている。 
”長靴を履いた猫”(というか、長靴にはまった猫?) モデルはもちろん、愛猫の慎之介だ。

一ヶ月ぶり、ハラレに戻る


2012年3月3日、一ヶ月の日本滞在を終えてアフリカに帰る日が来た。
移動する時はスーツケース用の"計り"をいつも携帯していて、チェックインの時にトラブルが起きないように荷物の重さにはとても気を使っている私なのだが、今回、大失敗をしてしまった。

成田からエミレーツ航空で出国したのは初めてで、機内持ち込みが1人1つ、7キロまで、と承知していたのだが、私のトートバックが大きすぎて、ハンドバックと認識されず、私は手荷物を2つ機内に持ち込もうとしていると言われてしまったのだ。 
おまけに、30キロのスーツケースも1キロオーバーと言われ、結局合計5キロが追加料金の対象になってしまった。 ここで宅急便で実家に送り返すのは嫌だ〜〜〜〜! 泣く泣く、2万7千5百円を払った。
なんだ、エミレーツはチケットが格安だと思いきや、こういうところで料金を徴収しているわけなのね!

後でよ〜〜く考えると、日本で買った方が安いだろうと詰め込んだ、バスタオル、カーテンの芯、台所用品など等、高くついてしまったようだ。 
成田で落ち込む私・・・・・・・。 それでなくても夜のフライトはなんだかブルーになるっていうのに、もう〜、エミレーツ!

チェックインカウンターでひっじょうに憤慨した私だが、仕方ない、高い授業料を払ったと思うしかない。4秒前の事は全て過去。 忘れよう。 

予定通り、ターミナルで ”たこ焼き” を日本での食べ納めにした私は12時間のフライトでドバイへ、そこで4〜5時間の待ち時間を人ごみのなかで過ごし、ドバイから10時間のフライト、肩こりと頭痛とに悩まされながらハラレに到着。(ドバイ空港は人が多すぎてあまりリラックスはできないです)

ハラレは 気温が25度以上あるのだろう、額に汗を滲ませたジムが空港に迎えに来てくれた。 ハッピーな瞬間だ。 帰りの車のなか、話したい事が一杯あるのに、私の舌がもつれて上手く英語が出て来ない。 ”英語、忘れたみたいね・・・” とジム。 そうらしい。 英語の単語が出て来ない・・・・。

家はまだ引越をしていなく、IMCのゲストハウスに到着。 ひまわりとコスモスの花を買って花瓶にいけ、寝室とバスルームに飾ってくれていた。 ジムらしい演出だ。 どこから摘んで来たのか、ラベンダーの葉を浮かべ、バスサルトを入れたお風呂も用意してくれて、いそいそと飲み物をお風呂場に運んでくれる。 帰って来たんだ。 戻る場所がどこであれ、ジムが居るところが私の家だ。 ホットする瞬間だ。 

1ヶ月も里帰りさせてくれてありがとう。 来年は母親の米寿、兄の還暦、この2つを一緒にお祝いする予定なのでどうしても又、日本に行かなくちゃならないの。 先ずはジムにそう伝えた。 

日本でお世話になった皆さん、色々ありがとう。 待っていてくれる人が居るのって、最高に幸せ! また明日から頑張れる!