Wednesday, November 9, 2011

布の選択をまつがった!

ジムがゴマに無事到着したようだ。 ゴマで数日仕事をした後、またスピードボートでレイクキブを北から南に渡りブカブへ向かうそうだ。 とにかく無事に飛行機が到着してくれて良かった。

ジムはキンシャサのレンタカードライバーをIMCの専属ドライバーとして引き抜いた。 彼にとってはグッドニュースだ。給料もあがるし、安定するし。 運転だけでなく他のお仕事も含めて頼めるのは私達にとっても便利だ。 今はジムがキンシャサにいないので、イミグレーション関係の手続きや、新しく購入しようとしているフォードの手続きなど、色々走りまわってもらっている。 

ただ、彼は英語をほとんど話さないので私との会話はとても難しい。 今日はリビングルームチェアーカバーの布を買いに行ってもらった。 お気に入りの布を手に入れ、私は満足。 その布に合わせて、テーブルクロスも揃えたかったのでもう一件の大きな布屋さんをまわってもらった。 ドライバーが言うには、私の家の電化製品、家具の90%を買い取ってくれた例のコンゴ人男性がこの布やで働いているって言うのだが.....。 ちょっと信じられない。

ところが、布屋の2階のフロアーにあがって布を物色していたら、なんとラシッドが居るじゃありませんか!!!
”ラシッド〜〜〜!”
”マダム、朋、どうしてここに居るの?” お互いびっくりして大声をあげる。

『ここは僕の父親の店なんだ・・・。』 お上品でお洒落なラシッド。 ラルフローレンのシャツとか着こなして、アメリカに連れていったらモデルにでもなれそうなスマートな容姿。 キンシャサ一大きな布屋さんの息子だったわけね。 洗濯機、冷蔵庫、オーブン、ソファー、デスク、コーフィーテーブル・・・・全部買い取ってくれた。 最後まで買わないっていっていたドライヤーも一昨日電話で買うからと・・・・。 私にしてみたら、ありがたい人なのだ、この人は。

大きな布屋の若旦那だったわけね。 どうりで、なんかオボちゃまぽい感じがするのだ。 1日に2度も電話してきたり、洗濯機を取り外した後、私はどうやって洗濯するのかってマジに心配してくれてたし....。   

ラシッドのお店でテーブルクロスにする黒い布を2メートル50買いました。
なんでドライバーが彼がここで働いているのを知っていたのか不思議だった。
キャロルがアパートを決めた時にその部屋のカーテンをこの店で作ったそうなのだ。 その時対応してくれたのがラシッドで、ドライバーは彼を覚えていたというわけ。 まさか若旦那だとは思わなかったと思うけど・・・。


家に帰って早速チェアーカバーの裁断に入った私だが、一つ問題が! かなり気に入って買った12ヤードの布、模様が印刷ではなくてアップリケのように表面にくっ付いてる。 そこから黒い粉が一杯でてくるのだ。 
あちゃ〜〜、これはまずいでしょ・・・・・・。 気がつけば、床の表面が黒くなってるのは布から出た粉のせい・・・・。 足の裏も真っ黒。 参った・・・. どうしよう?
普通の布の倍の値段払ったのに・・・・。  デザインに惚れ込んでそこまで考えませんでした。 コットンではないけど、シャキッとしてて、カバーにむいてるとおもったのは大間違えだった。

一度洗えば落ち着くかしら、と期待して布の切れっ端を手洗いしてみた。 が、この布、明らかに洗濯にむかないようだ・・・・。 アップリケのように表面に模様がくっ付いているので、模様のない部分に負担がかかり、穴があいたようになってしまう。 状況はもっと悪くなる・・・・。

アメリカなら返品するところだが、ここでは無理だろうな・・・。 (ラシッドの店だったら、強引に突き返すけど...。) 
またあのアベニューコマースの雑踏の中に車を走らせるのはもの凄い決心がいるし・・・。とにかく想像を絶する程の雑踏なのよ・・・。

このまま仕上げてしまうしかないかな? 

母に明日の朝、電話で相談してみよう・・・・・。 






マチバリを打って裁断したところの布。 これで椅子カバー作ったら絶対にいけると思うのだけど、なんせ、そこら中が粉だらけになっちゃって・.・・・・。

お店で触ってみただけではわからなかったわ....。 グズン・・・・。 でも気に入ってるのよね、パターンは? 椅子カバーを作りた〜〜いって思う柄でしょ? 制作意欲が低下しきってしまわないうちに仕上げたいと思います。

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