Tuesday, January 8, 2013

私にとってのワシントンD.C.

ワシントンDC3日目。
私にとってワシントンDC/バージニアは第2の故郷的感覚がある。 DCの空港に降り立った時から耳に飛び込んで来るリズミカルな英語がアメリカに戻って来たんだと、再認識させてくれる。 と、いうのも初めて海外の地を踏んだのがここワシントンDCだったから。 そしてまだ若くてピチピチして、夢見る夢子ちゃんだった頃の私が3年という時をここで過ごしたから。 3年の凝縮された思い出が私をセンチメンタルにさせるからなのだろう。 初めて歩いたDCの幅広い道、ドラッグストアーのキャッシャーのお姉さんの口ひげ、大きな黒人の地下鉄のおじさん、ラップミュージックのようなリズムの黒人英語。全てが新鮮だった。 


私はDCで見かけるブラックの人達がとても好きだ。 お洒落で陽気。 男性達は独特の歩き方をする。 左右に身体を揺らしながら踊っているような歩き方。 それに目があうとニコッと笑顔を見せてくれる。 これがアフリカのブラックとの大きな違い。 アフリカだとなかなかニコッとしてくれない。挨拶は交わしてくれるのだけど、目を背けてしまうのはシャイだから? 特に男性だと、『マダム・・・・』と、丁寧に話しかけてくれたとしてもどこか雰囲気に中に ”所詮あなたは女性だから・・・・” と言っているような威圧感がある。 男尊女卑の歴史は根強いもので、特に位の高い職業の人程この威圧感を隠せない。 

26年前に一緒の英語のクラスで学んだ友達が経営する寿司レストランに出向いてお寿司を食べた。 懐かしい顔が迎えてくれるのはDCに来る時の楽しみの1つだ。英語のクラスの後、女の子の買物に辛抱強くつき合ってジョージタウンを一緒に歩いてくれた彼。 彼ほど女性の買物に対して辛抱強い男はこれまで見た事がない。 彼はアーリントンに大きな寿司バーを経営する寿司シェフで、アメリカで成功した人の一人。 26年経っても変らない彼の笑顔とフレンドシップ。 困った時は頼れる、そういう数少ない人の1人だ。いつもありがとうね。 何年経っても危なっかしい私を見守っていてね。  

 

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