アパートに引越した時にドアの鍵を開けようとしていると、中に誰かいるではないですか! ロシア人の男性が3人。
大屋さんでした。 とにかく言葉が通じないので、ジムの部下がタジク語で通訳してくれましたが、ロシア人のおじさん、私を手招いて、各部屋をツアーしてくれました。シャンデリアに重厚家具、どうやら大屋さんのご自慢のようです。 高そうなレザーのジャケットに、これも皮でできたハンチングをかぶり、なんだか映画にでてくるロシア人みたいな感じ。大屋さん、声が大きくて怒っているように聞こえるのだけど、契約もこちら側で用意した内容を全て了承してくれ契約完了! 良かった~。
4日間住んでみて、なんだかいい感じです! 水も電気も止りません。 洗濯機も掃除機もアパートについているので、お掃除も自分でできます。 何時でも好きな時に洗濯できるのって素晴らしい! ハラレでは洗濯機をやっとの思いで購入したものの、電気と水、両方が一緒に使える時間がほとんどなかったから・・・・・・。
ドゥシャンベの水は濁っていてシャワーをするのにも覚悟が必要、という情報を聞いていましたがこれも問題なし。 コンゴのブカブのように、あ~この水でシャンプーするのね・・・っと躊躇する自分の姿を想像していたので、これには良い意味で驚きです。アパートの水はフィルターされてて、きれいです。 やはりこの町も急成長していて、新しい高層ビルが雨後のタケノコのようにできているところをみると、水の問題も日々改善しているのでしょう。
ただ、そのまま飲む事はできませんけどね・・・・・。
ジム言うには、ドゥシャンベはタジキスタンの中でも別世界なんだそうです。 この町にいる限り、お洒落なブティックやレストランが立ち並び、元ソビエト領の中で一番貧しい国だなんて到底想像できないのです。 が、ここだけは特別だと・・・・。
それにセントラルヒーティングのお陰で家アパート全体が暖ったかです。 これは市が供給してくれている無料の暖房で、パイプにお湯が通っているそうです。
そのお陰で夜もあたたかです。 この暖房はもうすぐ止められてしまうそうですが、それと入れ違いに今度はクッカーのガスが使えるようになるのだそうで、クッカーの問題はそれでクリア~。
タジクの人達はとてもフレンドリーと聞いていましたが、本当にそうです。 スーパーのレジの女性(20代)、英語を話せるので、野菜を買う場所を訊ねてみました。 そうしたら、仕事が終わったあと一緒に行きましょうって! 乗り合いタクシーに乗って連れて行ってくれました。 それもタクシー代は彼女が払うと言って譲らない。($0.4/2人) 道を横断する時は手に手をとって、旧知の友達のような雰囲気に。こういうのはアフリカではなかったな~~~~。 すんなり! という言葉がぴったり。
他にもスーパーでお砂糖を探していた時の事・・・・・。 ”シュガー!” と言っても誰一人理解してくれない状況。 その場に居合わせたお客さんまで巻き込んで、”シュガー” って何だ? クイズが! 若い店員さんたちがシュガーという英語を知らなかったのにはびっくり。 だけど、みな親身になって考えてくれました。
結局、スーパーの売り物にお砂糖壼のような物があったので、それの蓋をあけて、中を指差し、コーヒーの中に入れかき混ぜるジェスチャ ーをした所で、取り巻きの中の1人が『シャカー!』 と叫ぶ。 タジク語でお砂糖は”シャカ” と言うのだそうです。 覚えやすい!
ってな調子でスーパーに行って、コショウを1つ見つけるのにも大変な時間がかかります。 こんな都会のドゥシャンベですが、スーパーはあまり大きくなくて、品揃えも少ないです。 ハラレの大きなスーパーのようなのはないのかな~?
2日前、アメリカ大使館にてセキュリティーに関する集まりがありました。 在留アメリカ人を集めて、この町での安全対策についての話し合いでした。 セキュリティーオフィサーが色々説明してくれました。 が、彼が知っている限りで家に空き巣が入ったとか、強盗にあったとか、そういう事例はないというのです。
私は去年日本人とパキスタン人が襲われた事件を聞いていました。 アパートのエレベーター付近で待ち伏せされ攻撃された事件です。(犯人はクレジットカードを使おうとして、逮捕されたそうです)が、アメリカ大使館付のセキュリティーオフィサーはその件には触れずじまい。 私が『去年日本人が....』と話し出すと、『あ、それはアメリカ人じゃないから・・・・』 と。
なんだか変じゃないですか? 他の人種が襲われたんだもの、アメリカ人が襲われないという保証はないじゃないですか。
とにかくジムと私は都会のど真ん中に住む事になったのです。 米大使館の帰り道もアパートから歩いて10分の所にあるモダンなカフェで夕飯を済ませ、歩いて帰宅(夜の9時過ぎ)。
『こんな都会に住んだ経験ないよ、僕・・・。』 ジムが言います。 確かにそうだね~。 アロマスよりずっと都会だね~。
と、ここで”パーン” という破裂音がキッチンから!
なんだ~~~????
どうやらキッチンの天井にある電球が破裂したようです。
これ、どうしてなんだろう? 今、私、オーブンとか洗濯機とか使ってないのに、いきなり天井の電気が破裂するなんて・・・・。
これで2度目です。 1度目はマスターベッドルームの電球が破裂して、そのガラスの破片が買ったばかりのカンファターの上に散乱。
この調子で1つ1つ破裂したら直ぐに部屋中真っ暗になっちゃうでしょう・・・・. この天井用の電球はキンシャサのタウンハウスにあった物と同じで、その時は全然破裂なんてしなかったけど・・・。 これは問題です! なんとかしなくちゃ。
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天井に埋め込まれた電球、これが1つずつ破裂して・・・ |
電球の突然破裂は怖いですね、同じで電球で当地のみ破裂するとしたら電圧変動しかありませんね、もしそうとすれば一度電圧変動を調べて瞬時でも+20%以上あるようでしたらABR(Auto Voltage regurator)を取り付けるしかありませんね。
ReplyDelete高温のフィラメント片なんかが落ちて火事にでもなったら大変。
でもいままでの住人は大丈夫だったのかな?
そうなんです。 危険です。 旦那のオフィスには大きなサージプロテクターがあるのですが、それが2日前の夜に発火したそうです。 煙探知機が作動したお陰で大事には至らなかったのですが・・・。 この町は電圧が急にあがってしまう問題があるのだそうです。 先ずはラップトップを守らないと!
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