Thursday, May 31, 2012

ピアノワークショップ


4ヶ月たって、新しい日本人のお友達も増え、昨日は“ピアノワークショップ” に参加してみた。 ピアノの先生は日本人のKさん。ジンバブエに来てからピアノを真剣に習い始めて教師の免許までとったという凄い人。 なんと、家にグランドピアノが3台ある。 ご主人はドイツ人、この国に30年も住んでいるそうだ。 
期待と不安を抱えつつ、参加したワークショップは日本人が私を含めて3名、白人のジンバブエ人が2人。 生徒さんが5名集まった。 課題曲が2曲でていて、それを1人ずつ弾いてそれを分析しあうという会なのだ。 

もう〜〜びっくり! 

ショパンとモーツアルトの楽曲をここまで細かく分析、探求したことは今まで一度もありませんでした、私。 浪人時代、大学時代のピアノの先生もしかり。 出版社によって楽譜の書き方が多少違っていて、どこまでスラーを伸ばすかが問題になった。 ここで切った方がいいのか、続けたほうがいいのか? CDに録音されているプロの演奏を聞きながら、また討論が続く。

圧倒される私・・・・・・。 

そ〜〜〜〜んなこと考えたこともありませんでしたから、私。 

私の一大感心事は自分の10本の指が滑らずに鍵盤をたたき、ポロン、ポロンといい音を奏でられること! これに尽きる。 

このワークショップのめざすところは、曲の分析だ。 どう表現するか。 



再び圧倒!


私のピアノ人生、ピアノ人生と言ったら大げさなのだが結構暗いのね・・・・・・。 良い想いではほとんどない。 3人目だか4人目だかの先生が声楽の先生で、その先生にピアノを習った事が私のピアノに大きく影響を与えているのは間違いない。 小学校3年生から中学1年くらいまで・・・・。私の中ではその時期がピークだったかもと思っている。 一番上手に弾けていたのよ。 だけど、その先生は自分の声楽の勉強の為にドイツにいってしまう。 そこからがいけなかった。 今思えばピアノの先生選びがいかに大事かだ。 しかし、私はもとより私の両親だって音楽の素人。 ピアノの先生がどんな教え方をするのかなんて、わかるはずがなかった。 

私は間違った弾き方をする先生に指事してしまい、その先生の弾き方をどっぷりと吸収してしまったのだ。 影響力を受けやすいタイプ。 あまりに一生懸命練習して、指先に血豆ができちゃったのもその頃。 間違った弾き方をしていたが為だ。(正しい弾き方をしていたら、そんなこと、絶対に起こるわけないのよ!)
そんな弾き方をしていて受験の課題曲がちゃんとひけるわけがなかった。 課題曲は超意地悪なエチュード(練習曲)。 受験に失敗(教育学部音楽科)。

その頃、私の一番好きだった声楽の先生がドイツから戻ってきた。 浪人生の私は先生に再会し先生の前でピアノを弾いた。

オーマイガッド! どうしちゃったの〜〜〜〜???? あんなに上手にに弾けていたのに! 先生は私の変わり果てた弾き方に絶句して、それから毎日その先生の家に通ってリハビリをする事になった。




間違った弾き方というのは、腕に力が入って、ピアノを力ずつで弾くこと。 その方法をすっかり身に付いてしまった私はそれをリセットして、子供の頃の弾き方に戻すのにどれだけ苦労したかは想像に絶する。 練習すればする程結果は悪くなった。 声楽の先生は私に3ヶ月、ピアノを触らずにいなさい、と言った。 が、受験生だった私はそうする事もできず、ジレンマに陥る。その頃、私の頭にハゲができた。 円形脱毛症だ。
腕に力だが入らなければ、たいていの曲はちゃんと演奏できるのだ。 だけど、一度身に付いてしまった悪い癖はなかなかどうして抜けきれなかった。
翌年、なんとか受験はパスして教育学部音楽科に入学できたのだが、それからの4年間はやはり辛い毎日だった。

音を楽しむと書いて”音楽” なのだけど、私の場合は 音を苦しむ ”音苦” だった。

大学を卒業して以来ちゃんとピアノに向かったことはない。 結婚してからジムが結婚祝いにピアノを買ってくれたのだが、フルタイムで働いていた私はピアノを弾く時間なんてまるでなかった。 カリフォルニアの家はピアノはそのままの状態で貸家となっている。 

今、ハラレにて私には時間があり、停電の合間をぬって電子ピアノがある。 そしてピアノの先生がいて、ピアノを教えてくれるというありがたい環境がある。

さ〜〜〜、Pay Back Time だ 。 ピアノを楽しんで弾きたい。 これからは苦しくないピアノ人生を歩みたい。 バレーを習いたかった子供のころ、母は私にこう言った。『バレーも良いけど、ピアノのほうがもっと良いでしょ! 歳をとってからでもず〜〜と弾けるんだから。』 あの時の母の言葉は正しかった。 それを証明するかのように50歳を過ぎてからピアノを習い始めた兄。 うかうかしてたら追い越されてしまう程真剣な兄の練習ぶり。 

私もここハラレでは真剣にピアノに取り組もうかな? そう思うようになってきた。




Sunday, May 27, 2012

湯たんぽ納豆

”納豆命”の私がハラレで最初に仕込んだ納豆!


250グラムの大豆を1晩水に浸し、圧力釜で40分蒸した。 それをクーラーボックスに入れ、日本からもってきた湯たんぽで暖め、24時間。
結果は! 
2日間冷蔵庫で熟成させた後食べてみました。


コンゴでオーブンで仕込んだ時より糸をひいてました。 でもまだ、私が願う程の糸ひきではないの。 100点満点の75点ってところでしょうか!でも味はちゃんと納豆でしたよ!


いろいろまた試してみたいことがあるので、また直ぐに2回目を仕込みたいと思います。
このクーラーボックスの方法だと経済的だと思うのよね。 電気使わないんだもの。
24時間の間に湯たんぽのお湯を4回程取り替えただけ。 


(洗濯機の箱に入っていた発砲スチロールもクーラーボックスの空間に詰め込みました)




あとはお友達に教えてもらったオーストライア産のお米が手にはいったら言う事なし!


日本からもってきたキッコーマンで!

カーテンタッセル完成

いやだ〜〜も〜〜!


軽いぎっくり腰になっちゃいました。 腰をまっすぐに伸ばせなくておばあさんのような歩き方になってしまいます。 夕べは無理してキッチンに立ち、青椒肉絲を作ったのだけれど、やっぱりキツかった・・・・・。


今日は日曜日。 夕飯はレストランに行く事にしよう。 ジムがいうにはホテルの中に日本食レストラんがあるのだそうで・・・・。 あまり期待はしないけど、天ぷらぐらいは食べれるかもしれない。 






カーテンプロジェクト、どうなっているかというと????? レースカーテンはすべての窓に設置され、朝日、夕日がほどよく家の中に差し込んでとてもいい感じだ。 クリーム色を選んだのは大正解だった。 が、オーダーして2ヶ月も経っているというのに、まだメインのカーテンがすべて完成していないのだ。 テープが裏表逆に縫われていて、フックがはいる所がなくお直しにだしたでしょ・・・・。 3週間以上経ってるので先週受け取りに行ったら、まだ手をつけてませんでした。 何をどう直していいのか、解らなかったらと・・・・。 TIA。


メインカーテン、昼間は開けておくので、カーテンをまとめるためにタッセルが必要だ。
テイラーに言って残り布を返してもらった。 その布でタッセルを作った。
全部で16個。 シリアルの入っていた箱を開いてそれで型紙をとり、型紙に沿わせながらアイロンをかけミシンで縫い合わせた。


やっぱりタッセルがあると、なんだか雰囲気が変わる。 いい感じ!
ずいぶ部屋らしくなってきたでしょ〜。


ところで、猫のおしっこの臭いがしていたゲストベッドルームだけど・・・。
オイルのワックスをかけてしまったので、それを剥がすために
ワックスリムーバー、お肉のテンダライザー、それからビネガーで床を洗浄した。その結果今度はビネガーの臭いが抜けなくなってしまってね。
インターネット会社の人が天井裏に入って配線をした時に天井裏はおしっこの臭いはなかったと証言してくれた。 だからおしっこ天井裏説はなくなったわけ・・・・。
良かった良かった。


で、最後にビネガーの臭いを消すために今度はベーキングパウダーを水にといて床にまいた。 これで随分臭いはしなくなり、やれやれ・・・。


こういうのを16個作った
最後にしらちゃけてしまった床にバニッシュを塗る事にした。 日本でいうところのニスかな? ローラーでコロコロ塗ったので直ぐに終了したのだが、これがまた乾かないのよ・・・。 もう4日以上経つのにまだベタベタしてる。 でもおしっこの臭い、ビネガーの臭いはすべて密閉された模様。


これでやっとこのベッドルームを使えようになりそうだ! 
カーテン布の横と縦が逆になっているのだが、タッセルでまとめると、
少し気にならなくなったような気がする。

たて 
この大きなカーテンだけはちゃんとした布目で作ってあった。 
これがあるべき姿なのよ。
おしっこの犯人。


Tuesday, May 22, 2012

納豆、仕込み、入りました!

今、むっしょ〜〜〜〜っに食べたいものがある。


”納豆” と ”餃子”。

餃子はニラが手にはいることがわかったので、気力と体力が充実している時に小麦粉を練って皮をつくり、一気に作りたいと思っている。

今日は納豆に挑戦。

コンゴではオーブンで納豆を24時間保温して、なんとか納豆らしいものが出来上がった。
ここではオーブンに頼るのは無理だ。 長時間ジェネレーターを動かすのは考えものだから・・・・。

そこで、プランBなのだが、今回はクーラーボックスと湯たんぽでやってみようと思っている。
湯たんぽを入れたクーラーボックスの中は約40度になるのは確認した。 問題はどれくらい長くその温度を保てるかだ。

あるインターネットのページでは大豆を入れたタッパーを大きなタオルで包むだけでも成功している人がいる。 

湯たんぽのお湯を何度か入れ替えながら24時間やってみようと思う。

日本のキッコーマンで食べる納豆を想像しただけで、ヨダレがでそうだわ・・・・・。

頑張るぞ!

明日の午後2時半に糸をひいていれば、成功、いなければ失敗です。

日本からの船便を受け取る

3月2日に相模原市にある座間郵便局から船便を送った。 アフリカに戻る1日前だった。 箱の重さが9.75KG、料金が6250円。 船便だと値段は安い。 ただ届くまで3ヶ月かかると言われた。 (郵便局は3ヶ月と言うが、マラウイで実際に箱が到着したのは5ヶ月もたってからだったから3ヶ月というのは信用してません、私。)

が、ジンバブエの郵便局に5月12日に私の送った船便が届いた! 2ヶ月と10日で届いたってわけだ。 すご〜〜い! ジムのオフィス宛に送ったので、オフィスに郵便局からメモが届いた。 小包が届いてますから、とりに来て下さいと・・・・。 早々郵便局に出向いてみたのだが、$44関税をかけられて、それを支払わないと渡してもらえないという。 

私達のような立場で海外にいる人達はその国に入国して最初の6ヶ月は関税なしで海外からの荷物を受け取れるという決まりがある。 つまり、NGOとジンバブエ政府との協定だ。  だけど、そんな決まりを郵便局員の1人1人が認識しているわけもなく・・・・・。 話はここからややこしくなるわけ。

郵便局員は私の小包を奥からみつけだすと、ウィンドー越しに、44ドル払うか、関税を計算したZIMRAに送り返すか2つに1つ だという。ZIMRAとは省庁が管轄するオフィスだ。今直ぐ手渡して欲しいのに〜!
迷ったよ、私。 今直ぐ受け取りたかったから。 でも小包はZIMRAオフィスまで送り返すことにした。 それも5.5ドル払ってだ。 納得がいかない。Zimbabwe Revenue Authority(ジンバブエ歳入庁:ZIMRA)

さ〜、ここからが戦いだ。 翌週、IMCオフィスで関税に関する取り決めが書かれた書類をコピーしてもらい、マネージャーさんにお願いして関税を支払う義務はありません、というお手紙も書いてもらった。 それを持ってZIMRAオフィスに出向いた。 ZIMRA、朝の9時になってもオフィスが開かないってどういうことなの? やっとのことで中に入ったが、あんたの小包はここにはないよ、と言い張る。 オフィスの至る所に海外からの小包がところ狭しと置かれているののだが、私のはRe-Insupection という棚に置かれているはずなのだが、ない・・・・・。

ローカルの郵便局だよ、まだきっと送り返してないんだろう・・・。 そういう。 私とドライバーは直ぐにローカル郵便局に戻って、もう一度探してもらう。 が、担当者は、間違いなく送り返したからZIMRAにあるという。 あ〜〜〜あ〜〜、最悪のケースになりつつあるわけで・・・・。

ZIMRAでは朝の11時すぎ、係官達がのんびり、のんびり、たむろしている。 3人の職員が私の小包を探しているのだが、3人一緒に1つずつ同じ箱の名前を覗いているんだから、イライラする。 私が立ち上がって一緒に探そうとすると・・・『あ、あ、あなたはそこに座ってて!』 と制止される。
『白い箱だって言ってるでしょ、白い四角い箱なのよ、日本からの!』 茶色い封筒等をチェックしている係官に向かって、できるだけ好意的につぶやく私。 

結局、この3人の係官、ぐーたらぐーたら箱探しに時間をかけたが見つからず・・・・。 諦めかけた頃にもう1人の係官がやってきた。 『あんたも一緒に手伝って探してよ!』 彼は友好的! 

私は元気よく立ち上がると、白い四角い箱のみに集中して探した。 ありました!再検査の棚の後ろの棚に置かれているじゃない!1分もかからなかった、見つかるまでに。

さ〜、これでやっと持って帰れるのかと思いきや・・・・・。 関税に関する問題は空港のリベートセクションに行かないとダメだと言う。 それに受取人の名前がジムになっているので、私じゃ受け取れないと・・・・。

とほほほ・・・・・・。 超忙しい旦那にお願いしないと受け取れないなんて・・・・・。 


昨日、ジムはボスがイギリスに向かって出発したので、見送りのために空港に出向いた。 そのあと、私の小包を受け取るために奮闘してくれた。 4時間かかったそうだ。 リベートセクション、ZIMRA、あっちこっちに行かされ待たされ、ランチも食べずに4時間。 

今思えばさ、44ドル(送り返すのに4.5ドル払ったから実際は38.5ドル)をケチったお陰で、私が2時間、ジムが4時間も時間を無駄にしたわけだ。 

このルールは最初の半年しか使えないのだ。 だからせめて最初で最後、一度だけ免税にしたかったのだけど、結局たいへんな労力を費やしてしまった。 

ごめんなさいねダーリン・・・・。

早速夕飯の前に箱を開けて、キッコーマンを取り出した。 それで生姜焼きを作った。 日本製のキッコーマンは最高に最高に美味しい!(海外で作られたキッコーマンはちょっと味が違うのよね・・・)



船便で送ると、どんな箱でも姿形が変わって到着する。だけど日本のゆうパックの箱は世界一頑丈にできていると私は思うのだ。 箱が潰れて醤油やシャンプーが漏れたりしたこともある・・・・。 ゆうパックの箱は一番信頼できる。今回は醤油、みりん、胡麻油がメインで、それらの口をガムテープでとめ、さらにプチプチで包んで箱に入れた。 どれも壊れませんでした。

7月にアメリカに帰るので、そのときはミツワマーケットで胡麻油の大きな缶とカレールーを持って帰ろうと思ってる。 もう郵送するのはやめるわ・・・。 

Sunday, May 20, 2012

ポインセチア

私達って随分多くの事を思い込みだけで信じていることがある。 例えばこれ。
”ポインセチア” 日本ではクリスマスのシーズンにだけ出回るので、鉢植えのイメージで、大きくなるなんてちょっと想像できないでしょ。 でもアフリカでは大きく育ったポインセチアを良く見かけるのだ。




この2つの写真は我が家のゲートの外にあるポインセチア。 ギブソンが丁寧にお世話をしているから、赤々とした葉の色が空のブルーと対照的でとてもきれいなんだ。





八重のものとシングルのものと2つある。 




クッションカバー

ミシンでの最初の作品は椅子のクッション!


あまりにボロボロだし、
汚れているし・・・・。
右端を見て!

オーナーの家具を借りいる私達。 2脚あるこの椅子、1脚のクッションがボロボロでどうしても直したかった。 が、もう1つのほうはほとんど使用していないのか、全然いたんでいない。
本当は好きな布地を買って、2脚とも同じ布で揃えたかったのだが、この際目をつぶろう・・・・。 マラウイでいただいた布が手元にあったので1脚だけ直す事にした。

クッションの形が奇妙な形だったので、すっぽり包んで下から蓋をする形で包み込んでみた。 

完成! 私達がここハラレに滞在する期間中は大丈夫だろう。 ジムはこの椅子がお気に入りで、リビングでなく寝室でこの椅子にかけてDVDを観たりしてる。

シンガーのミシン、凄く良い! 次は何を作ろうかな? カーテンのタッセルかな?


クッションの裏側。 
ギャザーをよせて上から蓋を縫い付けた状態







たかが洗濯機、されど洗濯機

我が家の洗濯機が壊れて、もうかなりの時間が経つ。 CAPLI というジンバブエブランドの洗濯機だ。 1年の保証期間内なので、(2週間使っただけで壊れた!)メーカーがトラックで来て、お直しに持っていった。 何週間経っても電話がないので、しびれを切らしこちらから電話してもいると、『キャンベルさんですね、お宅の洗濯機は直せません!』 ときっぱり言うじゃないの!
だったら早く連絡をくれたらいいのにね・・・・、TIA。 新品と交換します、というのだが同じ型の洗濯機が今在庫にないのだそうだ。

『大丈夫です。 在庫が入り次第交換しますから・・・』 というのだが、私はあの洗濯機はもう欲しくない。 違う型と交換したいと言った。

結局洗濯機を買ったお店(ウェアハウス型の大型スーパー)まで出向き、他のメーカーにしたいとお願いした。

私のチョイスは ジンバブエブランドのCAPLI 、韓国のSAMSUNG 、それと国籍不明のTOP NOTCH の3つだった。 どれも100ドル程追加料金を支払わなくてはならない。 壊れてしまったカプリのものより高いのを選ぼうとしているから。

この家には洗濯機を置く場所がないんです。
しかたなく、ゲスト用のシャワールームに設置。
お湯は繋いだらお湯を湧かすタンクの水が逆流して壁が水浸しになってしまったんです。
だから水だけを使うことに・・・。
私はジムに相談し、サムソンを選ぶことにした。 $547ドルの8KGトップロードを選んだ。 

しかし家に帰ってインターネットで調べると同じ型が南アでは270ドルほどで売られている。 なんと、半額。 ま、仕方ない。 ミシンだってそうだったから。

8キロのキャパシティーの洗濯機、ジムが週末設置してくれた。 今回は在庫があったので、段ボールに入ったままの新品を持ち帰ってきた。 が、ジムは洗濯機の下についている発砲スチロールをはずさないでシャワールームに設置したのだ。 ??????? 私には意味がわかりません。 ジムが言うには発砲スチロールがついていたほうが音が抑えられるからと・・・・。

それでも私は納得がいかない。 外したい! いつものとうり私はマニュアルを最初から最後まで全部のページに目を通した。 ドラムを上から見た時、ドラムが左右対称になっていなくてはいけないと・・・. そうするために洗濯機の足が高さ調節できるようになっている。 あきらかにジムが設置した状態で洗濯機はバランス良く置かれていないのだ。 ドラムがかたむいているもの。 いくら言ってもジムは納得せず、それでちゃんと動けば良いと言い張る。

スタートしてみて、さ〜脱水のステージ! もの凄い音がし始め、洗濯機ごと飛び立ってしまうのではないか? と思える程洗濯機がシェークし始めた。 元のカプリの水ホースが短すぎてシャワーヘッドに届かなかったので、高さを上げるために下に簀の子を置いてあったのだ。 簀の子の上に発砲スチロールが乗った状態。 凄まじい音がして、とても耐えられない。

ジムはやっと納得した。 スチロールを外そう。 簀の子も・・・・。幸い、サムソンのホースは簀の子なしでもシャワーヘッドまで届いた!


かくしてやっと洗濯機は私は希望した通りに設置され、無事運転できるようになった。 ジェネレーターをまわしながら2回程洗濯した。 

翌朝、日曜日。 さ〜、電気が通じているので早速洗濯を。 が、水がちょろちょろしか出て来ない。 これは私が懸念していたこと・・・・. 午前中はどこの家でも洗濯をするので、水圧がもの凄くさがる。 ましてやシャワーヘッドまであがってから洗濯機にくるので、余計水量が少ない・・・・・。 すすぎの段階でついに水が止ってしまった・・・・・・. 

トホホ・・・・・。 電気があっても今度は水がなくて洗濯機がブーっと音をたてたまま止ってしまった。 プログラムされたサイクルで運転しているので、十分な水量がドラムに貯まらない限り、洗濯機は動けないのだ。 台所の水道はまだ流れていたので、そこから水を汲んで洗濯機に補充してみたが、それでもブー・・・・のままだ。 


この先は洗濯は夜中にするのが一番だろう。 電気は毎日夜10時すぎは必ず復帰しているし、水量も安定しているから。 


結論: この町で洗濯するのは手洗いが一番効率的なのかもしれない。 間違いなく洗えるのものね・・・。

Saturday, May 19, 2012

House Warming Party

House Warming Party が怒濤のごとく始まり、怒濤のごとく終了した。

当初15名の予定で買い出しに走った私。 前日の夜に5名追加と出張中の旦那からメッセージが入り、お肉だけ量を増やした。
野菜類は多めに購入していたので、大丈夫だろうと判断。 しかし、20名もの腹ぺこ軍団が来るのでは、串焼き2本とポテトサラダ、レモンバーでは物足りないのではと思った私は焼きそばを作ろうか? と考えていた。

が、前日の夜出張から帰宅したジムが、”NO〜(”な”と”の”の中間の発音でいうNO)ランチというよりもスナック程度を用意すればいいから、焼きそばはいらないよ!” と私の考えを否定した。
簡単にできるオクラのガーリック炒めだけは追加しよう・・・・。 一品でも多い方がいいから。 これは私の判断だった。


当日の朝7時、電気がある! メークアップをするより先にジャガイモを茹で始める。 3キロの芋を一気に茹でるのは無理だからね・・・.前日の夜に半分だけポテトサラダを作っておいた。ポテトサラダから始まって、3.1キロのビーフフィレを80ピースにカット。串焼き用の野菜をカット。 

BBQグリルでお肉だけが先に焼けて、野菜に時間がかかりそうだと思ったので、タマネギ、ペーパー、ズッキーニを少しだけ電子レンジにかけた。 

40本の串にお肉と野菜を突き刺す作業が、これが思ったより大変。 1時間以上かかって肩が凝ってしまった。

やっとジムがオフィスから帰宅してくれたので、スパイスとグリルの準備はジムに任せる。

3時すぎに一気にスタッフが到着。 ジムが焼いた串焼きがテーブルに並ぶや否や皆が一斉に列を作った。

あ〜〜〜〜! 気がついた時にはお皿が空っぽ〜〜〜。 たしか42本作ったはずの串焼きだが・・・・. 私の分は既にないじゃないの。

お肉が小さかったのでよけていた6本の串焼きは後でバックステージで活躍したスタッフ(ハウスキーパーさん)とかギブソン(庭師)にあげようと思っていたのだが、まだ3〜4人のスタッフが到着していないのに気がついて、それも提供するはめに・・・・。

ジムのボスが到着したときはかろうじて、1本だけ串焼きを確保したが、あとの数人は何もなし・・・・。

ちょっと待って! 椅子がないので庭にくりだして食べている男性群、パティオに座っている女性軍、リビングに居る人達、どう見ても20人以上いるよ〜。
あとで考えたら少なくとも28名はいた。 足りないはずだよ料理が。 それに串焼きを3本確保していた人もいたし〜。

ブレンダ(ゲストハウスのハウスキーパー)が ”タファラはまだ何も食べてないよ、マダム!” と、私を責めるように言いに来たが、どうしようもないでしょ? もう全部食べ物は売り切れ。 彼は遅れてきたんだもの、仕方ない。 早い者勝ちさ〜。

すったもんだして選んだ、ビーフのフィレ肉はどうだったのか? 1キロ$9というフィレ。 大丈夫かな? と心配だったがジムが言うには、とてもやわらかだった、と。(ジムはかろうじて、串焼きを一本だけゲットした)

レモンバーもポテトサラダもものの数分でなくなった!

アフリカの人達は食事に招待した時、食べ物に対して反応を示さない。おいしいのか、おいしくないのか? 全くわからない。 食べ終わった後はありがとう〜! と言いながら、一斉に帰っていった。
なんだかアワアワしているうちに終了してしまった。 やっぱりさ、ジムはスナックのつもりだったようだけど、お客さんたちははるばる遠くから来て、ランチを期待していたと思うのよね〜。 


その夜、ジムに『串にお肉と野菜を刺すのがもの凄〜〜く大変だった・・・。』 と言うと、ジムは『僕がBBQの串焼きを作ったことないと思ってるの?』 だって・・・。

『そうか〜、1人で大変だったね〜』 というお言葉を期待していた私は、彼の言葉にすっきりしない気分だったが、疲れていて怒る気力もなかった。

とにかく次回からはもっと量を増やさないとダメだ・・・・. そう思った初めてのパーティーだった。 疲れたよ〜〜ん。




が、翌日の土曜日・・・・. ジムは土曜日だというのにミーティングに出て行った。 戻ってきた時にゲートを開けてもらう為(車なので)私の携帯に電話してきた・・・・・。
『今、戻ったよ・・・ゲートにいるから・・』

ゲートまで走っていって、重たいゲートを押し開ける。 ジムの車がゲートを通過しようとした時、ジムが運転席から窓を開けて、赤いバラの花束を私に差し出してくれた。





昨日のパーティーを1人で準備した私に対しての”ありがとう” の印なんだろうね。 
なんともジムらしいというか、私の扱いが上手というか・・・・・。
でも、花を買おうという、その気持ちが嬉しいよ。 

1キロ$9のフィレ肉。 こういうのを3本使ったのよ。 大きいでしょ。 
42本の串焼きを焼くジム。

大きなピーマン

庭先で食べる男性軍。 オレンジのTシャツは庭師のギブソン




Thursday, May 17, 2012

ジンバブエの猫達

ジンバブエで出会った猫達いろいろ。

我が家の庭師が飼っている猫。3月に引っ越してきてから私達も毎日餌をあげるようになって、明らかにふっくらした。虫よけの薬もつけてあげてるにので、ノミなどもいなくなったはず。ネズミよけのために飼っているそうだ。左側が3月の写真、右が5月現在。 
 




“猫の仲間にしないでほしいんだけど・・・・”

明日はおうちパーティー (20名)

ジムはボスと一緒に2泊3日の出張にでている。 
その間、私はジャイカの人達とレストラんでお食事会! 楽しかったわ〜。
初めて逢う人達。 ジャイカハラレオフィスには4名の日本人が働いているそうで、その中の1人Yさんはお姉さんと一緒に住んでいる。 
話を聞いて色々驚いた。 彼女達はこの国の永住権を持っている市民なのだそうだ。 お父様の仕事の関係で家族で南アに居た時にジンバブエに惚れ込んでしまったお父様。 
最終的に家族でジンバブエに移住。 ご両親は現在日本に戻られているようだが、姉妹はハラレの家で生活しているそうだ。


その他にもピアノ関係のサークルがあるそうで、早々参加してみるつもりである。
Yさん姉妹はジャーマンシェパードを3頭も飼っているそうだし、テニスもするそうだし、なんだかこの先の私の生活がドラマティックにかわりそうな予感だ! ハウスキーパーさんが見つかって良かった良かった。


日本語をしばらく話していなかったので、堰をきったように喋りまくり・・・・、おとなりのテーブルの婦人に注意される始末・・・・。 ごめんなさい。


ところで明日は我が家でボスのフェアウェル&おうちお披露目会がある。
当初、15名の予定であったのだが、夕べ、出張先から5名追加! とメッセージが来た。


20名のBBQね! BBQは私の専門じゃないんだけどさ、一応串焼きを1人2本ずつ作る予定。 ビーフのフィレ肉3キロ買う予定。


すでにブッチャーにはオーダーを入れてある。 冷凍されているので、明日の朝解凍して、それを80ピースにカット。 タマネギ、ピーマン、ズッキーニもカットし、串に刺す。
40本の串を作った後はジムが仕事を早く切り上げて戻ってくるから、バトンタッチ。 後はお願いしますね! 金曜日、オフィスは2時で終了なので、そのあと皆お腹を空かせたまま我が家に到着するわけだ。 


私はその他にポテトサラダと、焼きそば、レモンバーを作る予定だ。




買物は既に昨日のうちに済ませた。 今日はデザートとポテトサラダを作って冷蔵庫に入れておこうと思う。 当日に1人でパニックするのは嫌だものね・・・・。


しかし、20人分のポテトサラダって何キロのお芋がいるんだかな?
1人200グラム(じゃが芋の大1個分)もあれば十分だよね?


深呼吸、深呼吸。 大丈夫、きっと上手くいく!

だ、大丈夫か? 自分?  

新しいブログのデザイン、
枠に派手〜〜な色のお花がついているので、
私がアップロードする写真が負けちゃうのよね・・・。 
解ってたんだけどさ・・・。




Tuesday, May 15, 2012

Creative Suite 6, Academic Version

アドビのCreative Suite 6, Academic Version 購入のリクエスト、審査をパスしました!
アカデミックバージョンがカリフォルニアに発送されたそうだ。


なんだか随分特しちゃた気分。


なので、靴を一足オンラインでオーダーしちゃいましたっと。 カリフォルニアに送って7月に受け取る予定です。 へへへ!

とうとうギブアップ! リングのロープを掴みました

ハウスキーパーさんなしで、箒とモップで奮闘していた私・・・・・・。


このブログを読んでくれている人達も私がそろそろギブアップするんじゃないか? って思っていたでしょ? 


あたりです。


お客さんを家に招くにあたって、風邪ぎみだった私。 こういう時が辛いのだ。 おまけに洗濯機が壊れて、お直しに出したきりもどってきていない。
もう、ここまでくると、ギブアップしてもしかたないかな? そう自分でも納得できる。


何かが重なったり、体調が悪かったりするとやっぱりダメだ・・・・。


ちょうど、ゲストハウスをお掃除してくれていたブレンダの友達が仕事を探しているという。 早々会って話してみたが、とてもいい感じの女性だった。
週3日お願いする事にした。 明日からスタートだ。


あ? 食パンを用意するのを忘れた! 彼女、休憩時間はいらないが、ティーとパンだけは用意して欲しいと.・・・・・. そう言っていた。 




明日は壊れた洗濯機を新品に変えてもらいに行く事になっている。


カプリというジンバブエブランドの洗濯機、2週間で壊れてしまい、メーカーも直せないので新品と交換します、と言ってきた。 が、ジムも私もカプリはちょっと・・・・。


別のブランドでもいいですか? と。


お店は別のブランドでも差額さえ払ってくれたらオッケーだという。


サムソン、とTop Notch という名前の洗濯機(どこの国の製品だか?)、そしてカプリ、この3種類がお店には並んでいる。 他のブランドもあったが、高すぎるし・・・・。


さ〜、この中からの選択だとやっぱりサムソンだろうか? 
$547なので、97ドルほど追加料金を払わなくてはいけないのだが・・・・。
カプリはご免して欲しいから、しかたないね。


明日からキーパーさんがくるよ〜! 


金曜日はボスのフェアウェルをかねて、スタッフ15人を我が家に招待する事になった。
15人! ジムは忙しすぎて頭がパーティーの事までまわってないようす。
BBQグリルを借りてきて、串焼きにしよう! というところまでは話たのだが、まだ何も細かいことを相談してません。 


今日は一応、ブッチャーにいって、フィレ肉2.5キロをオーダーしてきた。 
それを60個に切って1人2本ずつの串焼きを作ろう。 それにポテトサラダ。 
デザートは????? どうしようかな?


結構忙しいのです、私。


Mutare に出張

先週末は忙しかった。 金曜日にジムのIMCのボスがハラレに到着、我が家に招いての夕食会を開いた。 NGOは女性のボスが非常に多い世界。 ジムもこれで3人目の女性上司を持ったことになる。 電話とメールで仕事をしてきたが、顔を会わせるのはこれが初めて! 昨日、慌てて床屋さんに行ったジム。 第一印象、大事だからね! 


ファイナンスマネージャーも一緒に招待し、4人での夕食会となった。 メニューはチキンカシューナッツ、オクラのガーリック炒め、デザートはロールケーキ。


朝8時前から洗濯にとりかかった私だが、洗濯、掃除に4時間以上かかってしまい、そこまででエネルギーを半分以上消費したもよう・・・・・.


前日に焼いておいたロールケーキを仕上げようとしたのだが、肝心のフレッシュクリームがフレッシュでなくて、すでにサワークリームに化していた! 大変だ! 直ぐにお店に走り、他のブランドのクリームを買った。 が、またしてもサワークリーム化している。


は〜〜〜・・・・・・。 


急遽予定変更。


デザートのロールケーキは諦め、レモンバーに変更。




アワアワ、パニパニ・・・・・でも無事終了!


ジムも私も風邪がこじれて咳と鼻水が凄いったら・・・・。
それなのに、12時間以上駆けずりまわってくったくたの1日だった。


翌日はジムとボスがムタレという町まで出張することになっていた。 私も同行する事にした。


ムタレは車で3時間半。 そこでIMCのパートナーとなるかもしれないNGOの人達とミーティングをし、ムタレで行なわれているプロジェクトを見学。 将来的に一緒に新しいプロジェクトを展開できるかどうかの視察だ。


3時間半の運転でお昼頃にムタレに到着した私達は、先ずはランチかな? なんて思っていたが、甘かった。 10時ころから夕方の6時ころまで予定がビッチリと組まれていたのだ。 あちゃ〜〜既に予定が遅れているじゃないの・・・・.




私たちは空腹のままエレファントポンプの作り方のデモンストレーションやら、バナナプランテーションの見学など、とっぷり日が暮れるまで走り回った。


バナナについて色々新しい事を教えてもらった。 一本のバナナの木がバナナの房を実らせるとその木はもうそれで役目を終了。切り倒されるのが普通。 そのことは知っていた。 だけど、その木の根元からまた、新しい株が出てきて、それが伸びてくるのだ。 幾つか株がでてくるので、それを切り取って、株分けしたりして新しいバナナの木を育てている。  種から育てるんじゃないんだね。 一本の木が8年以上ドンドン世代交代を繰り返し、バナナを実らせていくそうだ。 バナナは1キロあたり36セントで売れるのだそうだ。 大きな見事な房は50キロもあるそうで、凄いでしょ!


バナナの生命力をこの目でしっかり見た1日でした。 


ムタレから見える景色はどこも素晴らしい
ジムの帽子をかぶった少年

兄弟

50キロはありそう

ジムはバナナについてかなり突っ込んだ質問をしてましたっけ・・・・
ジンバブエらしい石が並んだ景色






Thursday, May 10, 2012

やっちった・・・・・

ハラレインターナショナルフェスティバル、最終日、おすすめのステージのチケットを購入していた私達は、良い場所をとろうと開演2時間まえに家を出た。
その夜はジンバブエで一番人気のミュージシャンが登場するというので、会場はゲートが開く前から長蛇の列だった。 ジムと私も1時間並んだ。

会場に入り、さ〜今度こそは良い場所でちゃんと座って観たい! ステージ全体が見渡せる場所にスペースを確保、組み立て椅子を組み立てる。
よっし〜。 私もジムもおもむろに椅子に座る。 ところが、周りの皆さん、どう見てもマイチェアーを持参している様子はない。 みな立ったまま、ステージが始まるのを待っている。
おかしいな? オープニングセレモニーの時は殆どの人が毛布を持って地べたに座るか、簡易椅子に座ってショーをみていたのに・・・・・。


その疑問はステージがスタートして、直ぐに解明した。 ミュージシャンは有名どころ、彼の奏でる音楽、歌い出す曲、皆知ってるんだよね。 だから皆、一斉に歌い出し、踊りだし、だまって観ている人なんていないわけ・・・・。 ましてや座って観ようなんて人は居るはずがない。

ジムも私もステージの開始と共に立ち上がり、椅子を畳みましたよ。 だって、前の人の動くお尻しか見えないんだもの・・・・。立ちながらモゴモゴ椅子を畳んでバックパックの中へ・・・。

皆、陶酔状態、ステージは花火と共に終了・・・・。 

私もエンジョイしたけれど、これが知っている曲だったら、もっともっと楽しかっただろうにな。 

スリが多いから夜のステージは気をつけて! そう言われていたので、財布は持参しなかった。 カメラとティッシュ、ハンカチ・・・・。 バッグに入れ、帰り際は胸の前に抱えながら歩いた。

翌朝、気がついた。 バッグの中にあったカメラのケースがない! 中にパナソニック、ルミックス用のバッテリーが入っていたのに。 お気に入りのカメラケースだったのに・・・。
カメラは手で掴んでいたから無事だった。 ステージに夢中になっていた時、はっと気がつくと、私のバックのファスナーが全開になっていた。
あの時だろう。 中からカメラケースが盗まれた・・・・・。

ジムはバックパックに簡易椅子を2脚入れて持って行ったのだが、ファスナーが直ぐに開かないように大きなクリップでファスナーを留ていたのだ。 だったら、私にもアドバイスしてくれたらいいのにね....、


新品のルミックスが盗まれないで良かったと思うことにしよう。 バッテリーは古いルミックスのが使えそうだから、なんとかなる。 日本を出発直前にに兄がカメラケースの使わないのがあるからってくれました。 それが出番です。

やっぱり人ごみは危険だわ・・・・。
開場をまつ列 1時間並んだ 


写真では皆が踊ってるのがわからないね・・・・


Saturday, May 5, 2012

専業主婦、続行中

ハウスキーパーさんなしの生活続行中。 あたりまえってか?


3ベッドルームの一軒家を掃除機なしでお掃除するのは結構大変な労力なんです。
ジムはハウスキーパーさんを雇えば良いんじゃない? っていうが、この町、ネットワークがなくて、紹介してもらう術がない。


全く知らない誰かを家の中にいれ、トレーニングする自信、私にはありません。
だから今のところ自分で頑張っているっていうわけ。 他にも理由が・・・・。


コンゴ、キンシャサでは、タウンハウスの外を1人で歩くことはできず、かつ掃除、洗濯はミミという若いハウスキーパーさんがやってくれていた。 私がする事といえば、ドライバーに買物に連れて行ってもらうこと、食事の支度、あとはコンピュターの前に一日中座っている・・・そんな生活だった。 プールがあったので、プールで泳いだり、ジムでトレッドミルにのったりもしていたが、基本的に体中の筋肉が退化してしまったと言っていい。


最後の一ヶ月はテニスのコーチを雇って、テニスを週に3回やっていたのだが、筋肉が衰えていた、という認識がないままテニスに夢中になって、結局のところ、膝を痛めてしまったのだ。 日本に帰った時に整形外科の先生に診てもらった結果、太ももが細すぎて膝に負担がかかりすぎているからと・・・・・。 ごもっとも。太ももの筋肉をつけないとダメだと・・・・.


と、いうわけで家事をキーパーさんに任せるのは嬉しいのだが、料理以外の家事を人に任せて、私の筋肉の老化が進むことが怖い。 今現在、箒とモップを握りしめ、頑張ってるっていうわけ。


掃除機なしでラグをどうやって綺麗にするか? 幸い、部屋中を覆うカーペットはないので、部分的なラグをブラシを使って綺麗にしている。 外に持ち出して、ブラシで履く。


後はモップでタイルの床を拭く。キーパーさんだと家中をきちんと整頓もしてくれるが、私がやると整理整頓までできないの・・・・。 でももの凄い運動量なのは確かだ。


今、洗濯機が壊れていて、メーカーに戻してなおしてもらっている最中なので、洗濯は手洗いしている。 


ガレージの裏に洗濯場があるので、そこで離れの家族、庭師の奥さん達、皆この洗い場を使って洗濯する。 今朝も洗い場の順番待ちをして、最後に私が使った。
2槽に分かれたコンクリートの洗い場、一つ目のほうは手前の面が洗濯板として使えるように蛇腹になっている。  だからそっちの洗い場に洗剤をいれ、ゴシゴシと洗濯板を使って手洗いできるっていうわけ。 洗濯板で洗濯なんて昭和っぽいな〜〜。 なんて想いなら、ゴシゴシしていたら、私の下着に穴があいちゃいました。 洗濯板もコンクリだからやりすぎると、布をダメにする・・・。 注意が必要。


洗い上がった洗濯物は庭に針金のラインに干します。 日当り抜群! 




思えば、洗濯物を庭の干場に干す生活なんて、私、した事ないかも? 若い頃、下北沢のアパートに居た時だって、洗濯機で洗ったものは家の中に干してたし・・・・。
結婚してからは洗濯機に乾燥機の生活だった・・・・。


エプロンつけて、まるで働き者の専業主婦になった気分だ。


しっかし、手洗いすると腰がぎっくり腰みたいに痛くなって、そのあと、おばさんみたいな歩き方になっちゃうんだよね・・・,情けない、情けない・・・。


離れの奥さん達は厚手の毛布まで手で洗ってる。 もちろん大きなシーツなんかも・・・.私にはできない。 今朝洗ったバスタオルでも精一杯だもの。 腱鞘炎になりそうだもの・・・・。


来週早々に洗濯機がなおって戻ってくる事を祈ろう。

滑り落ちるロースハム

土曜日の朝、8時に起きたらすでに停電してました。 停電だとインターネットも繋がらない。 仕方ない、コーヒーを飲みたいしジェネレーターを起動する。


ジムがハムエッグを作ってくれた。


昨日の朝の出来事・・・・。 新しいロースハムのパッケージを冷蔵庫からとりだし、真空パックの端をはさみで切り、ハムを取り出しジムのランチ用サンドイッチを作った。 
残りのハムを冷蔵庫にしまおうとした時だ! パッケージの中にあった残りのロースハム3〜4枚が、パーッケージから滑り落ちた! あ〜!


ところが、お互いにくっ付いたままのハム達は床に着地したかと思いきや、私の右足の甲の上にちょこんと乗っかっているではないですか! 


ジムと私は顔を見合わせる。 


そこで、私は右足を蹴り上げて、宙に浮いたハムの塊を片手でつかみ取って・・・・、








というのは嘘。
ハムは床についていなかったので私はそのままつかんでパッケージに戻した。


ところがだ!


またスルリとパッケージを通り抜け、今度は”ペチャッ!” という音と共に床に落下。


なんで、こんな事に・・・・・。


私はハサミを使って、ハムのパッケージを開けたのだ。 なのに、そのあと、ジムがキッチンにきて、そのパッケージの反対側をまたハサミで切った。 (ジムはそのパッケージがまだ開封されていないと思ったらしい。 手伝っているつもりだった????)
まったく、余計な事をしてくれる・・・・。


そんな事を知らない私は両サイドをハサミで切られたパッケージにハムを戻し、丁寧に2度もハムを落としたというわけ。






美味しいハムなので、仕方ない、洗ってペーパータオルで水気をきってラップに包んで冷蔵庫へ戻しましたよ。




そのハムが今朝、ジムの手でハムエッグになったっていうわけ。 


ほこりや髪の毛が混じってるんだけど、このハム、食べたい? 


ジムがそう言いながら作ってくれました。 
火を通したんだから、大丈夫です!

Thursday, May 3, 2012

Adobe Creative Suite 6

今私の使っているラップトップはアップルのMacBook Pro なのだが、これのオペレーティングシステムをアップデートしなくてはいけない時がきている。スノーレオパードと呼ばれるOSをライオンと呼ばれるOSに切り替える・・・。 パソコンのシステムは日に日に進歩していくわけで、私はアップデートしなくてもいいです、今のままでいいですったら・・・・・。 と進化を拒否して使い続けることも一つの選択肢なのだが、そうこう言っているうちに直ぐに浦島太郎のようになってしまうのが目に見えている・・・・・。 周りの変化に今だってついていけていないのに、一歩乗り遅れたお陰で、”あ、あなたのパソコンのOSは一昔前のものなので、これには対応できないです・・・” ってなことに。


OSライオンはあまり良い評価をうけていないようなので、ちょっと不安でもあるのだが、やはりこの際、切り替えるべきだろう。 ダウンロードでライオンを取り込めるというので、すでに$29アップルに支払ってあるのだが、ハラレの電気事情を考慮せずにダウンロードでアップデートしようとしたのは無謀だった! 24時間以上かかりそうなので、途中でストップした。


ま、これはアメリカに行った時に続きをダウンロードすればいいのだが、ライオンに切りかえた際に私にとって不都合があるのだ。 アドビのイラストレーターとフォトショップが動かなくなるということ。 


これは一大事。 散々っぱら悩んだ挙げ句、このさい、アドビのソフトウェアを新しく買い替えようと決めた。 しか〜〜し! アドビはこの夏に、いや、あと数週間で新しいソフトウェアCreative  Suite 6 を発売するらしく、そいつが出たあかつきには私のCreative Suite 2は4世代前のものとなって、アップグレードの対象から外れてしまうのだ。 しかたない、Creative  Suite 5.5 という最新の1つ前にアップグレードしてそれを使うしかないだろう。 そう、結論をだした私。 アップグレードでも$699かかる。 


ジムに『これこれ、なになにで、こう決めましたから・・・、今晩オンラインでアップグレードを注文しますから!』 と言った私だが、ジムはなんだか納得しない様子・・・・。
君はお兄さんの学校から仕事をもらってるんだから、学校の職員といって良いんじゃないの? 


えっ? は? 何?




アドビはEducation Version というディスカウントの値段のソフトを販売している。学生、教師、並びに学校関係者のみがその対象で、正規価格の75%くらいディスカウントをした値段で購入できるのだ。 学校関係者なら経理担当でもいいらしい。  


もちろん、それも考慮しましたよ、でも自分は審査基準の対象にはならないだろう・・・っと諦めていた。
が、よくよく基準のページを見てみると、それほどその審査が厳しくないようで・・・・。 ジムはダメもとでトライすべきだと言う。(日本のアドビだと、何も証明できるものがない場合はアドビにテンプレートが用意されているので、それをダウンロードして、学校側から一筆かいてもらって送って下さい・・・という程簡単な手続きだ。)


アメリカのアドビに早速電話してみた。 『私は日本にある小学校のデザインの仕事を海外でしている者なのですが、Education Version の対象になりますかね?』と。 アドビのセールスパーソンは躊躇せず、直ぐににEducation Version のオーダーを入れてくれた。 オーダーを入れましたので、学校関係者であるという証明を後で送ってくださいと・・・・。 それが確認できしだい発送します、と。 日本の学校でもたぶん大丈夫でしょう! と。 




何も嘘はついてないものね・・・。 実際、お仕事してるから、兄の学校からの・・・・。最新バーションのCreative Suite 6、は正規料金$1299だが Education Version だと手数料、送料含めても$380程だ。やす〜〜〜!


早速兄にメールして私がスタッフの一員である事のお手紙を書いてもらうことにした。
持つべき者は学校関係者の家族?


今、私のオーダーはペンディング状態になっている。兄からの証明が認められれば、早々発送されるそうだ。 私のカリフォルニアの友達の家が発送さき〜〜!


そうか〜〜〜、やってみるもんだわ・・・・。 ジムの意見、聞いてみるもんだわ・・・。 もし認められたら、私のソフトは浦島太郎から最新のものに一気にジャンプしちゃうわけだ! 嬉しいやら、勉強しなくちゃ、ダメじゃんやら・・・・。 


結果を待とう!