ガレージに住んでいるギブソンが大喜びで飛び出してきた。 『マダム、サンキュー、サンキュー!』 と。
え??????
なんで、母屋以外に電気が? 予想外の展開だ。
離れに住んでいる家族の家に目を向けると、そこも部屋に明かりがついている。 あれはろうそくに光だろうか??????
しばらくすると、離れのご主人が現れた。『ありがとうございます。』 と丁寧にお礼を言われる。
『???あのね、正直に言うとね、これは予想外の展開でね・・・・ ジェネレーター屋さんはこの機械では3件の家の電気を賄うのは無理だからって、母屋だけに繋いだはずなのよ』私は正直に答えた。
彼はとても良い人で、僕は電気の事は良くわからないけど、もしジェネレーターの許容量を超えてしまうようだと大変だ、と言ってくれた。 とても常識ある人のようだ。
そんなことは何しらず、ギブソンは大喜びしてるし・・・・。
でも、よく考えたら、ギブソンの住まいにも、離れの家族にも冷蔵庫やクッカーがあるわけではないのだ。皆、料理は外で火を起こしてするから。 ただ、ただ、部屋に裸電球がぶら下がっているだけ。
だから私達の母屋でトイレの電気を消し忘れたくらいしか違いはないはずだ。
ジムが帰宅した。 こうこう、こういうわけで、皆、喜んじゃってるの、と私は早口に説明する。
大丈夫だと思うけど、町の電気が復旧した時に配線の関係で一気にジェネレーターのほうに電気が流れるっていう最悪のケースだけ僕は懸念するけど・・・・。とジム。夜の9時ころに電気が復旧、ジェネレーターをストップさせた。 今のところ問題なし。
ただ、今日から私達は9泊の旅行にでてしまう。 私達が居ない時はいくらジェネレーターのスイッチをオンにしても、母屋の家の中に切り替えスイッチがあるので、誰も操作はできない。
轟音たてて、電気は独り占めじゃ、なんだか心苦しいし、皆が喜んでくれるのだから、このまま電気を分けて使った方がいいと私は思う。 ディーゼルの消費がどれだけかかるか知らないけどさ!
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