この洞窟の中はヒンヤリしていて、王様が過ごした、又は貯蔵庫として使われたのではないかと言われているそうだ。 ここから王様が叫んだらしい。『ワイフナンバー10〜〜!』 って。
ライオンと象で興奮した後、ジムと私はジンバブエの観光名所でもある”グレートジンバブエ” を目指した。 アンテロープパークから260キロ程ドライブしたところにある。
ライオンと象で興奮した後、ジムと私はジンバブエの観光名所でもある”グレートジンバブエ” を目指した。 アンテロープパークから260キロ程ドライブしたところにある。
遺跡近くのロッジに一泊し、翌朝遺跡へ。
青空に映える遺跡は国立公園になっていて、世界遺産の一つでもある。 ジムは迷うことなくガイドを雇った。 ガイドさんの後について歩くこと2時間半、私達はこの日、1番最初のお客さんだったようで、園内はまだ誰もいず、静かな遺跡見学となった。
9世紀から12世紀に作られたという石でできたこの遺跡には色々な説があるそうだ。 グーグルで調べてみると出てくる、出てくる・・・・・。 アフリカの人間がこの遺跡を残したという事を認めたくない人達が色々な説を主張しているようだが、本当のところはアフリカにもこれだけの遺跡を作る技術があったのだ。 アフリカのショナ族が栄え、ショナ族の王様は石で築かれたエンクロージャーと呼ばれる砦のようなところに住んで、何人もの妃を持っていたそうだ。 ワイフ達は王様と同じ場所には住まずに山を降りたところに住居を構えていたらしいのだが、王様が妃を呼ぶ時に、洞窟から『ワイフナンバー10〜〜〜〜〜!』 と大声で叫び、その声が山にこだまして、下々の世界にいる家来や妃達に伝達されたと・・・・. ガイドの男性が洞窟の中からその様子を再現してくれた。 大声をだして・・・・。 残念ながら私とジムにはその声のやまびこは聞こえませんでしたけど・・・・。
アフリカのマチュピチュ? そう呼びたくなうような石の遺跡群。 想像していたものより遥かに立派で、美しいフォルムを見せていた。 石の砦は厚みが6メートルもあるそうだ。 出来上がるのに200年もかかったって? 気が遠くなる年月・・・・。
これだけの技術を持ちながら、この場所にいた人達はこの場所から去っていった。 その理由ははっきり解っていないらしい。
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