Monday, May 6, 2013

ハイキングのハプニング

5月5日、日曜日。快晴! ここのところジムが忙しくて毎晩帰宅が9時近く。 土曜日も出勤。 火曜日の合気道は以前稽古がキャンセルになったままなのだが、毎週日曜日はハイキングが企画されている。 

ジムの姿を見ると、日曜日ぐらいはゆっくり休んだ方がいいのでは? と思ってしまうのだが、お腹を見ると、いやいや、週に1度くらいはちゃんと運動しないと・・・とも思うのだ。 本人は疲れているにも関わらず、ハイキングに持って行くためのスナックを買って帰って来た。 家でダラダラするつもりはないようだ・・・・。

日曜日、朝7時に起床。 私はハイキング用のランチを用意した。 ジムは前日凍らせておいたジュースを冷凍庫から取り出すと、自分用のランチと一緒にプラスティックバックに・・・・。

集まった人達の中には赤ちゃんを連れている人、犬を連れている男性もいる。 赤ちゃんを背中に背負ってハイクしようというのだがら凄い。 

この日のコースは往復で6キロ。 高度は500メートル上へ。数字で言うとたいした事ないのだが、登りが相当キツかったのは高度のせいかな? スタート地点の標高が1100メートル。 ゴール地点は1500メートルあったわけだ。 苦しかったわ〜。

だいたい2時間弱歩いた所でランチ休憩。 私は自分のランチをバックパックから取り出し、直ぐに頬張ったのだが・・・。 ジムは自分のバックパックの中をガサゴソ探しているが、ランチもスナックもジュースも入ってないじゃない・・・・! 
『君がバックパックに入れてくれたかと思った・・・・。』

『??????』 

スナックまで自分で買って用意していたのに、キッチンのテーブルの上にパッケージごと忘れてきたのでした。 とほほ・・・・.

私は半分食べたバーガーをジムに手渡しましたよ。 
幸い、水筒だけは2本持って来たので助かった!

ランチの後はループを描くように違うコースで戻って来た。 途中の景色は最高。 緑が目にしみるようだ。 

帰り道、私達は幾つか川を超えなくてはいけなかった。 川の巾が広過ぎる・・・・. 大きな岩を川に投げ込むけど、それでもちょっと・・・・。大きくジャ〜〜ンプ! 私は飛びましたよ、石から石に。 濡れずに済んだ!

そのあと、綺麗な滝があった。 滝の前で2人の写真を撮ってもらった。

ジムも滝の写真をカメラに納める。

その後です。 ジムは自分の眼鏡がないことに気がついたのです。 南アで作った運転用の眼鏡。 太陽の下ではサングラスとして色が濃くなるやつ。 
パニックするジム。 ジムが言うには、ランチの後、最初に超えた川の所で、地べたに座って休憩をとった。 そのときに落としたに違いない・・・・と。
でもそこまで戻るには、かなりの距離だ。 1時間以上?

ジムは戻る気はないと・・・・。 

ジムは自分で自分に腹をたてイライラモードに突入。 ガイドの男性に、眼鏡をなくした事を伝え、自分の名刺を手渡し、もし地元の人が見つけてくれたら連絡をしてくれるようにと頼む。

私は、ジムに眼鏡を新調してもらうのにどれだけ大変だったかを考えると、直ぐにでも戻って草むらを探しまわりたい心境だった。 でも、遠過ぎる.....山越えしなくてはならない距離だ。


帰りの車の中、私は自分のデジカメにジムの写真がある事に気がついた。
あ〜〜やっぱり。川越えして、地べたに座っているジムは眼鏡と一緒に写ってる。 そして、そのあとの滝の所で撮った写真にも眼鏡がジムのシャツのポケットにはいってるんじゃない! っていう事は落としたのは川の所じゃなくて、ジムが眼鏡がないことに気がついた場所のすぐ手前だったってことだ。 たぶん数百メートル手前。 

写真をチェックすれば直ぐに戻れたのに、その時は気がつきませんでした。 

その夜私はずっと眼鏡の事を考えていた。 眼鏡の値段、新調する手間を考えたら、翌日、ガイドさんを雇って、滝の場所まで戻ったほうが良いのでは? 絶対に滝の周辺に落ちているはず・・・・。 

が、ジムは私が写真に眼鏡が写っていて、落としたのは直ぐ近くだったと言ったお陰で、余計後悔が深く気分が悪くなったと・・・・.そういうお返事。 


ストレスがピークの時は自分の周辺の事にも注意が散漫になってしまうのだ。 
眼鏡を失くすショックは私も十分理解できるから、あそこまで戻って探してあげたい気持ちは山々だけど、今回は忘れる事に決めた。 ジンバブエを出国する前にジンバブエの眼科の先生に視力を計ってもらったプリスクリプションがある。 それさえあれば、直ぐに新しいのを作れると思うから。
(ジンバブエの視力検査はどれだけ信用して良いものか、ちょっと懐疑的だった私だが、日本に帰った時に眼鏡屋さんが検眼してくれた数字と殆ど一緒だった。 だから信用して良いんだとわかった。)

素晴らしい景色のハイキングだったのだが、ジムにとっては余計ストレスがかさむ結果になってしまった。 
だけど、ただの眼鏡だ。 さ〜気分を切り替えて、元気を出そうぜ!

帰り道で出会った子供達の写真、綺麗にとれてたね〜! チャドで撮った写真みたいに色が鮮やか。 この子達、とても綺麗な顔だちをしてるんだよ。





凄く美人でしょ!



眉が繋がるのはこの民族の特徴のようだ。
これが滝をバックに撮った写真。 まだポケットに眼鏡が入ってる。 

村に住んでる女の子。

1 comment:

  1. 眼鏡は残念だったけど、ハイキングの場所はすばらしい!
    素敵な景色ありがとう!
    子供達もとってもかわいいですね。
                      うさぎ

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