10月に日本に2年ぶりに帰る私は色々準備を進めているのだが・・・・・。 箱根にジムを連れて一泊しようと思い、オンラインで宿の申し込みをした。
これがだ、ものすご〜〜〜く複雑なのだ。 選択肢が100個くらいあるもんだから、理解するまでにもの凄く時間がかかる。 支払い方法なんて何通りあるのか? それも選択した支払い方法によって、全て支払い期限が別だっていうからもう・・・・・.
前回2008年に日本に帰った時も私は浦島太郎状態で街角でまごついたのを覚えている。
日本の”痒いところに手の届く”サービスは世界一だと思う。 が、時として度を越しているのでは? と思えるサービスは浦島朋子を狼狽させる。だって、あなた、トイレでお尻まで洗ってくれる国なんて他にある? マラウイじゃ、トイレの穴の横にトウモロコシの芯が転がってることもあるっていうのに・・・・。
便利と引き換えに”なんだこりゃ?” と思うほど使い方が複雑で、頭を抱えて考え込んでしまう。私としては機械に弱いほうだとは決して思わないのだが・・・・。 (経理課30人の中で私が一番機械系に強かったほうだもの。)
2008年にガソリンスタンドで給油した時のこと。はは〜〜ン、日本でもセルフサービスのシステムが出来たのね、自分でポンプを使うのなら、任せて! と思いきや、支払い方法は複雑怪奇以外の何ものでもなかった。 給油ポンプを掴んだまま支払いシステムを理解しようと頑張ったが、日本語は読めるのにその手続きの複雑さに根をあげて、思わず言ってしまった、『これって、この説明を読んで、理解できる人っているの?』 ガソリンスタンドのお兄ちゃんは返答に困った様子。 『皆わかるんだ、どうやるのか? 凄いわ。』ブツブツいう私。
結局、そのお兄さんに説明してもらって、どうやったらセルフサービスで支払いができるのか教えてもらったが、3台の機械を使わないと現金で払っておつりを受け取るところまでいかないことが解った。 先ずは1台目の機械で支払い方法を選択。現金の場合はお金を機械に投入。 そのあと給油。出て来たレシートを持って、3台目の機械のある場所に移動。レシートを入れるとおつりがでてくる。 これを説明するための指示が機械にびっちりと書き込んであるのだが、それを全部読まなくてはいけないかと思うと、車を乗り捨てて、歩いて帰りたくなる。こういうこまか〜〜い指示に従って皆が文句を言わずに従っているのは日本のお家芸だと言っていい。 アメリカではあり得ない。
日本に帰るたびに電車の乗車券のシステムが進化しているのもまた私を戸惑わせる。 小田急線もJRも同じプリペードカードが使えるようになったのは有り難いのだが、そのカードを買うのに『記名、無記名』 なんていう選択肢が突然画面に出て来て、”何これ?”と悩む私。 だって、突然何の前触れもなく、記名ですか? って聞かれてもね〜....。 もたもたして後ろの人に迷惑をかけてはいけないと思って、恥も外聞もなく、後ろの男性に聞いちゃいました。 これってどうしたらいいの?って。
外見が外人ならまだしも、見た目が純日本人のおばさんだから始末に悪い。 恥ずかしい。
こんなこともできないの? って思われちゃう。
10年以上日本を離れています、私。今回はアフリカから来ました。 日本語は読めますが、ちょっとまだ日本のシステムに慣れていません。
こういう札でも首から下げるかな?
そうだよね。日本でしか生活していない人でも戸惑うくらいだからね。若者でも切符の自動券売機の前で右往左往しているのを結構見かけます。私がこれは過剰だなと思うのは、車内放送。まずコンピュータの合成音声での案内、次に英語の案内、そのあとさらに車掌の肉声による案内。新幹線なんて車掌が交替したことまで「ご連絡」されちゃう…。これって何なんだろうね。NOBUKO
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