Thursday, September 23, 2010

新種の犯罪手口

今日は朝の8時から夕方4時まで停電です、という通知がまわってきた。電気システムの工事をするらしい。こんな通知が来るのはめずらしい。
早起きしてインターネットやらコーヒーやら目玉焼きやら、8時までにできるだけ電気を使うものを終了させようと頑張った。 ハウスキーパーさんも7時55分に到着して、真っ先にアイロンかけをしてくれた。 だが、いつなっても停電しない。 しないに越した事はないのだが、通知なしで停電するよりは通知した時にしっかりと修理して欲しいと思うのだが? へんなの?

数日前に大使館から防犯についてのメールが回ってきた。 新しい手口の犯罪についてだ。 それと時を同じくしてマラウイアンの友達からもメールが来た。 内容は同じだった。
走っている車をなんとか停車させてドライバーを外に出させ、そのスキに車内の物を強奪したり、女性の場合草むらに引き摺られレイプされたりするという恐ろしい犯罪が起っているらしい。 停車させるための手段として、道ばたに赤ちゃんを置いたり、チャイルドシートを置いたりするらしい。 捨て子を装ってだ。 そりゃ、停まるでしょ、もし赤ちゃんが置き去りにされてたら。 それも市街地でなく、もっと僻地のほうでの話だもの。 
しかし、いかなる場合も停車してはいけない。 スローダウンするのも駄目。絶対、停まるな!
直ぐに通り越して警察に連絡するように、と書いてある。

もう1つは生卵だ。 生卵をフロントガラスに投げつけて視界を遮る。 たいていの人はワイパーを作動させるだろう。 だが、ワイパーでは事態をますます悪化させ、完全に前が見えなくなる。 停車せずにいられない。 停車したら最後、襲撃される。こんなの嫌だわ〜、もしやられたら。

どんなことがあろうとも停車してはいけない。

先日、アジアの会のランチョンに友達の家までドライブしたのだが、1時間程遅れて到着した。あれ、彼女の家の番号は何番だっけ? と門の前で戸惑っていた私を、こっちこっちと手招きする男性がいた。 私は彼女の家の使用人が門の外でお客さんを誘導しているものだと思った。 窓をあけて確認しようとしたら、窓に手をかけてきてお金を請求してきた。 びっくりだ。 彼女の家の使用人じゃない。仕事を探していて、それに現金も欲しいという。 私は直ぐに窓を閉め、友達に電話してセキュリティーの人を門の外まで迎えに出してくれるように頼んだ。 家は2件ほど隣だった。

後で思えば、彼は外国人の家で雇われていたコックだったらしい。 職を失って、外人達が集まる場所に来て、職探しをしていたらしい。 お金も欲しいと言うその態度があまりにも強引で窓にまで手をかけてきたから、私はメールの注意事項が頭をよぎって過剰に反応してしまったのだ。 少しのお金を渡せば済んだことだったのに・・・・.
難しいのだ。 その判断が。

しかし念には念をいれて気をつけてちょうどいいだろう。 少し慣れた頃が一番危ないのだから。

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