Thursday, July 22, 2010

朝食は・・・・ごめんね

私の2010年1月、新年度の目標の1つに、”主人の朝ご飯を用意をしてあげる!” というのがあったっけ。人ごとのように思い出す私。
フルタイムで働いているならまだしも、専業主婦だもの、朝ご飯を用意してあげない奥さんなんて・・・・かなり怠け者。 自分が旦那だったらそう思うと思う。

朝が弱い。 カリフォルニアに居た時は5時に起きて6時半には出勤していた私だが、ここマラウイでは自称”低血圧” を看板にして、朝はなかなかエンジンがかからない。 

主人は腕時計の目覚ましを6時にセットして起きている。 らしい。 とにかく朝のその時間帯、私は爆睡していて主人が寝室を出たのさえ知らないのだ。
主人は朝に強い。 さっきまでガーガーいびきをかいていたかと思っても、目覚ましがなれば3秒あればベッドから起き上がっている。ビックリする程寝起きが良い。
私の場合は目が醒めてから、目を開けるまでにかなり長い時間がかかる。それプラス起き上がるまでに時間がかかる。 
今朝はそれでも6時半頃に目が醒めて7時前に起きた。 
『おはよ〜!』クンクン、いいにおいがキッチンから・・・。 主人はすでに30分の自転車こぎ、シャワー、そして朝食を終了したらしくインターネットでニュースをチェックしていた。 
『良いにおいだね。』と私。
『食べたい?』 と主人が私に聞く。
『うん、私の分もあるの?』
『ない。』という返事。 が、ここでがっかりしちゃいけない。
だって本当だったら私が作ってあげるべき朝食だもの。私はその場から姿を消した。墓穴を掘りそうな空気があったからだ。 

『食べたいの?』主人が聞いてきた。
『・・・う、うん。』
出勤間際だというのにキッチンに戻ってきた主人は、テキパキと自分の食べた朝食と同じ物を私のために作り出したのだ。
まだ完全に働いていない私の脳みそがこの行動を分析する。
  1. 自分の食べた、おいし〜〜い朝食を私に作ってあげて、”こういうのを作って欲しい!” そう言いたいのか?
  2. はたまた、自分の作ったオリジナル朝食があんまり美味しかったので私にも食べさせたいのか?
私は自分の都合の良い様に2番のほうに違いない、と心の中で思いながら主人の手際良い動きを見ていた。

『はい、どうぞ!』 これが今日の朝食! 私用のは本人が食べた物より少しだけサイズが小さいのだそうだ。ハムエッグにチーズがのってトローリと解け、それをトーストに乗せたものだった。 ハイプロティン、パワーブレックファスト。

私がパジャマのまま食べ始めると、隣に座って、『どう? 卵の黄身の焼け具合は?』と聞いてきた。 『完璧!』 『当然だよ!』と主人。
その次の主人の台詞をちょっと予想した私。 『こういう朝食を作って欲しいな〜!』 そう言われるのかな?と思ったが、美味しそうに食べてる私を見てるだけで将来的なリクエストは何もなしだった。フ〜! やっぱり#2が正解!

結婚10年目に入るが、今まで何度主人に朝食を作ってあげただろうか? たぶん数える程しかないと思う・・・・・。
映画等で奥さんがご主人の為に朝食を作っているシーンを観ることがある。 『彼はラッキーだよね〜。朝ご飯作ってもらってるよ!。 愛されてるんだ〜。』 そう独り言をいう主人。 

ごめんね、理想の奥さんにはなれない・・・・・。 

No comments:

Post a Comment