"Are you really sure you want to go to Africa? " My husband asked me one day in 2007. At this moment, my life has been changed. Bye-bye my sexy clothes, and high heels. Now I adapt my self to African life. We were in Chad, Malawi, DRCongo, and Zimbabwe. I really appreciate he chosed a new position which he can accompany with a wife. I want to pursue some small thing I can do for the people I meet. Since 2013, we have been in Tajikistan.
Friday, July 2, 2010
母を思う
私の母は今85歳。 相模原の家で猫の慎之助と共に元気に暮らしている。 母の事を思い出すのは、あ〜こういう時母はこうしてたっけ、とか母だったら先ずはこうしただろうな?という時だ。 私にはとてもできない・・・。 そう思うことが多い。
70歳で他界してしまった父はマイペースな人で自分の好きなことを最後までやりとうした人だが、そんな父を心配しながら一から十まで、かいがいしく世話をしていた母。 足の爪まで切ってあげていたっけ。そういう母に甘やかされて(?)暮らした父は自分の靴下がどの引き出しに入っているのかさえ知らなかったと思う。 母の揃えた下着、母の揃えたシャツ、アイロンをあてたズボン、そして磨き上げた靴を履いて(履かされて)毎朝見送られていた。
頭が下がる母の行為は、父がどんなに遅く帰宅しても、翌朝しわのついたズボンを履かせて送り出すことは絶対にしなかったことだ。 これは母のプライドだったとも言える。 すじの通ったズボンとピカピカ光った靴。私が子供のころ、母の着せ替え人形のようだったように、父も母の好みのスタイルに磨きあげられていたようだ。
そういう両親を見て育った私だが、残念ながら私の主人はスーツを着ない。 ワイシャツも面接の時くらいしか着ない。 スーツが似合うのに持っていない。 (結婚前にスーツ姿を見たのが最後、それ以来太ってしまって着られない。 なんであの頃は好んでスーツを着てたのか?不思議だ。トライアスロンで鍛えた身体でおしゃれしたかったのかな?)
今日はアメリカ大使公邸でJuly 4thのお祝いパーティーがある。 Mr. & Mrs. の名で招待状が来ている。 服装は'Business Attire" と書いてあるので、皆さん、スーツで来られるだろうと予想される。 主人もそれは百も承知だがスーツを持っていないからジーンズではないコットンのパンツにYシャツ姿で出勤した。 オフィスにジャケットとネクタイはおいてあるそうだ。 ジャケットもコットンのものだけど仕方ない。 それしかないんだから。
あ〜〜〜〜〜、靴を磨いてあげるのを忘れた〜!
主人はトレッキングブーツとサンダル、サイクリング用のスニーカー、そしてくたびれた革靴、こえらをそれぞれ1足ずつしか持っていない。 持って来てないのでなくて、持っていないのだ。
その唯一の革靴もかなりくたびれていて磨いても今イチ・・・・? 私が再三新しいのを買うように言っても、頑固だからきかない。 その靴を少しでも磨き上げるのは私以外にいないのに、それを忘れて送り出してしまったのだ。 あ〜〜、このまま大使公邸にいかなくてはいけない。 夜の6時。靴磨きセットを持参してパーティーの前に磨き上げることも考えられるが、絶対に拒否されるだろう。 何故だか靴を磨いてあげようとすると嫌がるんだ。だだっ子みたいに。
ダブルのスーツに上品な革靴、私の選んだネクタイ! これをジムに着せるのは私の夢でもあるが、たぶん実現は難しいだろう。
2008年、今の仕事を得るための面接の時、大騒ぎだったっけ。 スーツを一着買えばすむ話なのに・・・・・。 頑固おやじめ! 吊るしのジャケットとマクドナルドのキャラクターが履いている靴みたいなのを買って面接に行った。 アフリカで仕事をするのにおしゃれな靴を履いた奴なんてお呼びじゃないさ! それが主人の言い分だった。 それにしてもね〜もうちょっとさ・・・。
父の服の為のアイロン掛け、母は大変だったと思うけど、父が母の思う通りに服を着てくれたのはちょっとうらやましい気がする。
普段は革靴でないもので仕事に出かけるのであれっ?今日は革靴なの? 汚れてる!と思ったときはいつも手遅れなのだ。母のようにはできない。きっと誇りだらけで白くなった革靴でパーティーに行く事になるだろう。
仕方ない、サラリーマンの奥さんにはなれないだろうと子供の頃から感じていた自分。 サラリーマンでない人を選んだんだものね・・。
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