この干し椎茸、マラウイ、リロングウェでは2件のお店で手に入ることができる。 1つは中国食料品店、もう一つはジンバブエのオーナーの輸入食料品店である。
私はチャイニーズのお店のほうで大きな袋を買った。 身も厚くて、品質もよさそうだった。 これをプラスティックの容器に入れて保存しながら少しずつ料理に使っていた私。 ある日、干し椎茸をざっと荒い、水で戻している時に気がついた。 ボールの水の底になにやら細かいものが一杯沈んでいるのである。 むむ? っと思いよく見ると、虫の卵ではないの!!!
びっくりして保存用の容器をのぞくと、なんと底に一杯卵が散乱している。いやだ〜も〜〜!
すぐに全ての椎茸を破棄。
しばらくして、今度は小さな袋詰めの干し椎茸をジンバブエのお店で購入した私。 椎茸は小振りで、もどすのにも時間がかからず、一口サイズ。 結構使い安い。
しばらく料理に使っていた。
ところが! ある日当然、また同じことが起った。 水でもどしている時に虫の卵発見! 卵どころかウジ虫化した幼虫が動いてる!
保存容器の中で卵がふ化してしまったのだ。
あ〜〜〜、なんたること! 1週間くらい前に食べちゃったよ〜、この椎茸・・・・。 そう思うと気分が悪くなってくる。
ジムが帰宅するやいなや、機関銃のように報告する私、”食べちゃったよ〜!1週間前にこの椎茸もどしたときは気づかなかったの!” ジムは取り乱す私に笑いながら言う・・・”エキストラ、プロティンね(タンパク質)! "
火が通ってる訳だから、おなかの中で虫が生きてるってことはないよね! 念を押す私。
マイ、サイエンティスト(ジム)のアドバイスは、お店から買ってきたら、まず干し椎茸を全部冷凍する。 これで卵は全部死にます! ということなんだけど、それでも卵はくっ付いているわけだしね???? 洗ったとしても気分悪い。
翌日のことである。 今度はジムが奇声をあげて私を呼んだ。昨晩買って来たフランスパンを手にしながら、興奮気味のジム。シャワー中の私にそのパンを見せようとシャワールームまで押し掛けてきた。な、な、なんなのさ? フランスパンを大きめに切って、サンドイッチにしようとしたジム、パンに切れ目を入れて開いたら・・・・なんとそこに蟻のコロニーが!
この国では蟻がどこにでも侵入してくる。 ちょっと甘いものの入った袋でもあろうものなら、容赦なく蟻が列を作る。 ご飯の入ったお釜でも、みりんの瓶にも、キャンディーの袋にも、果物を切った後のナイフやまな板なんかにも、蟻んこがよってたかってた〜〜いへん。
でもこのフランスパン、何匹かの蟻が潜入したとのは話が違う。 ”巣” が見事に完成されていたのだ。 子供の頃に理科の教科書でもみたようなね。このパンはどのくらいお店に並んでいたのだろうか?
ちなみに、このパンはベーカリー専門のお店として去年オープンしたばかりの新しいお店で前の晩に購入したものだった。
パンに蟻の巣ができてる状態なんてそうは見られるもんじゃない。 あんまりビックリしたので、写真もとらずに破棄してしまった。 あ〜、写真を撮っておくべきだったわ〜。
食べ物を蟻から守るのは結構大変。 今、蜂蜜を愛用している私は、マイハニーを蟻から守る方法を試行錯誤。 冷蔵庫まで入ってくるんだもの。 今はジップロックにいれてから、冷蔵庫に保存してる。 アリンコとのゲームはこの先も続きそうだ。
干し椎茸はしばらく食べないことにする!
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