写真はハラレの中で一番モダンなショッピングセンター。 ここだけは別世界のよう。
月曜日、私は2ヶ月ものバケーション中、スーツケースの中でモミクチャにされ皺だらけになってしまったジムのビジネス用パンツにアイロンをかけ、靴を磨き初出勤の旦那を送り出した。まるで新学期を迎えた1年生みたいな表情のジム。 明らかに緊張してる様子。 既に出来上がっているチームの中にリーダーとして迎えられるわけだから、緊張するのも無理はない。
IMCのオフィスは住宅地の中の一軒家でその中の一つのベッドルーム、トイレ&バスタブ付きの部屋がカントリーディレクターの部屋だった。 出向者は3人だけで、他のスタッフは皆現地採用だ。名前を覚えるのが大変!
私達が滞在しているゲストハウスは4ベッドルームの一軒家。 ありがたい事にフルタイムのハウスキーパーさんがいる。 彼女もIMCのスタッフの1人だ。 掃除機なしで全フロアカーペットの家を短い箒で掃除してくれるのだから凄い。(とても私には真似できない。)
私はキーパーさんがお掃除してくれている間にロゴのデザインにとりかかっている。 去年請け負った仕事なのにまだ何も決まっていないのだから・・・・。 新しいNGOのロゴ作り、名前が ”Third Point".
ハラレは夏だけど、湿気もないし気温も涼しく、仕事をするのにうってつけの環境だ。
涼しいと集中力もアップする。 さ〜〜、アイディアを絞り出そう!
ハラレに到着して、驚いたのが通貨。 ジンバブエはハイパーインフレを経て、2009年以降、ジンバブエドルは使えなくなったそうだ。それは知っていた。 今現在はサウスアフリカランドと、米$が使われている。 が、面白いのはアメリカドルのコインは流通されていないのだ。 お店で米ドルを払って、おつりは?っていうと・・・・・?
ジンバブエドルもないし・・・・・・。 最初に買物をした時、4ドル70セントおつりがくるはずだったのだが、70セントのコインがないので、携帯電話のクレジットをくれるというのだ。(プリペイド)
クレジットで良いですか? と聞かれ? ”え? まだ携帯ももってないよ!” とジムが答え、ジムは70セント分のキャンディーを代わりに袋に入れた。
買物に行く度に携帯電話の小さなプリペイドが増えていくってことらしい。
これは今まで経験したことなかったね。
それにしても米ドル紙幣がなんとヨレヨレだこと・・・。 コンゴでは古い米ドル紙幣やちょっとでも、ほんのちょっとでも切れたりしている紙幣は絶対に受け取ってもらえなかった。 だが、ここではどんなヨレヨレでも支払いできる。 形がなくなりそうな紙幣もまだ現役として流通している。 コンゴで拒否された$20札がどこかにあったっけな? ここなら問題なく使えるってことだ。
国が変わると、いろいろ違うんだよね。
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