Friday, September 14, 2012

不遇のロゴ お蔵入りagain

覚えている人も居るでしょ? 私がコンゴですったもんだしたプロジェクトロゴ。 
BCCとCASE この2つのロゴデザイン。 
私自身が気にいっていたBCCのシルエットロゴ、CASEマネージャーにはベタ惚れされたmものの、肝心のBCCティームを率いるマネージャーに気にいってもらえず、折り合いがつかずじまいでそのままコンゴを去ってしまった。

そのシルエットロゴ、いつか日の目を浴びる日が来る事を信じて私は大事にとっておいた。

話はマラウイに飛んで、マラウイでジムの部下だった女性がFeed the Children を辞めて自分でNGOを立ち上げる事になった。 マラウイ人の女性だ。 名前は”Save Widows and Orphans".
彼女自身も未亡人で1人息子を育てている。 が、彼女の家に招かれた時にゾロゾロと出て来る子供達・・・・・。 全部で11人。 どうやってこのトタン屋根の小さな家に大人3人子供11人が寝るのだろう? 11人の子供は彼女自身の子供ではなく、親戚の子供達。 親が亡くなって彼女が育てているのだ。
神様に選ばれたと言って良い程のエネルギーとキャラクターを備えた彼女。 ご主人を亡くしただけでなく、私達がマラウイに居た2年3ヶ月の間に弟が病死、姪が毒殺・・・こういう悲劇まで起こった。 そんな境遇に屈する事なく子供達の為にエネルギッシュに働く彼女はローカルNGOをマラウイ政府に登録し、来年早々、アメリカに行ってドナーを探す事になっている。 ドナーとは出資金を出してくれる人、又は団体だ。 簡単な事ではない。 無名の女性が1人で乗り込むのだから・・・。 

その彼女のNGOを応援すべく、何かできることは? と思って、ロゴデザインを申し出てみた。 が、既に遅かった・・・・。 オランダ人の友達が作ってくれたと。 (もっと早く提案するべきでした!)
フ〜〜〜〜ン。 メールで送られてきたそのロゴはなんともローカルNGOそのものの雰囲気でよくあるタイプだな・・・・。

私はBCCのロゴを修正して彼女に送ろうと思っていたのだが(下記)、それも遅すぎたので送らずじまいだ。

またしても、シルエット女性は没・・・・・。が、よくよく考えたのだが、やっぱり彼女のNGOには私の作ったロゴは不似合いだったかもしれない。 他のNGOと比べたらとても目立つ存在になるのは確かだと思うのだが、あの土臭い、埃の舞い立つ"チェウ"の町のイメージを思うと、う〜〜ん、やっぱり違うかな? ちょっと都会っぽすぎるかな? そう思えてくる。

不遇のロゴ、またしてもお蔵入り。
また自己満足で終わってしまった・・・。

誰かいりませんか、これ?



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