ケニアのマサイマラ、ストーンタウン最初の2泊まではいたって順調だった私達の旅ですが窃盗にあってから急転直下・・・・・。
盗難にあったストーンタウンのホテルをチェックアウトする時にちょっともめました。 当初2泊の予定が警察が絡んだお陰て移動できず、2泊延泊するはめになった私達・・・・・。
せっかく良い天気が続いているのに、最悪の時間が過ぎて行く。 朝食はホテル代に含まれているので心配ないのだけど、ランチとディナーは外に食べにいかねばならない。旦那は目には見えない”Don't disturb!" の看板を首から下げ何も話さない。 フッと出て行ったかと思うと、夜の10時ころまでもどってこなかったり・・・・。
仕方ない。 こういう状態は初めてじゃない私。 ほっておくしかないのだ。 だてに何か提案したり、励ましたりすれば事態は悪化するのが解っているので、忍の一文字。
昼間なら1人で外出もオッケーそうなので、1人でカフェでランチを食べる。お土産屋さんをブラブラ・・・・。 夜はさすがに1人では歩けない・・・・。
こういう状態が4日続き、いよいよチェックアウト。 ホテルのマネージャーさんはいい人で(インド人)色々気を使ってくれたのだが、4泊のうち最初の2泊はオンザハウスだと意気揚々と言ってきた。自分がこのホテルは安全ですから! って断言した後にプロの窃盗団が部屋に押し入ったのだから彼も責任を感じているようだが、彼は雇われマネージャーだし4日分を全部ただにするだけの決定権はもっていないだろう。
ジムはマネージャーさんにオーナーに電話するように頼んだ。 事件がおきた時も電話でオーナーの奥さんと電話で話している。
ジムはこの奥さんに、お宅のホテルにセキュリティーボックスがなかったが為に部屋から多額の現金が盗まれた。 事態を理解してますよね? 警察? 警察なんて何の助けにもなりません。 私達はお金を盗まれて困ってる・・・・。 ここで、ジムがいきなり怒鳴り始めた。
電話の向こうのオーナー婦人は警察に任せたの一点張りでジムはその婦人から何の誠意も感じられなかったのだろう・・・。
ホテルのダイニングで朝食をとっている他のお客さんにも聞こえる大声で”このホテルの部屋で○○千ドルが盗まれたんだ!” と叫んだ。
インターネットで旅先のホテルを選ぶ昨今、たった1人のゲストがマイナスのリビューでも書こうものなら商売はあがったりになるのはわかっているではないか?
ジムは怒り心頭、マネージャーさんは用意していた2泊分の部屋代の領収書を掴むと、ここにサインを・・・・。 お金は払わないでいいですから、サインだけ、お願いします・・・と。
まるでドラマを観ているようだった。
権利を主張するのはアメリカ人の得意分野。 ジムを怒らせたらこわいよ〜。 こういう時は凄いですから。
盗難の現場を離れた私達はザンジバルの東、インド洋に面した安宿に移動した。 (なんせこの島も2週間も滞在予定なのだ・・・)
盗難のあとさっさと安い宿にジムが変更したので期待はしてませんでしたけど、珊瑚礁と白い砂浜が続くビートが目の前にあるのだから宿はボロでも仕方ない。 ただ、宿の中にあるレストランが高すぎて・・・・・。 ジムは相変わらず1セントもこの島で使わない決心を固めているようで、夕飯もろくすっぽ食べようとしない。 外国人相手のレストランではなく地元の漁師が出入りする掘建て小屋でディナーを直談判してきたもよう。 その掘建て小屋は電気もきていなく、料理するのは3つの石を置いてのキャンプスタイル。 私達はここで夕飯を暗闇の中で食べた。 掘建て小屋のオーナーは外国人が自分の店に食べにきたので興奮状態。 飛んでもない値段を言ってきた。
その半分2人で3〜4ドル払いました。
この安宿に5泊もしなくちゃいけないんだから・・・・・。 1人でシュノーケーリングもちょっと? 私は海は大好きなんだけど、水の中を覗く時、なれるまでに結構時間がかかる。 怖いのよ。 だから1人で大きな魚にでも遭遇した時のことを考えるとちょっとタジタジ・・・・。 (以外に臆病なんだわ)。
次の宿に移動したらシュノーケリングをしようと思っている。 たぶんジムはやらないだろう。 この島に嫌悪を感じているから。
でもさ、起きてしまった事はしかたないでしょ? 早く前向きになって欲しいのよね。 私の身にもなって欲しい。
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