M子が日本のインターナショナルスクールオブ軽井沢の奨学金生として合格したことは前回のブログで書きました。 1年間、この日を待ち望んでいた家族の喜びようは言葉にできません。
が、です・・・・・。 数日後、スクールから送られてきた契約書をみて、家族はまたパニック状態に陥りました。 なぜって? 契約書を1つ1つ読んでいくと、そこには学費、寮費、食費は奨学金の中に含まれますが、スクールまでの旅費(飛行機代)、小遣い、保険代、テキスト代、衣料費、スクールトリップ費、コンピュター、これらは奨学金にふくまれない、とはっきり書いてあるのです。
以前、M子の母が、この奨学金に合格したら、旅費はもちろん、毎月の小遣いまで支給されるのよ、と力説していたのを思い出しいました。 またしても勘違い? 確かに、2013年の夏にこのスクールのサマースクールに選ばれたM子は飛行機代はスクール側が支払ってくれて、日本まで行ったのでした。 2週間のサマースクールに。
が、蓋を開けてみたら、飛行機代は自分持ちだと・・・・・。が、英語で書かれたその契約書を良く良く読んでみると、・・・・・含まれません・・・・の次になんだか曖昧な意味のセンテンスが続いています。
英語って本当にアバウトな時があって、完全に言い切らない。 よくあります、こういうの。 聞かれなければ言わない・・・・っていうケース。このメールをもらったM子の母親はそんなニュアンスがわかるはずもなく、私にパニックメールを送ってきました。
I don't have transportation money. というタイトルで。
は〜〜〜〜〜・・・・っと溜息です、私としては。
よく話を聞くと、M子の前に去年このスクールにタジキスタンから女子生徒が1人、この学校に入学したのだそうです。 第1期生として。 で、M子とその子は面識がなかったそうですが、今はメールのやり取りがあって、内情を教えてもらる。 その子も奨学金生として入学したのだそうです。 が、父親が飛行機代を支払ったと。
な〜〜るほど。 奨学金生の中でもいろいろあって、全額支給される人と部分的にサポートされる人がいるようです。
この日、M子の母はM子と一緒にホテルまでやってきました。びっくり!
衣料と(古い)コンピュターは娘に持たせられますが、その他の費用は用意できません、学校側とファイナンシャルについてスカイプで話し合いをしたい、とメールするように伝えました。
それにしても、最後の最後に飛行機代は入ってません、って、これ、ハートアタックだよね。
学校側だって、それはわかってるはずだと私は思うけど、中には頑張って親が飛行機代を払える人もいるだろうから、こういう契約書の形になってしまったのだろうと・・・・。
要するにパーソナルタッチの契約書ではなくて、みんな一緒の内容だった。と。
また、学校側とスカイプでの話し合い、たぶん、M子の母は私を頼っているのだと想像できます。
ホテルの部屋に2人をよんで、インターネットをつかって、スカイプをセッティングしてあげること、それを期待しているのだと思います。
私は嫌だよ〜〜〜〜〜・・・・とジムに言いましたが、『あともう1回だけ。 ガンバって。』 と言われました。
出発の前の日はM子の誕生日で、家に招待までされていて、これにもまいった・・・・。
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