こういうタイトルですが、たった今ドバイのアメリカンホスピタルから私の携帯に電話がきて、私の大腸内視鏡検査の支払いについて話し合いました。この会話で大きな勘違いがある事に気がつきました。
そもそも、病院側、保険屋さん側、私、3つが関わっている私の内視鏡検査ですが、英語の意味の取り違いのためにとんでもない、時間と労力を費やしてしまい、どうしてもっと早く・・・・という思いがこみ上げてきました。
何が言いたいのか? というと、会話をしている相手の反応で、『あ〜この人、たぶんこの言葉、単語を知らないんじゃないかな?』 とか、『もしかして、ここを誤解してるんじゃ?』 という勘。
それが働くか働かないかで、お互いの意思の疎通に雲泥の差ができます。
今回の目からウロコ勘違いは、Outpatient という言葉です。 直訳は”外来”。 反対にInpatient は入院。 私がメールで大腸内視鏡検査の予約を入れようとした時に病院側はこの検査はInpatient Procedure です。 とはっきりメールに書いてきました。 ジムも私も驚きました。 だって、アメリカではこの検査は日帰りだから。 だけど、はっきりそう言われたので、しかたない、保険屋さんに事前に承認をとろうと思い、メールしました。 検査を受けるので、支払いの承諾をお願いします。 入院手続きだそうです、と。 すると、大腸内視鏡検査は普通外来で受けるもので、入院するとなると保険ではカバーできませんよ、という返事が。
こういうメールの交換があり、私はもう一度病院側に確認しました。 本当に入院しなくちゃダメなのですか?
すると、その休暇中のはずの担当者から私の携帯に電話が。
よくよく彼女の話しを聞いてみると、検査は午前中に行われて、検査後、数時間ベッドで休養、そして同じ日の夕方には帰れます。 そう言うのです。
私が何度も何度もメールしている時に、あ、こいつ、たぶんここのとこ、勘違いしてるな〜? って思わないのかな? いや、思ったからこそ、直接電話をくれたのかもしれないです。 電話口で担当者の説明を聞いていた私、あ〜! って叫んじゃいました。 それ! その Inpatient の意味の取り違いだっ! 同じ日に帰っていいなら、Outpatient じゃない! と私がいうと、いいえ、それはOutpatient とは言いません。 と、はっきり。 Day Care Service です。 そう言うのです。 保険屋さんがこだわっているのはそこのところ。 同じ日に帰れるのなら、それはアメリカンスタンダード。 全然問題なしです。 なんで最初からそう言わないのかな? Inpatient って言われたら、入院手続きの検査って思ってしまうのは当然でしょう?
これで、すっきり解決です。
うちわでは通じても外部の人にメールで返事する時はもうちょっと気を使って欲しいものです。
だけど、電話してお互いの誤解が解けたことは良かった。
で、ジムとの会話でもしょっちゅうこういう勘違いが起こるんだけど、ジムには
”こいつ、ここんとこ、勘違いしてるな!” 的な勘があまり見当たりません。 なんで、このキーワードを言ってくれないのか? とか、なんで、この言葉を違う言葉に置き換えて言い直してくれないのか? それを聞いたら、一発で理解できたのに・・・的な感覚。 これは日本人特有の感覚なのかな? いや違うな・・・。たぶん、外国語の理解に非常に苦労している人だけが感じる感覚なのかもしれないです。