前日の夜まで悩んだんだけど、やっぱり行く事に決めた!
今回の参加者は30名を超えてました。 2グループに別れ、体力があって、早くあるけるグループ、こちらはより長い距離を歩いて目標地点は3830メートルを目指す。
もう一つはゆっくりグループで、目標3500メートル。 もちろん私はゆっくりグループに入ったのだけど、それでも皆のペースについていけなかった。 皆、はや〜〜い。
ジムとは金曜日から喧嘩をしていたので、ジムはさっさと早いグループのほうに入って行ってしまいました。
最初の1〜2キロが超、辛かったのです。 すでに標高は3000メートルあるので、空気は薄いし、ちょっとの登りでゼーゼーゼーゼー・・・・・。 不安になる私。
だって、皆のペースについていけなくて、このままだとガイドさんに迷惑をかけてしまうかも? それにこんなに体力を使って、今晩抜歯した傷あとがまた化膿でもしてきたらたいへん! 決断、決断・・・。 ガイドさんが引き返すのなら今だよ! という地点で、私はギブアップする事にしました。 まだ乗って来た車が下のほうに見えているから、今なら1人で引き返せる.....。
決断して、踵を返した私。 引き返したは良いけど、来る時に川を渡って来たんだっけ・・・. 1人で渡れるのかな????? 川に落ちたら大変だ・・・。
そんな時、後ろから誰かが呼び止めたのです。 『へ〜〜イ!』
そうそう、私の後ろにもう1人女性がいたのでした。 その彼女が大きな岩陰に座って私を呼んでるるのです。
彼女は今日が初めてのハイクで装備を間違って、ジーンズなんて履いて来ちゃって・・・・、皆のペースについていけないので、ここで座って風景を満喫しているとの事・・・・。 1人なのにこの余裕は何? 私だったら結構、不安になると思うけど・・・. 『これからどうするの? 車に戻る?』 と聞くと、彼女はあと30分ここで座ってからゆっくり皆の後を追うつもりだって・・・・。
それじゃ、私も一緒に行く!
私はマリアというこのオララン人女性と2人で皆の後を追う事にしたのです。
皆の行方が見えないのに、2人で暢気に歩いちゃって、大丈夫かな? たった1つの頼みの綱はレイクは向こうにそびえ立つ大きな岩山の麓にあるって言う情報。
その方向目指して、私とマリアはゆっくりゆっくり歩きました。360度、文句なしの景色。 時々座って、スナックを食べたり、写真を撮ったり・・・・。
1時間以上歩いたでしょうか? マリアが 『人間が見える!』 と遠くを指差しました。
良かった〜〜〜、すでにゴールした人達がランチのあと、自由時間でそこらを散策しているようです。 まだかなり距離があるけど!
迷子にならずに皆に合流できて本当に良かった。 私1人じゃ、とても無理でした。
ジムはどうしているのか? と思いきや、3800メートルを目指すグループには加わらずにレイク付近を1人で散策しているらしいと・・・・・。
山を降りる時間になってもジムが戻って来なかったので、皆心配しました。 ガイドさんがジムを探しに行ったりして・・・・。
どうやらジムは高山病にかかったようで、食欲がなくランチ用に持って行ったサンドイッチも食べなかったそうで、カメラを持って1人で万年雪の所まで歩いて行ったのだそうです。
ジムとも合流できいたし、私は満足感で一杯。 でも下りも結構疲れるのよね。
抜歯の傷を悪化させるような事態にならないと良いな・・・と思っていましたが、翌朝、傷口付近の歯茎に口内炎が2個できているのに気がつきました。
やっぱり負担だったんだわね・・・・. ビタミン剤を補給。
無事に戻れてよかったわ〜。
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ここがスタート地点。 みなサンスクリーンを塗ったり しながら準備。 右にいるのがジム。 |
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助けてもらいながら川を超える。 |
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ちょっと登りが心臓破り |
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目指すはこの岩山 |
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ここが私達が到達した3500メートル。 レイクのほとりでランチ。 |
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帰りの車の中から見たロバ。 2匹のヤギが乗ってます。 |
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