Saturday, October 27, 2012

Pajero for Sale (売りたくないんだけど)




実物は凄く大きいのです!
あ〜〜〜びっくりした!


一昨日、私はパジェロを売りに出す為に車のウィンドーに貼る大きなサインを作った。 A4のコピー用紙を6枚使って作ったので大きいのだ、これが。 え? どうやってプリントしたかって? それはイラストレーターでね・・・。 一枚ずつプリントして6枚を糊付したのよ。



ジムは『これ、大きすぎじゃないの』 と言いましたよ。


この大きなサインを3枚作った私は車の後ろと横に1枚ずつ貼って買物に繰り出した。
ほんとだ、ジムの言う通り、大きすぎて運転中に後ろがよく見えないな〜〜〜。



あ! スイカを買うのを忘れた!

私は路上の野菜屋さん(トラックの)に立ち寄るために大きくUターンして、路肩にパジェロを停めました。

スイカは当たり外れが多いので慎重にどれにしようか迷う私・・・・。

お金を払う段階になった時、スイカ屋さんの叔父さんが『今のあのお客さん、あんたのあの車を気にいって、電話番号を書いて帰ったよ・・・・』 

え? 私はスイカ選びに夢中で10メートル程離れた場所に斜めに駐車していたパジェロの事を忘れてました。その人は女性でした。

振り返ると、今度は4〜5人の男性軍がパジェロの周りを取り囲み、興味津々。

その中の一人、ビジネスマンらしき男性は、目をキラキラさせてパジェロをずいぶんお気に入りの様子。
彼の部下で、青いジャンプスーツを着た男性が私にボンネットを開けてくれと言ってきた。 メカニックなのだと。

エンジンをかける。 音もなんて静かなんだ! 彼はとても気にいったと言って、私に名刺を手渡し去っていった。 でもなんで好都合にメカニックがこの場に現れたのか? 不思議だ。
そのあとにもう1人男性が電話番号をひかえて帰った。

わ〜〜〜ぃ! 私の ”スイカUターン” 斜めづけに停車させた場所はジャカランダの大きな木の下で、花が終わったばかり・・・。 誰かさんの大きな家の門前だった。
そこに停めたお陰で大きなサインが道路に面するかたちになって、人々が寄ってきたってわけ。  

ルンルンして家に帰った私は早速スイカをまっ二つに割ってみた。 ”あれ〜〜?”
なんと私が慎重に選んだはずのスイカは ピンクと言うより、 ”白” に近い。 全く食べられないような代物だった。  やれやれ、私は路肩の八百屋さんまで又ドライブし、スイカを交換してもらった。

翌日。

なんと、このスイカUターンの時に電話番号を書き留めた人の中の一人がその友達に電話し、『絶対にあの車を買うべき!』 と主張したそうで、そう言われた男性はパジェロを見るために家まで来てくれたのです。

その男性 『僕はね、今、車持ってるし、新しく買い替える予定なんてま〜〜〜〜〜ったくないんだけどね、友達が絶対に買うべきだって言うんだよ・・・・』

結局その男性、$9,999を$9,000にして欲しいと言い、ものの数分で買う決断をしたのです。 まだ試走もする前にです。

それからもう1人の友達に電話をし、その男性を呼びつけ2人で試走。 やはり決断はかわりませんでした。

彼はしっかりした人のようで、私達との間に弁護士をたてて、手付金は弁護士に預ける。
ちゃんとした書面を用意したいと言ってきました。 
あまりにキチンとしているので、逆に疑わしい? いや、ちゃんとしたジンバブエアンなのです。 こういうしっかりした人も居るんです。

ばんざ〜〜い! 


なんだかあまりにあっけなくて、狐につままれた気分・・・・。
最後の引き渡しは11月14日。 私がマダガスカルに行く前日。 ジムはいない。
お金全額を受け取るまではまだあんまり喜びすぎてはいけないから気を引き締めて! そう自分に言い聞かせる。


でもしっかりした男性が買ってくれて本当にラッキーだ。

売れ残って誰かに売却を依頼してこの国を出る事だけは避けられたようだ。 



大きすぎたサインが功をそうして、めでたし、めでたし! 

Friday, October 26, 2012

次の国へむけて


素晴らしいお友達に恵まれ、納豆を思う存分食べ、ジャコランダに惚れ惚れし、世界一かもしれないこの過ごしやすい天候に感謝すべく続いた9ヶ月のハラレ生活。
この町に永住したいと思う人の気持ちがわかるような気がする。

が、残念ながらハラレを出発しなくてはならない事になった。

たぶんあと一ヶ月・・・・・。

溜め息・・・・・・。


又、ひっこし? また荷造り? また家探し? 

ここでは詳しい内容は表記しませんが、違うオーガニゼーション、違う国での仕事が決まりそうなのです。 
国が変わるだけでなく、新しい組織で働くことがどれだけ大変な事か、私にも想像はつきます。 こういう展開をジムが希望したわけではないのですが、NGOの世界は3ヶ月先は闇・・・・。 何が起こるかわからないのです。 


2人でどっぷり落ち込みました。 が、そうなってしまった事はしかたない。
ピンチはチャンス! そう信じて、今は次の国へ向けて足並みを揃えます。 

90%次の国はタジキスタンになりそうです。 

来週末にジムが1人で現地入りします。 そしてその後、ハラレには戻らずにその足でマダガスカルに行こうと言い出しました。 マダガスカルで落ち合うの? 新しい仕事が始まるまでに2週間程時間がとれそうなのです。


嬉しいやら、大変やら・・・・ワナワナワナ・・・・。

ってことはなにかい? ジムなしで私は引越の準備をし、準備どころか、荷出しをし、それからマダガスカル、ハラレに戻って来て直ぐ出国! ヒエ〜〜〜!

ジムの考える事はいつも大胆すぎて、私をナーバスにします。 
たぶん12月1日が出国になるでしょう。 

すでに頭が真っ白になってます。 何から手をつけて良いやら・・・・。

でも私の夢だったマダガスカルが人参のように私の目の前にぶら下がっているので、走るしかないです。 はい。

”パシッ! ピシッ!”


今のは鞭の音!


ジムのラップトップコード、これ、結構
持ち運ぶのにがさばるのです
なのに、何を先に始めたらいいやら、ワナワナし、結局、ミシンを箱に詰める前にこんなの作ってしまいました。 旅行の時に使う巾着袋・・・・。
こんな事、やってる場合じゃないんだけどね・・・・。

さ〜、パジェロも嫁に出さなくては!



それで、この巾着の中へ!
なんだかガーリーだな?って言ってます、本人。
でも使って頂戴!

Wednesday, October 24, 2012

納豆職人と呼んでくりぁれ!


納豆、納豆、納豆!

500g/$1のローカルの大豆を購入し、納豆を作り続け、お友達にもその作り方を伝授したし・・・・。 

私がハラレを去った後は、お友達は私の事を ”納豆職人の朋さん” と呼ぶのでしょうか?

それにしても外気温があたたかなせいなのか? 納豆の出来がより良いのです。

匂いも、やわらかさも糸引きも文句なし! 引き延ばすと1メートルも糸ひいちゃいます。


毎日食べても飽きないし、ほんとに納豆は美味しいな〜。
250グラムの大豆が納豆に変身したところ
水枕にお湯を入れてクーラーボックスの中で蒸した大豆を24時間保温すると
こうなるのよ〜
 




Tuesday, October 23, 2012

指ガタガタ、足ガクガク

$35を払って新しいモデムをとりつけ、やっとインターネットが復旧。

先週末はピアノの先生宅で年に一度の発表会が催された。 私は頑に拒否し続けていたのだが、1週間前にやっぱり参加しよう! と決めた。他の人達の演奏を聞きたかったから。

1週間でなんとかかたちになるのはただ一曲しかない。 33年前に受験の時に弾いた自由曲、”モーツアルトK330“  一週間、集中して練習した。

当日は16のプログラムが予定されて、ピアノを弾く人、リコーダー、フルートを吹く人、歌唱、トロンボーン、ギター等など、皆それぞれのお得意を披露。

私はプログラムの最後のほうだったので、最後の最後まで緊張し続け、手は汗ばむし、心臓はバクバクいうし、平静を失ったままだった。

自分の番がまわってきた時はもう、手は震えるは、足はガクガクするわ・・・・もう大変。 

昔、先生に言われたっ。 どんなに緊張しようとも、指だけは別の生き物で頭が真っ白になったとしても全く関係なく弾き続けよ! それができるようになるまで練習するのだと。 

やっと落ち着きを取り戻して、練習の時のようによし良いぞ! と思った時はすでに終わってました・・・・。 トホホ・・・。

そのあとテラスでお食事。 今回は30人程が集まったのでポットラック。 

終わった後はま〜〜リラックスしてビールとお食事を堪能しましたよ。

ハラレでの良い思いでができた。 参加して本当に良かった。

ハラレにはジャイカの音楽隊員さんが2名来ていて、その2人も演奏を披露してくれた。音大を卒業したばかりだというピチピチのピアニストの演奏はも〜〜〜素晴らしかった!

100年練習したとしても彼女のようにショパンを弾ける様には絶対にならないと思う。
何がどう、違ってあんなに指が強くなるのか? 

ジムが帰り道にきいてきた。 彼女と朋はどれくらいのレベル差があると思う? って。
彼女はピアノ科の中でもアドバンスクラス、ハイレベル。 私? インタ−ミディエットの下。 そんなところだと思うよ・・・・。

しかし、箸にも棒にもかからないようなピアノをずっと習わせてくれた両親にはとても感謝してます、はい。

写真は演奏が終わって、やっとリラックスしテラスでビールとお食事を堪能しているところ。 K先生、企画と実行、本当にありがとう。

Wednesday, October 17, 2012

家に居ながらバードウォッチング

こんなきれいな鳥が我が家の庭に!
急いでカメラを向けました。 これはなんていう鳥なんだろうな? 可愛い!

家に居ながらバードウォッチングができるよ。 

落雷の被害

どうやらジンバブエは雨期に入ったようだ。 2回程まとまった雨が降った。
雨はウェルカムなのだけど、それと一緒に落雷が・・・・・。

もちろん、雷なら日本でも経験してるからそれほどびっくりしたりはしないのだが、ベランダの鉄製ゲートを開けようとして・・・・

感電! 左手がしばらく痺れてました。


 おーこわ〜〜。

その後、直ぐに家に入り、充電中のラップトップの電源を切った。  
これで安心だわ! と思っていたのだが・・・・。


しばらくして私はインターネットのモデムのライトが消えている事に気がついた。 

事態は思いの他深刻だった。 

まず、電話が通じなくなっていた。 
翌日外を点検すると電話線が木に垂れ下がってるじゃないの。 電話線が切れたのだ。
これじゃ、インターネットが繋がるわけがない。

週末だったので月曜の朝8時になるのを待って電話会社に連絡。『今日、必ず伺います』 という台詞を信じて待ちぼうけ・・・ 結局翌日の午後まで私は家を一歩もでられなかった。 こういう場合、いつ、お直し屋さんが来るのか検討がつかないから最悪なのだ。
電話線がやっと直って、さ〜インターネット! と思ったが、またこれ、トラブル。

モデムが雷電で壊れてしまったようだ。 モデムはプロテクターのついたプラグに繋げて使っていたので、急に強い電流が流れても大丈夫なはずなのだが、プラグのヒューズは丸焦げ、それだけでなくモデムまでいかれてしまったらしい。

またこれもリポートして、お直しを待たなくてはならない。 まったくもって、辛抱が必要。

今はジムのオフィスに来て、メールをチェックしているところ・・・・。

昨日は私の誕生日ディナーに出かけた。

お寿司を食べにいくはずだった。 この町ハラレでは、何ヶ月か前にお寿司がメニューに加わったレストラんが2〜3つある。 お寿司はまだ新しい食べ物なのだ、この町では。
で、ジムがホテルの中に日本食レストラんがあるからそこで寿司を食べようって言い出した。 私の友達からの情報ではそのホテルのレストランは話題に出たことがなかった。 だからたぶん、寿司はないだろうな・・・と私は薄々感じていたのだが、ジムが寿司バーがあったから、絶対に寿司があるはずだって、そういうから・・・。

案の定、行ってみると、そこは鉄板焼きレストラんでした! 鉄板焼きを囲んだ客席のレイアウトが寿司バーに見えたらしいのです。 やっぱりね。

鉄板焼きレストラン ”膳” 
頭の中はすでに寿司モードになっていたんだけど、そこは”物わかりの良いワイフ”を装って、直ぐに頭を鉄板焼きモードに変換! 

シーフードの天板焼きを楽しみました。 $35ってちょっとオーバープライスだと思ったけど、キッコーマン醤油をたっぷり使ってくれたのでよしとしよう。 美味しかったです。

Thursday, October 11, 2012

散り始めたジャカランダ


ハラレのジャカランダ風景、今がピーク、今度こそ? と思いながら町中のジャカランダをエンジョイしてきたが、今度こそ本当にピークだ。 ジャカランダが散り始めた。あちこちの紫の花のトンネルは本当に見事で、この町に住む事ができて、本当に良かったと思う。 一生忘れない。

こちらは先週末に行ったゴルフ場から見えた風景。 小高い山が紫になってるでしょ!
ゴルフ場の周りもジャカランダが植えられていて、ぐるりと花が見えて、ゴルフをしながらお花見!



土曜日はこの町で一番大きい規模で行なわれたクラフトフェアに行って来た。 暑かった!

アフリカとは思えない程大規模な子供用プレーグランドが設置されて、子供達は大はしゃぎ。
アメリカでもこんなにたくさん揃った情景は見た事ないです。



プレーグランド
キリンの縫いぐるみを着た、足長おじさん

泡がぶくぶく出て来るマシーンが
あって、これは大人でも飛び込みたくなる
覗いているのは私です
この木彫りのフクロウは売り物です。 幾らだったかな?


Friday, October 5, 2012

膝半月板損傷 かも?

膝の話なんだけどね・・・。

5〜6時間ものハイキングで全く膝に痛みを感じなかった私はすっかり自信を取り戻していた。 と、いうのも去年の11月にキンシャサでテニスをやり過ぎて膝を痛め、2月に日本に戻った時に寒さのせいか、足をひきずる程の痛みが出て、整形外科にて膝の水を抜く事になった。2回も。

それ以来激しい運動はさけて半年が過ぎ、自然治癒したつもりでいたのだ。

が、2週間前の週末にマウンテンバイクに乗ってハラレ市内のジャカランダを満喫し、家に戻った時・・・・・。

膝から ”バキッ!” という嫌な音がして筋違いしたような痛みが走った・・・・。明らかに、以前の膝の痛みとは種類が違う。

なんだこれは? いや〜〜〜な痛みが残った。 夜中に足がつって、そのあと筋肉の硬調が残った時のあの痛みに似ている。


笠原方式といって10センチ巾のさらし9メートルを足にグルグル巻きにして膝を治す方法がウェブで紹介されていた。 これを3週間続けて行なえば半分は良くなると・・・・。 あとの半分は膝を痛めた年月によると・・・・・。




本当は膝が痛いのか、筋肉が痛いのか、腱がおかしくなったのか? 自分でも判別がつかないのだ。 とにかく運動はひかえたほうがよさそう・・・。 でも1週間も家でじっとしてると身体がなまって、なまって、ストレスを感じてしまう。 だから先週末は半日ハイキングに出かけてしまった。 さらし包帯をグルグル巻きにして!

ただこの方法、暑い時はあせもができそうで・・・・。

今日、よくよく私の症状を検索してみたら、どうやら ”膝 半月板損傷” これに該当するような気がする。 え? これだとさらし包帯を10ヶ月しないといけないって?

参ったな・・・・。 この調子じゃ、キリマンジャロは無理だよ・・・・。

Monday, October 1, 2012

変わった花、とかげ  

ここのとこと続く水不足問題で深い井戸のない我が家はかなりストレスの多い日々を送っている。
週末ももちろん断水だ。
ジンバブエは今がドライシーズンの最後で、10月は気温が一番高くなるのだそうだ。雨が降り出すのは11月・・・・・。

家にいても水なし、電気なしなので、マウンテンクラブが企画する土曜日/半日ハイクに参加する事にした。 午後1時集合、18名が参加、何台かの車に分乗して目的地まで1時間ドライブ。 ジンバブエらしい小高い岩でできた山が目の前に迫る。 1時間の登りと1時間の下り。 半日ハイクは前回のフルハイクのようにキツくはな、最近また膝に不安を抱える私にはちょうど良い難易度だった。 ハイク中に見つけた珍しい木、リザードを紹介します。
こんなのが出て来るんだな、歩いていると!


盆栽のような枝振り。 綿ができているのかと
思いきや・・・・!
つぼみから花が開いたところ。 
へアリーな花
こちらもつぼみから花が開いたところ

体長やく30センチくらいのトカゲ
きれいな色だった