Thursday, July 19, 2012

レイクタホでゴルフ




レークタホに2週間滞在した私達は翌日の出発を前に最後の1日、ゴルフをして過ごす事に決めた。 色々なことがあって、私の気持ちは落ち込みっぱなし・・・・。 レークタホの壮大な山々も、エメラルドグリーンのレークもどれも私の気持ちを前向きにしてくれるだけのパワーはなかったから。

ゴルフ? コースに出ての本当のゴルフ? 四半世紀前にバージニアに居た時に半ばむりやりコースに連れて行かれた事があったのだが、それ以来ゴルフはしてません。 アフリカに行く前に働いていた会社でボス達がゴルフに興じていたのにはそれなりの理由があるに違いない。 日本でやるより安いから? いや、それもそうなのだが、やっぱり”楽しい” からなのだろう・・・・。そう思っていた。 

会社のCFOが ”ともこさ〜〜ん、僕、今ものすご〜〜くゴルフしたいのよ!” (何故だかこのボスは女言葉で話す)と仕事中に突然言い出した時はどう返答していいのか、困ったものだった。

それくらい面白いに違いない・・・・。 



もちろんゴルフ用品は何ももっていない。 ジーンズにいつものサファリハット、キーンサンダル。 どうもいただけない”いでたち”だし・・・・・・・。 がゴルフクラブをレンタルした私はくらーーい気持ちのまま、あとはどうにでもなれ、というやけっぱちの気持ちでコースに出た。 9ホール。 

何なに? この頭でっかちのクラブと平べったいメタルのクラブ、どれをどう使ってよいやら、全くわからないんだけど・・・・。 
ジムだってほとんど経験がないはず。 息子だけが数年前に短大でゴルフのクラスをとっていた。 いわば息子が一番経験があるということ。

が、根が素直なのね、私、きっと。 まっすぐに飛んでくのよ、ボールが。 めざした方向まっすぐに飛んでくの。 150ヤード。

この爽快感! ジムと息子はやたら力で飛ばそうとするので、右へ左へコースをはずれて薮のなか・・・・。 私? 1つもボール、失くしませんでしたよ。コースをはずれないもの。

グリーンにのってからの玉転がしはやはり練習が必要。 強弱だったり腕の振りだったり・・・・。

子供の頃、父が庭でゴルフクラブを振って練習していた。 ゴルフボールが半分になった形の練習用の道具が地面に刺してあって、そのボールを叩く。 父の姿が瞼に焼き付いている。

ゴルフについては何も知らない私なんだけど、ゴルフクラブを握った時にたぶん、たぶんだけど、左腕が軸になるんじゃないかな?  全くの自己流。 ただ力を抜いてクラブの重さを利用して遠心力でスウィング。



とにかく超気持ちよかったのだ。 青空に向けてスコ〜〜〜〜ンとボールがクラブにあたって飛んで行く、あの感覚がね。 

会社のボスがともこさんもゴルフやれば良いのに・・・・。と言っていた。 もしやったとしたら絶対に私ははまるだろう・・・そういう予感があった。 

だってさ、1人でやる玉ゲーム、私、むいてるのよ。 ボーリングにしろ、パチンコにしろね! ゴルフも絶対に好きに決まってる。

そういう予感はやっぱりあたりました。

私の長かった鬱状態、タホ最後の日にゴルフが私を救ってくれました。

ハラレに戻ったらゴルフだわ。 ハラレだけでも10個のゴルフコースがあるらしいから・・・・!


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