まんまる太ったこのマトリョーシカ、ジムが1つ1つ開けて中の人形を数えました。
17個だ! ジムはそういって最後の小さい人形を私に見せました。
翌日、もう一度私が1つ1つ開いて見ると、17個目の小さい人形がまた、パカッと割れて中からもう1つ。 それが最後かと思いきや、もう1つ、そしてまたもう1つ。
最後の最後は6ミリくらいの小さい人形で、どこが顔なのかわからない程小さい。20レイヤーでした。
マトリョーシカを見るたびに私は胸がキュンと痛くなるのです。 それは小学生の頃にみた映画、『小さな逃亡者』 を思い出すから。
父親に会うためにソビエトまで1人で旅をする少年の話で、その子がマトリョーシカに自分の願いを込める・・・・。 するとそれが現実となって・・・。
ハッピーエンドではないのだけど、あの映画を見た時の衝撃が凄すぎて、今でもマトリョーシカを見るとなんだかとても切なくなるのです。
このマトリョーシカはちょっとモダンな顔をしてますね。 だけど、全部これ手書きです。
マトリョーシカ。 これ、大事にしたいです。
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最後から2つめ。 |
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一番最後。 |
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