Sunday, October 3, 2010

バケーションがスタート

10月2日、土曜日。 私達の2010年のバケーションがスタートした。 リロングウェの空港から3本の飛行機で合計23時間のフライト。 目的地であるカリフォルニアは遠い。 
チェックインしたラゲージ4つはリロングウェ空港で預けてからアメリカ、アトランタまではそのまま行く予定だった。
が、アトランタの空港で荷物を収集したが4つのうち2つは出て来なかった。 最終目的地がサンフランシスコなのでそこまで先に行ってしまったのか?

南アフリカのヨハネスバーグで私とジムは空港で5時間以上フライトを待たなくてはいけないスケジュールだった。 ところが、リロングウェ空港で一緒になったアメリカ人男性がヨハネスバーグでメンバーオンリーのラウンジに私たちをゲストとして招待してくれた。
ヒャホ〜〜〜、こんな所で皆、こんなにくつろいじゃって・・・。 一般ピープルである私とジムは目を丸くした。 ラウンジには無料の食べ物、飲み物、読み物がこれでもか、と用意されていて、座り心地の良い椅子にくつろぎながらインターネットをしたり仮眠をとったり、5時間の待ち時間が嘘のように快適な時間になりあっと言う間に過ぎていった。 ありがとう。

そのあとの16時間のフライトは満席状態でジムと私はお互いの席が見えないほど遠くに座るはめになって、窮屈な思いをした。 16時間。 私は片頭痛が起らない様にするために4時間おきに痛み止めを飲み続け、なんとか乗り切った。アトランタについた時はもうヨレヨレ。おまけに荷物は行方不明だし・・・。

一番心配したのがアメリカでの入国審査だ。 私はアメリカ市民ではないので、グリーンカード保持者としては長い事アメリカを離れるのはまずいのである。 イミグレーションのウェブには12ヶ月以上アメリカ国外に居た場合、入国審査のその場でグリーンカード没収ということもあると書いてある。 12ヶ月を過ぎていないのだがら大丈夫だと大手を降ってチャドから帰った時はシアトルの空港でこってりと絞られた。 7ヶ月だけだったのに・・・・。 こういう場合、別室に連れていかれて、威圧的にお説教される。 反論でもしようものなら事態は悪化。私はそのとき、厳重注意、次回からは再入国許可証という厄介な証明書を申請してからアメリカを出国するように、と念を押された。

どう考えてもおかしいのだ。 イミグレーションは1年以内は許可証なしでオッケーだと断言しているにも関わらず、運が悪いと空港の入国審査官が待ってましたとばかりに意地悪してくる。 1年を超えていないのにだ。

今回のアトランタ空港での入国審査、どうして8ヶ月も海外に居たのか? という質問に”USAID(アメリカ政府) のプロジェクトをマラウイでやっています” というジムの答えが全ての厄介を排除してくれた。 ”USAID” とはマジックワードだ。 黄門様の印籠のようなものだ。 アメリカ政府関係の仕事についている者のワイフは問答無用。 問題なし。 正確に言うとジムはアメリカ政府のコントラクターではないが、政府がスポンサーになっているプロジェクトを実行している責任者ということになる。 詳しく説明は問われなかったからそこまで説明しなかったが・・・・。アメリカってこういうことが多い。 嘘はとにかくいけない。 絶対に駄目。ばれた時には罰せられる。私としては凄くドキドキしたのだが、”USAID のプロジェクトをマラウイでやっています” この文章に何も嘘はないわけなのでジムのアメリカ人的対応に感謝!

ひろ〜〜いアトランタの空港でゲートある階まで出た私たちはフードコートの充実さに目が点になった。 all you want to eat!  なんでも好きなものが食べられる。アメリカンサイズのソーダのカップ。”あ〜〜アメリカに戻って来たね!” という実感が湧いた。空港内の人達も大きいったら!

サンフランシスコではジムの息子がピックアップトラックで迎えに来てくれた。 先ずはアロマスのランチ(畑)に行き、コンテナーの中に収まっていたスバルにエンジンをかけた。 問題なし! 何度もこういう作業をしていると、だんだんと手順も良くなってくる。 今回はカリフォルニアに到着する前に自家用車の保険やレジストレーション手続きをオンラインで済ませたていた。 これで半日長い列に並ばずに済んだ。

キャピトラという海沿いの町にバケーションハウスを借りている。 たった11日なんだけど。 思ったより寒い。長袖が必要なほどひんやりしている。 

さ〜〜〜スーパーに食料の買い出しに行こう!

行方不明だったスーツケース2つは2日後の早朝に玄関先に配達されていた。 

1 comment:

  1. 無事に再入国できて良かった!良かった!久しぶりのアメリカを楽しんでね♪♪♪ NOBUKO

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