が日本から、日本人シェフをよんでの日本食レストランがオープンしたのですから、これはチェックせずにはいられませんね!
行って参りました。土曜日の6時半だと言うのに、お客はゼロ? 私たちが一番乗り。ジムの提案でカウンターに陣取りました。
内装は、大きな舞妓さんの写真が壁に3つ。カウンター席は5人分位しかなく、テーブルのレイアウトとか、かなり改善が必要な感じを受ける。。。。
板さんがリングに上る前に、厨房のスタッフや、ウェイトレスがたどたどしい日本語で一番乗りのお客である私達を出迎えてくれました。
タジク人だけど大阪で一年日本語を学んだという、作務衣姿のウェイトレスの笑顔が可愛い!
メニューを拝見。タジク語と英語、両方で書かれていて、写真付き。作った人の苦労が目に浮かぶよう。寿司がメインだけどカツカレーまであるー!
あれもこれも試してみたいけど、この日のお目当はお寿司!
私は”握りの盛り合わせ”を、ジムは”裏巻きの盛り合わせ”をオーダー。 その他、天婦羅、酢の物も。タジクのレストランで良くある光景が、さんざん迷った挙句に選んだオーダー、ウェイターにお願いすると、『あ、それはできません』 『え〜〜〜〜?!』『じゃ、これは?』『あ、それもできないです・・・・。』 じゃ、早い話、どれならできるか言って! こういうパターンに慣れっこなので、選んだメニューが全部オッケーだっていう、その段階から感激。 流石です。
わーい、お通しが出てきた!こんぶとだいこんのにつけ、それにコンニャクのお刺身。
美味しいよ〜!
板さんがお出ましになりました。 無精髭を生やし、60歳くらいでしょうか? ベテランっぽい風格。
この板さん、モンゴルで働いていたそうで、内陸には慣れている。それでおよびがかかったようです。 オーナーは日本人で、だけど、いつもタジキスタンにいるわけではないのだそうです。
なんだか私は24年前にタイムスリップしたような感覚に襲われました。
やっぱり寿司屋さんはカウンターに座って、板さんとお話ししながら食べるのが一番。
私のオーダーした握り盛り合わせは、ずけにしたお魚(なんだか種類がわからなかった、だけど、マグロの代わりだと思うもの)、サーモンが2種類、エビ、いくら、それとマグロっぽいお魚の巻物が1本。 全部美味しかったです。 特に感動したのは海苔が美味しいったら!
お米は板さんががリサーチして、現地のお米を3種類混ぜて使っているとこのこと、ちょっと長いタイプのお米でした。 これだけはちょっと疑問、私としては。 家で食べている私のお米のほうがお寿司には向いているような気がしたのだけど、原価の関係なのかな?
お味噌汁の代わりに、お吸い物をだしてくれたのはなんだか驚き。 寿司屋さんでお吸い物って初めてだ〜! これも良いアイディアだよね。 だしがよく出ていて、美味しかった。
カウンターの横には個室があって、そこはなんとカラオケになっていました。 時々、蒸気した日本人の若者が急須を抱えてカラオケ室から出てくるところを見ると、どうやら日本人グループのようです。 板さんが曰く、今日は建設関係の人たちのカラオケだよ! そうなんだ。
なんだかタジキスタンにいることを忘れてしまいそうな夜でした。
帰り道、ジムが言いました。 『君、あと2ヶ月くらい、あそこでウェイター、ウェイトレスのトレーニング係として働いたらどう?』
確かにそれは私も思いましたよ、だって、板さん1人で大奮闘しているようだから・・・・。
24年前、蝶ネクタイをつけて、寿司バーのグランドマネージャーをしていた頃の私は31歳。
青春まっただなかでした。
またきま〜〜す!
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