Wednesday, October 13, 2010

ソルトレークシティーの空港にて

10月13日、バケーション続行中。 朝6時の飛行機でサンフランシスコを後にした。 次の目的地は日本である! 今、ユタ州のソルトレークシティー空港で次の成田行きの飛行機の搭乗を待っている最中。 約4時間の待ち時間だがこの空港はターミナル内、インターネットが無料! 電源も見つけたし、ジムと2人インターネットで時間つぶしができる。 何でサンフランシスコからソルトレークシティーを経由して日本へいかなくては行けないかと言えば、ジムが溜まっていたマイレージで日本行きのチケットを購入したからだ。 もちろん直行便があるのだが、直行便でないチケットはマイル数が少なくて済む。 それで早朝6時出発、ソルトレークシティー経由になってしまったのだ。 ま〜急ぐ旅でもないのだから、これもまた良し!

アメリカには11泊しかできなかったのだが、食べ続けた私たち、もう私の胃袋は ”勘弁してくれ!” と言っている。 昨日はジムに黙ってランチタイムに寿司屋に飛び込んだ程醤油の味に飢えている。こってりしとてんこ盛りのアメリカンフードはもうノーサンキューだ・・・・。 私はね・・・・。
夕べはステップサンと3人でメキシカンレストランに行った。 美味しい! でもどう頑張っても食べきれない程の量で残ったものは全て息子に持って帰ってもらった。

ひさしぶりのアメリカで感じたことは、”飽食の国” アメリカ。 3年前まではなかったスターバックス系の冷たくてあま〜〜い飲み物が今やマクドナルドやバーガーキングでも売られていたのには驚いた。 どこの店でも生クリームたっぷりのフラップ系でがっちりと若い客層を掴んでいるようだ。私の好きだったグリーンティーフラプチーノはもう古いのかな?

とにかくこの国で体重を増やさずに生きて行くのは生易しいことではない。 ましてや車社会だし。 アメリカっぽくショートパンツにサングラス、音楽を聴きながらかっこ良くジョギングする女性を多く見るがそれもお国柄だ。 アフリカでは考えられない光景。食べたら運動。この均衡を崩したら最後、雪だるまのように体重が増えて行くだろう。  この国の悪いところはお店に行けば、いくらでも大きいサイズの服が買えることだ。 ジムもしかり。3年前までは36インチのジーンズを履いていたのに今年の1月にバケーションで戻った時は38インチを買った。 今回はビジネス用パンツ、38インチでは履き心地が悪いといって40インチのパンツを買ったもよう。 あ〜〜〜〜・・・・・。 どんどん育っていく旦那。


しかし驚いたことにジムの内科のチェックアップ、尿検査、血液検査、全て健康! という結果が出た。 これは嬉しいがちょっと危険である。 本人気を良くして翌朝からベーコンエッグを・・・・。 すこしくらい危険信号をださなくては今の状態では育ち過ぎてしまいそうだ。

あちゃ〜今、退屈しだしたジムがターミナル内で ”シナボン” を発見したもよう。 シナボンとはアメリカ人大好きのシナモンフレーバーのペストリーで上にたっぷりとお砂糖がのっているハイカロリーのおやつ。 ”朋も食べたい? 半分ツする?” と聞きにきたよ。

はいはい、この先1年アメリカにはもどってこないのだから、今日が最後。 好きなもの食べて下さい!
でも帰ったらうんと運動しないとね! 

ジムと一緒に食べ続ける私も相当、危険だ。 昨日、コンテナーから引っ張り出してみたサマードレス、着てみたらファスナーが上がらなかったのだ。 ショック。 昔は大き過ぎてダボダボしてたのに。
私はあえてこのドレスを荷物に詰め込みましたよ。 自分への見せしめの為にです。

大好きなドレスだし、これをまた、着る日の為に帰ったら運動をすることをここで誓います! はい。帰ったら・・・というところにまだ、日本についたら食べまくるぞ! という気持ちが見え隠れしてるよね?


ジムが隣で言い訳してます。 ”3年に一度しか食べないよ、シナボンは・・・” だってさ。
本当かな


Saturday, October 9, 2010

リスと私、どっちが食いしん坊?



今日はサンタクララまで行って以前一緒に働いていたNECの同僚とランチをした。 私も含めて7名も集まってくれたのだがら嬉しい。 その中の2名は既にリタイアしている。 他のメンバーは現役だ。私が働いていた頃のNECはもうこの町には存在しない。 この春に大きな合併があって、会社の名前も変わり生まれ変わった。 だからオフィスを訪問するのはちと、気が引ける。 ランチタイムに友達を呼び出してチーズケーキファクトリーでランチをする事にした。

合併し、世界第3位の半導体会社を目指す会社に生まれ変わったNECだが、合併の際、私の元ボスがCFO(チーフファインナンシャルオフィサー)に昇進したそうだ。凄いことだ。 私がもし勤めを続けていたらCFOのセクレタリーになっていた可能性もあった訳だ。が、集まってくれた仲間達が ”CFOのセクレタリーより、ず〜〜っとエキサイティングなライフを送っているじゃない!” と口を揃えて言ってくれた。 
そう言われてみたらそうかもしれない。 合併の際にCFOのセクレタリーとしては力不足! と判断されてがっかりした結果をみていた可能性も十分あった訳だし、退社したのはちょうど良い潮時だったのだ。

あ! 今、窓の外からリスが家の中をのぞきにきた! カメラ〜〜! 
あれ、ドングリを2つも頬張ってる! 食いしん坊なリスだね〜。 
人(リス)のこと言えないか?


Tuesday, October 5, 2010

続 • バケーション 


食料の買い出しにスーパーに繰り出した私とジム。 あれも、これも・・・・と目移りして、今晩何を食べたいのか?まったく決められない。 わ〜〜、きゃ〜、おいしそ〜〜。 チーズだけでも4種類も買い込む。  本来ならどれか1つを選ぶはずだが、こういう状況では ジムはジムで、私は私で食べたいものをお互いに譲らずに選ぶので数が増えてしまうのだ。しかし最後は2人の話し合いででチキンの丸焼(ローストチキン)を選んで買った。 チキンはちょっと太りすぎじゃないの? と思うほどお肉がついていて、アフリカのチキンの2倍くらいありそうだ。 サラダ用の葉っぱ類なんて直ぐに食べられる状態になっているわけで、マラウイの洗っても洗っても泥がとれないレタスと比べて、なんとありがたいことか! そして念願のフランスパン。 これが食べたかったのよ! Gayles のフランスパン。 私は時差ぼけで早朝から目が醒めてしまうので、車で5分走ったところのGayles まで焼きたてのフランスパンを買いに行った。 あ〜〜幸せ。

翌日はランチにBBQレストラン。 ここでポークリブとローストビーフを! 
チキン、ポーク、ビーフを制覇したわけで、最後に目指すは寿司!

昨晩はステップサンを交えて寿司バーに繰り出した。 天ぷらとスペシャルロールをオーダーした私、大満足。 日本の寿司や天ぷらとはちょっと違うのだが、これはこれで美味しい。

私達が今滞在しているキャピトラはサーフィンのメッカで肌寒いのにサーファーが結構来ている。バケーションにもってこいのロケーションなのだ。 本当の家は他の人に貸しているので、カリフォルニアに戻っても自分たちが滞在する場所がない。 それで家から車で30分ほどの距離にバケーションハウスを借りている。 この町も地元と言っていいだろう。 こんな良いところに住んでいたんだな〜っと、なんだか感慨深い。 

1年分の必需品を買い込むのも80%は済んだと思う。 だいたいオンラインで既に購入済みでそれを点検したり、返品したり・・・・。 ドラッグストアーで1年分の薬を買い込んだり。 私はお気に入りのお店に足を運び、ジーンズやらクリスマス用のプレゼントやらを買い込んだ。 しっかしどんどん荷物が重くなっていくばかりで、これから日本へ行く訳だから万が一なくなってもいいものは小包で送らないと・・・・・。

今日は嫌がるジムをなんとか買い物に連れ出して、ジムのドレスシューズを買わせたいと思う。 これが結構難しいのだ。嫌がるの。 でもスニーカー以外にちゃんとした靴がないのだから絶対に買わせないと。 頑張るぞ〜。

あ、今庭を何かが横切ったと思いきや、リスだ! この家の庭にはリンゴ、なし等がたわわになっていて、花もきれいにさいている。 そんな庭にリスが出没するんだ。 いいわ〜、リザードじゃなくってリス。 カリフォルニアだわ。

写真は滞在している家の庭とそこから徒歩10分でいけるプライベートビーチ、そしてランチを食べたキャピトラビレッジ。 プライベートビーチはヌ−ディーストビーチでもあるんだよ! この日は女性が1人日光浴をしてました私たち? 寒いから脱ぎませんでした。




Sunday, October 3, 2010

バケーションがスタート

10月2日、土曜日。 私達の2010年のバケーションがスタートした。 リロングウェの空港から3本の飛行機で合計23時間のフライト。 目的地であるカリフォルニアは遠い。 
チェックインしたラゲージ4つはリロングウェ空港で預けてからアメリカ、アトランタまではそのまま行く予定だった。
が、アトランタの空港で荷物を収集したが4つのうち2つは出て来なかった。 最終目的地がサンフランシスコなのでそこまで先に行ってしまったのか?

南アフリカのヨハネスバーグで私とジムは空港で5時間以上フライトを待たなくてはいけないスケジュールだった。 ところが、リロングウェ空港で一緒になったアメリカ人男性がヨハネスバーグでメンバーオンリーのラウンジに私たちをゲストとして招待してくれた。
ヒャホ〜〜〜、こんな所で皆、こんなにくつろいじゃって・・・。 一般ピープルである私とジムは目を丸くした。 ラウンジには無料の食べ物、飲み物、読み物がこれでもか、と用意されていて、座り心地の良い椅子にくつろぎながらインターネットをしたり仮眠をとったり、5時間の待ち時間が嘘のように快適な時間になりあっと言う間に過ぎていった。 ありがとう。

そのあとの16時間のフライトは満席状態でジムと私はお互いの席が見えないほど遠くに座るはめになって、窮屈な思いをした。 16時間。 私は片頭痛が起らない様にするために4時間おきに痛み止めを飲み続け、なんとか乗り切った。アトランタについた時はもうヨレヨレ。おまけに荷物は行方不明だし・・・。

一番心配したのがアメリカでの入国審査だ。 私はアメリカ市民ではないので、グリーンカード保持者としては長い事アメリカを離れるのはまずいのである。 イミグレーションのウェブには12ヶ月以上アメリカ国外に居た場合、入国審査のその場でグリーンカード没収ということもあると書いてある。 12ヶ月を過ぎていないのだがら大丈夫だと大手を降ってチャドから帰った時はシアトルの空港でこってりと絞られた。 7ヶ月だけだったのに・・・・。 こういう場合、別室に連れていかれて、威圧的にお説教される。 反論でもしようものなら事態は悪化。私はそのとき、厳重注意、次回からは再入国許可証という厄介な証明書を申請してからアメリカを出国するように、と念を押された。

どう考えてもおかしいのだ。 イミグレーションは1年以内は許可証なしでオッケーだと断言しているにも関わらず、運が悪いと空港の入国審査官が待ってましたとばかりに意地悪してくる。 1年を超えていないのにだ。

今回のアトランタ空港での入国審査、どうして8ヶ月も海外に居たのか? という質問に”USAID(アメリカ政府) のプロジェクトをマラウイでやっています” というジムの答えが全ての厄介を排除してくれた。 ”USAID” とはマジックワードだ。 黄門様の印籠のようなものだ。 アメリカ政府関係の仕事についている者のワイフは問答無用。 問題なし。 正確に言うとジムはアメリカ政府のコントラクターではないが、政府がスポンサーになっているプロジェクトを実行している責任者ということになる。 詳しく説明は問われなかったからそこまで説明しなかったが・・・・。アメリカってこういうことが多い。 嘘はとにかくいけない。 絶対に駄目。ばれた時には罰せられる。私としては凄くドキドキしたのだが、”USAID のプロジェクトをマラウイでやっています” この文章に何も嘘はないわけなのでジムのアメリカ人的対応に感謝!

ひろ〜〜いアトランタの空港でゲートある階まで出た私たちはフードコートの充実さに目が点になった。 all you want to eat!  なんでも好きなものが食べられる。アメリカンサイズのソーダのカップ。”あ〜〜アメリカに戻って来たね!” という実感が湧いた。空港内の人達も大きいったら!

サンフランシスコではジムの息子がピックアップトラックで迎えに来てくれた。 先ずはアロマスのランチ(畑)に行き、コンテナーの中に収まっていたスバルにエンジンをかけた。 問題なし! 何度もこういう作業をしていると、だんだんと手順も良くなってくる。 今回はカリフォルニアに到着する前に自家用車の保険やレジストレーション手続きをオンラインで済ませたていた。 これで半日長い列に並ばずに済んだ。

キャピトラという海沿いの町にバケーションハウスを借りている。 たった11日なんだけど。 思ったより寒い。長袖が必要なほどひんやりしている。 

さ〜〜〜スーパーに食料の買い出しに行こう!

行方不明だったスーツケース2つは2日後の早朝に玄関先に配達されていた。